TV番組「エチカの鏡」でご存じの方も大勢いると思いますが、「すべての子供は天才である!」という考えを元に「人間の基礎作り」に全力疾走している教育者 保育園園長 横峯吉文園長が注目されています。
独自のノウハウで、教育法を確立した、横峯吉文さんは、プロゴルファーの横峯さくらさんの伯父さんでもあります。
保育園もキャンセル待ちの状態で、その教育方針は、全国140か所で採用されています。
今回、道場が掲載されたJKFanという雑誌でも特集が組まれています。
ご覧になりましたか?
当道場も、空手だけじゃなく、体操にも力を入れ、逆立ちやブリッジなど、道場開設当時から同じようなことを行っていますが、足元にもおよびません・・・・。
私も常々、「みんなダイヤの原石なんだよ!磨けばダイヤになるんだ!ただの石ころになってしまうぞ!」と生徒に言い聞かせています。
皆さんにこれを見ていただき、子供たちに、ご家庭でも子供達にスイッチをいれていただき、参考にしていただきたいと思います。
YOKOMINE式の基本理念
「すべての子供が天才である」ということを大前提とし、核となる考えは、
「できることは、おもしろい」
「おもしろいから練習する」
「練習すると上手になる」
「上手になると楽しい」
そして、「次に段階に行きたくなる」
この繰り返しで、次々と上の段階に進み、ついには一流に育つ。
すべては1から始まり、毎日の積み上げで、10年で誰も一流になれる。という考えです。
4つのスイッチ
1.子供は競争したがる
2.子供は真似したがる
3.子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる
4.子供は認められたがる
これを参考に、ご家庭でも「真似ること」の大事さを認識し、生かしてください。
空手も真似ることがとても大事です。
覚えようとしていない子は、何も覚えられません。
指導者、上級生の動きや、行動を真似てもらい、出来るようになりたいという気持ちをドンドン大きくしていきたいと思います。このスイッチが入れば、ドンドン自分で上手になるのです。
私も、より良い指導を模索し、根気よく生徒と接し、道場や空手でスイッチが入り、子育てのお手伝いができればと思っております。
合宿の映像を見て、泣いてしまいました。
涙もろくなったな・・・歳かな・・・笑
合宿がしたくなってきました!
是非来年は!
2009年10月31日
横峯式 英才教育(YOKOMINE式 教育法)
posted by 飛田 暁(トビタ サトル) at 20:56| 教育
2009年07月09日
今と昔
人間は進化しています。
文化・科学・知能・体格(身長・体重)・・・・。
今の尺度で測れば、進化しているといえるだろう。
オリンピックや競技の記録は、どんどん更新され、新しい技術やトレーニングも発見されています。
これに反して、子供達の体力テスト・測定の数値がどんどん下がっています。
日本だけの事?かは、情報不足ですが、体力テストの全国平均が、どの種目でも下降傾向にあります。
そこそこ運動が出来る人が減っている。二極化に歯止めがかかりません。
スポーツをやっている子と、まったくやらない子のどちらかになっているのです。
ソフトボール投げを例にとると、少年野球を経験している子は、平均以上の記録をだし、それ以外の子は、公園での野球を経験していないので、まったく投げることができません。
遊びがなくなっている現在、習い事で経験しないと、何も出来ないようになってしまっている・・。
野山を駆け回り、鬼ごっこ、高鬼、けいどろ、縄跳び、相撲、サッカー、野球、自転車での遠乗り、学校帰りの、じゃんけんしての鞄持ち・・、などいろんな経験をしてきた大人達に比べ、ダイナミックに体を使うことが出来なくなっています。
子供達を指導していて、空手や技術の前に、立つ事、歩くこと、姿勢の悪さなど、持っているものの違いに驚き、遊びの重要性をひしひしと感じます。
文化・科学・知能・体格(身長・体重)・・・・。
今の尺度で測れば、進化しているといえるだろう。
オリンピックや競技の記録は、どんどん更新され、新しい技術やトレーニングも発見されています。
これに反して、子供達の体力テスト・測定の数値がどんどん下がっています。
日本だけの事?かは、情報不足ですが、体力テストの全国平均が、どの種目でも下降傾向にあります。
そこそこ運動が出来る人が減っている。二極化に歯止めがかかりません。
スポーツをやっている子と、まったくやらない子のどちらかになっているのです。
ソフトボール投げを例にとると、少年野球を経験している子は、平均以上の記録をだし、それ以外の子は、公園での野球を経験していないので、まったく投げることができません。
遊びがなくなっている現在、習い事で経験しないと、何も出来ないようになってしまっている・・。
野山を駆け回り、鬼ごっこ、高鬼、けいどろ、縄跳び、相撲、サッカー、野球、自転車での遠乗り、学校帰りの、じゃんけんしての鞄持ち・・、などいろんな経験をしてきた大人達に比べ、ダイナミックに体を使うことが出来なくなっています。
子供達を指導していて、空手や技術の前に、立つ事、歩くこと、姿勢の悪さなど、持っているものの違いに驚き、遊びの重要性をひしひしと感じます。
posted by 飛田 暁(トビタ サトル) at 13:15| 教育
2009年06月21日
競技から学ぶこと
本日、高校のインターハイ予選が行われました。
午前中だけ顔を出し、仕事に戻り、午後は道場の指導をしていました。
練習後、携帯を見ると、佐藤先生からメールがあり、ショックを受けていました。
関東大会での活躍が、先週のことであり、結果を素直に受け止められない自分がいました。
自分の高校時代の大きなトラウマがよみがえり、切ない気持ちでいっぱいになり、佐藤先生にも返事を返していません・・すみません!
私がコーチしている高校は、決勝で敗北しインターハイに団体では行けません。
個人組手と個人型での参加になります。
インターハイは、野球で言えば「夏の甲子園!」です、3年生の集大成!とても重要な試合でした。
団体でのインターハイ参加は、これから夏に向けて、モチベーションを維持する大事な要素になります。部の雰囲気が大幅に変わります。
3年生は、意識を切り替え、個人で参加する選手のサポート!2年生への引継ぎ!自分の進路の選択!など、勝利、競技、試合だけの思考だけではなく、他の活動へも割合を増やすようになります。
3年間を充実したものにする為にも、気を落とさず頑張ってもらいたい!後輩達も見ているぞ!
競技、試合でもいいのですが、何のために行うのか?
勝つことで得ること、嬉しさ!充実感!達成感!など、やってきたことが間違いではなかったと、とても満足した気持ちになるでしょう。
負けたことで、得ることも勝つこと以上に大きく、今の気持ちを忘れずに更なる飛躍の為に、忘れてはいけない。
先生、監督、父兄、OB,OG、関係者のサポートがあり、今の自分があるのです。
私も、選抜団体型、団体組手3位、関東大会 団体組手優勝ときて、インターハイ県予選で敗退という悔しい思いを経験しています。
あえて書かせていただきますが、私が高校生3年生のとき、先にも書きましたが、とても良い実績を残し、各雑誌に、選抜1位、2位の目黒、世田谷を倒しての関東優勝を新聞、雑誌に取り上げていただき、インターハイでの活躍を各方面で期待されていました。
その当時の茨城県は、水城、江戸川学園取手の2高で凌ぎを削っていました。
ライバルでありますが、良い関係で、2校での合同合宿など行い、意識し合い全国を目標に頑張っていました。全国での一勝より、茨城を制する事のほうが難しいのです。
私が3年になる4月、江戸川を指導していた、〇〇先生が、土浦日大に移動(赴任)になり、江戸川には3年生しかいません。
赴任は決まっていたようで、土浦日大に2年生、1年生と集めて準備している所でした。
茨城インターハイ予選決勝!
駒を進めたのは、水城と江戸川学園取手。
どちらが勝ってもおかしくないメンバーでの試合です。
事実、江戸川にメンバーは、色川(元ナショナルチーム)菅谷(日大)可部(農大)金高(近代)渡部(近代)とその後、各大学で活躍するそうそうたるメンバーでした。
かなりのモチベーション!で挑んだ決勝で、整列すると、主審が〇妻先生ではないか!
会場はブーイング!
その空気を気にする〇〇先生ではないが・・・。
へんな空気が会場を包んでいたのを、今でも覚えています。というか、忘れるわけありません・・。
2−2での大将戦。水城が敗退し、私達の夏が終わりました。
その後、この試合が物議を呼び、ビデオが高体連に送られ、〇〇先生は、1年間の審判停止の処分が下りたと聞きました。
が、私達の夏は帰ってきません。
今でも空手を続けているのは、この経験があったからかもしれません・・・。
後日、世田谷学園の先輩が、「審判のせいにはしては成長がないし、審判に左右される実力しかなかったことを、恥じるべきだ!圧倒的な差を見せ付けることができなかったのだから」
とアドバイスしてくれました。
その通りで、言葉も出ませんでした。江戸川のが強かったのです。
結果を素直に受け止められず、周りの人たちに、右へ習えで批判し、気持ちの矛先を変えていたのかもしれません。
当時、世田谷も、「最強!目黒」というイメージを払いのける活躍を求められ、悔しい思いを沢山し、現在の「世田谷」の地位を確立してきました。
試合や競技は、自分の現在のレベル、自分の居場所を確認する物差しであり、すべてではありません。
結果から何を学び、次のステップ・成長の為に、どう生かしていくかが重要であり、その後、どう過ごすかが大事だと思います。
あそこまで勝負に徹すことができる〇〇先生だから、世界チャンプを多く排出できるのかもしれません。勝負の世界では、そこまでの気持ちを持たなくてはいけないのかもしれません。
自分も現在審判をしているので、公平なジャッジは当たり前ですし、誰と誰が戦う!と考えず、技を見るように徹しています。出来るだけ自分の関係者の試合は辞退して審判を行っています。
レフリーカウンセルの先生には、良い見本を見せていただきました。笑
今回、いろいろ書きましたが、批判の為に書いたのではありません。
ライバル、壁は大きなほうが、やりがいがあります。
試合・競技の後の過ごし方を、後輩が見ています。
君達が残したものは、とても大きなものでした。
みんなの今後を、期待していますし、応援しています。
お疲れ様でした。
午前中だけ顔を出し、仕事に戻り、午後は道場の指導をしていました。
練習後、携帯を見ると、佐藤先生からメールがあり、ショックを受けていました。
関東大会での活躍が、先週のことであり、結果を素直に受け止められない自分がいました。
自分の高校時代の大きなトラウマがよみがえり、切ない気持ちでいっぱいになり、佐藤先生にも返事を返していません・・すみません!
私がコーチしている高校は、決勝で敗北しインターハイに団体では行けません。
個人組手と個人型での参加になります。
インターハイは、野球で言えば「夏の甲子園!」です、3年生の集大成!とても重要な試合でした。
団体でのインターハイ参加は、これから夏に向けて、モチベーションを維持する大事な要素になります。部の雰囲気が大幅に変わります。
3年生は、意識を切り替え、個人で参加する選手のサポート!2年生への引継ぎ!自分の進路の選択!など、勝利、競技、試合だけの思考だけではなく、他の活動へも割合を増やすようになります。
3年間を充実したものにする為にも、気を落とさず頑張ってもらいたい!後輩達も見ているぞ!
競技、試合でもいいのですが、何のために行うのか?
勝つことで得ること、嬉しさ!充実感!達成感!など、やってきたことが間違いではなかったと、とても満足した気持ちになるでしょう。
負けたことで、得ることも勝つこと以上に大きく、今の気持ちを忘れずに更なる飛躍の為に、忘れてはいけない。
先生、監督、父兄、OB,OG、関係者のサポートがあり、今の自分があるのです。
私も、選抜団体型、団体組手3位、関東大会 団体組手優勝ときて、インターハイ県予選で敗退という悔しい思いを経験しています。
あえて書かせていただきますが、私が高校生3年生のとき、先にも書きましたが、とても良い実績を残し、各雑誌に、選抜1位、2位の目黒、世田谷を倒しての関東優勝を新聞、雑誌に取り上げていただき、インターハイでの活躍を各方面で期待されていました。
その当時の茨城県は、水城、江戸川学園取手の2高で凌ぎを削っていました。
ライバルでありますが、良い関係で、2校での合同合宿など行い、意識し合い全国を目標に頑張っていました。全国での一勝より、茨城を制する事のほうが難しいのです。
私が3年になる4月、江戸川を指導していた、〇〇先生が、土浦日大に移動(赴任)になり、江戸川には3年生しかいません。
赴任は決まっていたようで、土浦日大に2年生、1年生と集めて準備している所でした。
茨城インターハイ予選決勝!
駒を進めたのは、水城と江戸川学園取手。
どちらが勝ってもおかしくないメンバーでの試合です。
事実、江戸川にメンバーは、色川(元ナショナルチーム)菅谷(日大)可部(農大)金高(近代)渡部(近代)とその後、各大学で活躍するそうそうたるメンバーでした。
かなりのモチベーション!で挑んだ決勝で、整列すると、主審が〇妻先生ではないか!
会場はブーイング!
その空気を気にする〇〇先生ではないが・・・。
へんな空気が会場を包んでいたのを、今でも覚えています。というか、忘れるわけありません・・。
2−2での大将戦。水城が敗退し、私達の夏が終わりました。
その後、この試合が物議を呼び、ビデオが高体連に送られ、〇〇先生は、1年間の審判停止の処分が下りたと聞きました。
が、私達の夏は帰ってきません。
今でも空手を続けているのは、この経験があったからかもしれません・・・。
後日、世田谷学園の先輩が、「審判のせいにはしては成長がないし、審判に左右される実力しかなかったことを、恥じるべきだ!圧倒的な差を見せ付けることができなかったのだから」
とアドバイスしてくれました。
その通りで、言葉も出ませんでした。江戸川のが強かったのです。
結果を素直に受け止められず、周りの人たちに、右へ習えで批判し、気持ちの矛先を変えていたのかもしれません。
当時、世田谷も、「最強!目黒」というイメージを払いのける活躍を求められ、悔しい思いを沢山し、現在の「世田谷」の地位を確立してきました。
試合や競技は、自分の現在のレベル、自分の居場所を確認する物差しであり、すべてではありません。
結果から何を学び、次のステップ・成長の為に、どう生かしていくかが重要であり、その後、どう過ごすかが大事だと思います。
あそこまで勝負に徹すことができる〇〇先生だから、世界チャンプを多く排出できるのかもしれません。勝負の世界では、そこまでの気持ちを持たなくてはいけないのかもしれません。
自分も現在審判をしているので、公平なジャッジは当たり前ですし、誰と誰が戦う!と考えず、技を見るように徹しています。出来るだけ自分の関係者の試合は辞退して審判を行っています。
レフリーカウンセルの先生には、良い見本を見せていただきました。笑
今回、いろいろ書きましたが、批判の為に書いたのではありません。
ライバル、壁は大きなほうが、やりがいがあります。
試合・競技の後の過ごし方を、後輩が見ています。
君達が残したものは、とても大きなものでした。
みんなの今後を、期待していますし、応援しています。
お疲れ様でした。
posted by 飛田 暁(トビタ サトル) at 02:53| 教育