地元茨城県水戸市での大会が無事終了しました。
茨城県の監督として、少しでも成績を残したかったが、総合成績は東京、千葉、神奈川・・・・、と、貢献することができませんでした。
「地元開催!」という、意気込みが選手からあまり感じられず、大事なところでの、踏ん張りもききませんでした。
このような大会が行われるには、体育協会、全空連、関空協、県連、地元役員、スタッフ・・・・・など、準備が、どれだけ大変なのか!若い選手には、伝わらないようです・・。
いつもの試合の感覚で、来て、試合して、帰る!という感覚を変えてもらいたかった・・。
今後、選手の意識改革と、強化部のベース作りをし、長期的なビジョンを持ち、指導、サポートしていきたいと考えている。
平成31年には、茨城国体というイベントも控えている。
8年後にどうするか!8年後にどうなりたいのか?という、選手育成、選手発掘を早急にしなければいけない。
8年といえは、今も中学生、高校生、小学5、6年生が、強化対象の年齢になる。
今の大学生もベテランになっている頃・・・私もかなりオヤジになっているでしょう・・・。
誰かが声を上げ、5年後、10年後、組織をどうするか?をイメージし、やっていかなくては!
その場しのぎで、このまま行く事を、危惧しています。
私の来年もわかりませんが、選手には、中、長期的なプランで、今後空手にどうか変わるかを考えて欲しい、進学、就職で転機を迎えることで、空手から離れてしまう選手もいるでしょう、強化として、給料を出す事はできないし、「続けて欲しい!」ということも、簡単には言えないのも事実。
アマチュアスポーツとして、これで飯が食えるスポーツでもない。
ですが、この空手で進学し、20代まで、子供の頃から一喜一憂しているのも事実です。
高校、大学としては、好成績を残すため選手を集め、卒業するとき、使い捨てでは・・。今後空手界は衰退していくでしょう。
強化部として、空手をガンガン強化し、選手が成績を残し、動けなくなったら、はい!さようなら!では、酷すぎる。
そんなジレンマを感じながらも、少しでも前と上を向き、サポートしていくつもりです。
今回、ブース販売をしました。
うちの加藤に押し売りをされたかた、買っていただきありがとうございました。(笑)
愚痴っぽくなりましたが、嬉しいニュースも入ってきました。
今回、全中(群馬)、関東ブロック(水戸)、協会の世界大会(タイ プーケット)で同日に行われてしまい、選手、スタッフが、大変でした。
あるひとは、群馬と茨城を行ったり来たり、関東に出たくても、タイでの世界大会に参加しなくてはいけなかったりと・・・・。
それを問題視する人もいますが、選手、スタッフが、どの大会を重視するかの選択を迫られる・・・のも、可哀想です。
各々の置かれた環境で、意見も違うので、どれが悪いとも言えない。
茨城の高校生二人も、タイでの世界大会からとんぼ返りで、関東大会に参加してくれました。
感謝しています。
協会世界大会(タイ プーケット)成績 (茨城関係でわかる情報だけです)
高校生 遠藤千夏 形 優勝 組手3位 関東大会では、疲れか?良い成績は残せませんでした。
栗原秀元 3位
永田一紗 形 3位
個人戦男子形、優勝 栗原選手、ニ位 丸岡選手、三位 福原選手
個人戦女子形、優勝 大島選手、ニ位 中町(ミキ)選手、三位 深作選手
個人戦男子組手 なんと!飯村吏毅哉が優勝!
こっちは、茨城が盛り上がっている・・・。
栗原と飯村は、職場の世界大会 優勝!!!
なんで関東出ないんだ!って言ったって、給料もらってる方が優先でしょう!!
察してください・・・。
以上 忙しい 空手家達の週末でした。
選手、役員、関係者、先輩方、みなさん、遠路水戸までご苦労様でした。
お疲れ様でした。
準備に動いてくれた、すべての方へ、ありがとう!!
写真は、野邊さん。松末先生の画像を使わせていただきました。
PS 茨城県武道館の通路全体に傷が・・・・。修繕にいくらかかるだろう・・・・。
これから増える事例になると思うので、警告を!!
最近、コロコロ付きの鞄、バックが増えています。
外を転がして歩き、館内に入ってまで転がすのは・・どうかというモラルなのですが、今回、人が動いた場所全体に、転がした傷あとが多数残り、修繕に動かなくては・・・。
大会運営やイベントに関わる人は、事前に通知し、対策が必要です。
午後から武道館教室なので、また武道館に行ってきます・・・・。
水戸空手道倶楽部
2011年08月22日
第42回関東空手道選手権大会&第66回関東ブロック大会 と 協会世界大会 終了
posted by 飛田 暁(トビタ サトル) at 09:26| 空手 試合