2011年03月19日
福島原発 最悪、80キロ以上放射能飛散も プールの水なくなれば
最悪、80キロ以上放射能飛散も プールの水なくなれば
【ワシントン共同】18日付の米紙USAトゥデーは、福島第1原発の使用済み核燃料プールの水がなくなった場合、燃料が炎を出して燃え、極めて強い放射性物質が80キロ以上遠方まで拡散する恐れがあると報じた。
同紙は原発事故に詳しい専門家らの話として、今後起こると考えられる三つのシナリオを紹介した。
最悪の場合は、まずプールの水がなくなり、燃料が発火。使用済み核燃料や原子炉から漏れ出した極めて強い放射性物質が、炎によって空高く舞い上がった後、風に乗って遠方まで飛散し、雨や雪と共に人口が多い地域に降る恐れがあるという。
同紙にコメントした物理学者ケネス・バーガロン博士は「こうしたことが起きる可能性は低いが、除外はできない」と話した。
もう一つは、プールへの水の注入が十分にできない場合で、この場合は、原発から半径16キロの範囲が放射性物質で汚染される。
事故処理が最もうまくいった場合は、プールに再び水が満たされた後、電源が回復し、冷却装置が再起動する。この場合、周辺住民の健康に影響が出るとは考えにくいという。
【ワシントン共同】18日付の米紙USAトゥデーは、福島第1原発の使用済み核燃料プールの水がなくなった場合、燃料が炎を出して燃え、極めて強い放射性物質が80キロ以上遠方まで拡散する恐れがあると報じた。
同紙は原発事故に詳しい専門家らの話として、今後起こると考えられる三つのシナリオを紹介した。
最悪の場合は、まずプールの水がなくなり、燃料が発火。使用済み核燃料や原子炉から漏れ出した極めて強い放射性物質が、炎によって空高く舞い上がった後、風に乗って遠方まで飛散し、雨や雪と共に人口が多い地域に降る恐れがあるという。
同紙にコメントした物理学者ケネス・バーガロン博士は「こうしたことが起きる可能性は低いが、除外はできない」と話した。
もう一つは、プールへの水の注入が十分にできない場合で、この場合は、原発から半径16キロの範囲が放射性物質で汚染される。
事故処理が最もうまくいった場合は、プールに再び水が満たされた後、電源が回復し、冷却装置が再起動する。この場合、周辺住民の健康に影響が出るとは考えにくいという。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image