人間は進化しています。
文化・科学・知能・体格(身長・体重)・・・・。
今の尺度で測れば、進化しているといえるだろう。
オリンピックや競技の記録は、どんどん更新され、新しい技術やトレーニングも発見されています。
これに反して、子供達の体力テスト・測定の数値がどんどん下がっています。
日本だけの事?かは、情報不足ですが、体力テストの全国平均が、どの種目でも下降傾向にあります。
そこそこ運動が出来る人が減っている。二極化に歯止めがかかりません。
スポーツをやっている子と、まったくやらない子のどちらかになっているのです。
ソフトボール投げを例にとると、少年野球を経験している子は、平均以上の記録をだし、それ以外の子は、公園での野球を経験していないので、まったく投げることができません。
遊びがなくなっている現在、習い事で経験しないと、何も出来ないようになってしまっている・・。
野山を駆け回り、鬼ごっこ、高鬼、けいどろ、縄跳び、相撲、サッカー、野球、自転車での遠乗り、学校帰りの、じゃんけんしての鞄持ち・・、などいろんな経験をしてきた大人達に比べ、ダイナミックに体を使うことが出来なくなっています。
子供達を指導していて、空手や技術の前に、立つ事、歩くこと、姿勢の悪さなど、持っているものの違いに驚き、遊びの重要性をひしひしと感じます。
2009年07月09日
今と昔
posted by 飛田 暁(トビタ サトル) at 13:15| 教育