桑原通夫です。
世界各国の中央銀行が
金の保有を増やしている・・
ということです。
国債調査機関によると
1960年代以降で
最高の金購入量だそうです。
国債調査機関・・WGCによると
6月の純購入量は55トンだった・・
と言いう事で4カ月ぶりに買い越しとなった。
金は発行体が存在しないので
政府信認危機(ソブリンリスク)が
低いため・・無国籍通貨とも呼ばれています。
そのため,新興国では外貨準備として
金を増やす傾向にある・・そうです。
中でも特に中国での増加が目立った・・
中国は公表を開始した22年11月以降、
8ヵ月連続で金保有量を増やしている・・
ということです。
その他にも、どの中央銀行が買ったか・・
分からない購入量も膨らんでおり、
様々な憶測が市場で飛び交っている・・
という事です。
ウクライナ侵攻で金融制裁をうけた
ロシアの例から・・
各国でも金購入に走っていて
特に中国が、脱ドルの動きを見せて
いるようです。」
金の国際的調査機関・WGCの
調べでは、
通年で1,136トンとデータを遡れる
1950年来で最大となった・・
特に2022年下半期に急増し、
862トンもの増加となった・・
しかも現時点で購入国が
不明となっている・・
国際通貨基金(IMF)への
届け出で注目されているのが
中国人民銀行だ・・
2022年末に、
11月中の金準備が32トン増加した・・
その後も・・12月も30トン増・・
そして2023年1月には14トン増加・・
と発表した・・
これで中国人民銀行の金保有量は、
2024トンで2019年から
76トンも増加したことになります。
その一方で
中国が保有する米国債は
前年比20%減の
8670億ドルになっています・・
つまり、中国では
米国債→ゴールドへの
動きがみられるという事です。
ロシアのウクライナ侵攻以来、
米国債よりも金を保有したほうが
安全だ・・と言う動きが
世界各国で見られる‥という事です。
そして中国の金需要は・・
古くから歴史があり、
孫が生れたら禁制品を送る・・
あるいは人生の節目には
自分へのご褒美として
禁制品を買う・・という
習慣があるそうです。
それに加えて
中国の外貨準備高は
世界一と言われており
3兆ドル以上を持っています。
外貨準備高で2位は日本ですが
中国の半分以下で・・
1兆2700億ドルです。
米中対立以降・・
中国側からすれば、
大事な資産を米国通貨で
保有するよりは
金で保有したほうが安全・・と
考えているという事です。
それこそが無国籍通貨と
呼ばれる金の強みでもあります。
そのため中国では金を売る事よりも
保有する事に重きを置いています。
売買を繰り返すために保有する
投資家とは
発想自体が全く違います。
中国は‥買いっぱなしをしているので
金が市場に出回る量が
必然、少なくなります。
結果的に・・金の価格水準が高騰・・
中国の資産価値も高まる・・
という事です。
対米貿易戦争が悪化する中
中国政府は今後益々
ドル離れ・・金保有に走る・・
そして中国は金市場では
世界の中心国に
なって行く‥という事です。
さて・・その金価格ですが
2023年の小売り価格は、
1グラム=1万475円でした。
その後、」今年に入っても
じりじりと値上がりが続いています。
いまは1g=1万700円前後と
なっています。
中国だけでなく世界的な動きとして
ドル離れが起き始めている・・
その結果として金が買われ、
金価格の上昇につながっている・・
という事のようです。
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