桑原通夫です。
マイクロソフトが時価総額で
世界一を奪還したそうです。
第2位はアップル・・
第3位はエヌビディア・・
という事ですが、
時価総額とは・・
その企業価値や企業規模を
示すもので、
普通は株価×発行済み株式数・・
で計算します。
1位のマイクロソフト社と
2位のアップル社を比べた場合・・
次のような特徴があります。
マイクロソフト → 開放的
アップル → 閉鎖的・・
マイクロソフトは、開放的で
需要を優先していますので
標準的商品を作っています。
↓
シェアの拡大こそが重要である・・
という考え方です。
↓
マイクロソフトのWindowsは
マック以外であれば
どのパソコンでも使えます。
それに対してアップルは閉鎖的で
アップル社のソフト・・マックOSは
Macでしか使えないようになっています。
↓
性能を最優先していて、
アッと驚くような革新的な商品・・
完全で完璧な製品を目指しています。
↓
だから、買った人が自分で
使いやすく手を加えるようなものは
つくらない・・
↓
素人が触っていじれるような
コンピューターではなく
完全で完璧なPCを目指しています。
↓
もし、MacのOSを使うならば
他社のPCで使ってほしくない・・
という考え方です。
結果としてアップル製品は
高価格で利益率も高く
なっていました。
そしてここに来て、生成系AIの
登場で、マイクルソフトが息を吹き返し
1位を奪還した・・という事です。
24年は生成AIの社会実装が本格的に
始まります・・
これに伴い生成AI市場は今後
増々拡大すると思われます。
米大手コンサルティング会社の
米ボストン・コンサルティング・グループ
の予想では・・
金融からヘルスケア、メディアまで
幅広い業界で生成AIの利用が進み、
24年に世界の生成AI市場が
前年比約2倍の350億ドル(約5兆2500億円)
に達するだろう・・という事です。
そして巨大テック企業である
Googleやmeta、Amazonも
生成AIを様々なサービスに組み込む・・
そのためにマイクロソフトと
業務提携をしているようです。
マイクロソフトは既に
オープンAIが開発した最先端の生成AIを
主力商品のオフィスツール・・
(マイクロソフト365)に組み込んでいる・・
ということです。
暫くはマイクロソフトが世界ナンバーワン企業
ということになりそうですね。
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