桑原通夫です。
三菱UFJが好決算・・
第三四半期時点で、1.3兆円の利益・・
という決算内容でした。
つまり、9ヵ月で1.3兆円稼いだ・・
という事になります。
その原因はというと・・
物価上昇により、日銀が
金利を上げたこと・・です。
2020年の金利は7月で0.5%でした。
それが3年3か月後の2023年10月
の金利は4.9%に上昇。
3年間で約10倍になったからです。
という事で、三菱UFJに限らず、
メガバンクが今、好調なのは
金利の上昇によるもの・・です。
では・・何故物価が上がったのか・・
という事ですが、それはコロナ禍が
主な原因でした。
この3年3ヵ月間は・・
コロナ禍により、製造減少が起き、
供給も大幅に減少しました。
↓
それが物価の上昇を招くことになった。
↓
日銀が金利を上げて物価抑制を図った
と言うわけです。
銀行の金利とは製造業で言えば
仕入れ原価の上昇と同じようなもの。
↓
金利上昇(仕入れ原価上昇)
↓
貸出金利の引き上げ(販売単価上昇)
という事なのです。
物価上昇を抑えるために
日銀が金利を上げたことで
売上高が上がった・・
↓
販管費は同じ
↓
利益が増えた・・
という事です。
銀行はお金を仕入れてお金を販売
している様なものですから
仕入れ原価の上昇により販売価格も
上がった・・という事です。
しかし・・確かに銀行の売り上げは
上昇しましたが、変動費も増えました。
↓
だから利益もそう変わらないはず・・
なのですが、三菱UFJの場合は
↓
固定費が変わらなかったため
その分、利益が伸びた‥
という結果のようです。
しかし‥コロナ禍は
特異な現象だったわけで
今後も度々起こることではありません。
時代と共に生産性が向上すれば
企業にもお金が余ってくる・・
という事で
金利も下がってくるのが
当たり前なのです。
という事で、長期的目線で見た場合
金利は下がるのが普通なのです。
という事でメガバンクを含め
銀行は今後共、利益を確保するには
AIの活用などで、
経営の合理化を図っていくことです。
三菱UFJの24年第3四半期の
決算は・・金利の大幅上昇に
よるところが大きかったわけですが、
銀行の今後は楽観できない
状況です。
というのは、本来金利は
合理化が進むにつれ、
企業も家庭も金余りになる。
↓
お金の需要が減る‥という事は
銀行からお金を借りる必要がなくなる・・
↓
借り手が無ければ‥当然、金利は
下げざるを得ない
↓
長期で見れば金利は下がるのが
当たり前だからです。
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