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2020年10月01日

【席巻】アメリカで拡大する日本食


 アメリカに長期間滞在すると、どうしても日本食を食べたくなることはありませんか。





 2018年のある調査によると、アメリカの日本食レストランの軒数は18,600軒で、2010年の14,129軒の1.32倍、1992年の3,051軒の6.1倍であり、この26年間で日本食レストラン軒数の飛躍的な増加を意味しています。





 近年の日本のレストラン業界からの参入例には、成功事例が多いことには理由があります。地元メディアへ広告を掲載することで、多くの地元の人の目に触れる機会を増やしています。料理やサービス方法についても、日本の良さを取り入れながらも、アメリカ人のニーズをしっかり掴み、アメリカ人をベースにブームを作り出しています。





 日本食レストランの現地化も進み、アメリカ人オーナーによって日本食レストランが経営され、和風に留まらず、和洋折衷の寿司や巻物などの日本食をアメリカ人向けに提供しています。





 1970年代から、カリフォルニアロールを始めとする寿司ブームが台頭しています。当時は、アメリカで生魚を食べる習慣がなかったので、生魚を入手することすら困難でしたが、多くの日本企業のイノベーションと努力により、日本全国の魚市場に並ぶ魚を日本で食べるときと変わらない新鮮な状態で、アメリカで手に入れることが可能になっています。





 アメリカ人の好きな3大料理は、フレンチ、イタリアン、中華料理とされていましたが、いまでは日本食、イタリアン、フレンチであり、日本食レストランの地位が確立しつつあります。



アメリカでの日本食レストランの軒数推移


 アメリカに長期間滞在すると、どうしても日本食を食べたくなることはありませんか。チャイナタウンに行くとお米を使ったメニューを選ぶことはできますが、それでも日本食が恋しくてたまらなくなります。そんなときは日本食レストランを探し回ります。





 経済産業省所管の独立行政法人が行った2018年の調査によると、アメリカの日本食レストランの軒数は18,600軒で、2010年の14,129軒の1.32倍、1992年の3,051軒の6.1倍であり、この26年間で日本食レストラン軒数の飛躍的な増加を意味しています。





 州別の軒数では、第1位のカリフォルニア州は4,468軒で2010年の1.13倍、第2位のニューヨーク州は1,892軒で2010年の1.31倍、第3位のフロリダ州は1,266軒で2010年の1.35倍となっています。1992年にアメリカの日本食レストラン軒数の集計が始まって以来、日本食レストランはカリフォルニア州やニューヨーク州、フロリダ州、ワシントン州など、西海岸と東海岸の都市部に集中しています。これらの州には、古くから日本の移民が移り住んだ土地や在留邦人が好んで住む地域が多く、州内の日本人や日系人の人口が高い傾向にあります。特に一貫してトップの座を独走するカリフォルニア州に日本食レストランが多いのには、さまざまな理由があり、まず日本人移民が最初に移り住んだアメリカの土地であることが挙げられます。この地の日本人移民の歴史は、1884年に日本人が日本食レストランを米国に開店して以来134年以上に及び、以前から日常的に日本食が食べられていた背景がある。そして子孫にあたる日系人が増えることで、日本食を主体とする人口が増加し、日本食レストランへのニーズもアメリカでいち早く高まりました。





 実際のところ、 カリフォルニア州はアメリカにおける日本食発祥の地でもあります。1885年にチャールズ・カメ・浜田浜之助が、ロサンゼルス•ダウンタウンにアメリカで初めての日本食レストランとなるカメレストランをオープンしています。これを契機にロサンゼルスのダウンタウンに日本人街、すなわちリトル東京が形成され、アメリカで日本食レストランが広がる出発点となりました。アメリカの全ての州で日本食レストランがオープンしたのは、2003年のことですカリフォルニア州では、118年前から日本食レストランが存在し、他の州よりも時間を掛けて日本食が身近になっていったことが、他州に比べ日本食レストラン数が多いことの背景のひとつとなります。加えて、カリフォルニア州と日本との距離の近さも重要な要素です。同州のロサンゼルスやサンフランシスコがアメリカ内で、日本から最も近い土地であることは、日本人移民が最初に渡った土地であったことの理由のひとつですが、その後日系企業がアメリカへ進出する際の窓口都市となった理由でもあります。同州では、日系企業で働く駐在員やその家族の米国移住によって、日本食材の需要が急速に伸び、同時に多くの日本食品関連企業の進出先ともなったため、米や魚、野菜、飲料、日本酒などの日本の食材が他州より早く提供されるようになりました。





 また、全米に先駆けて健康ブームが起こった土地柄であり、健康志向が広がっていたため、日本食材を受け入れる土壌もありました。さらには、日本人や日系人以外のアジア人やアジア系アメリカ人の人口が多い土地であることも挙げられます。日本食レストランの経営者の大半は日本人や日系人以外のアジア人やアジア系アメリカ人です。カリフォルニア州はもともとアジア人移民の人口が多く、日本人や日系人以外のアジア人やアジア系アメリカ人の人口増加率も高いことから、新しくレストランを開店する際に日本食を選ぶオーナー層が厚かったことも要因です。



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アメリカでの日本食レストランの動向


 日本食レストランの動向としては、2つの大きな流れが見受けられます。ひとつは、日本のレストラン業界からの参入です。日本のレストラン業界の厳しい状況が後押しし、日本からの参入企業の成功例が目立ちます。日本のレストラングループなどのアメリカ進出は、従来も見られましたが、日本式のサービスや料理をそのままアメリカで用い、アメリカ人向けの宣伝活動を行わずに失敗しています。1990年代にある豆腐料理専門店が、セレブの住むカリフォルニア州ビバリーヒルズ市で、健康志向の強いセレブ達が健康食として注目される豆腐に興味を持つと予測してオープンしましたが、英語で分かりやすくアピールしなかった結果、その豆腐料理専門店は赤字となり、数カ月で閉店することとなってしまいました。他の日本食レストランも同じ轍を踏み、アメリカ人の認知度は上がらず、赤字で閉店に追い込まれた店が多々ありました。





 それに対して、近年の日本のレストラン業界からの参入例には、成功事例が多いことには理由があります。アメリカでは、少数の日本人や日系人をターゲットにするより、アメリカ人をターゲットにした方が、数的にも伸びる可能性を秘めています。そもそも、アメリカ人に食べてもらわないとビジネスが成り立ちません。過去の進出企業の失敗例から学び、近年の事例では、まずアメリカ人へのマーケティングが研究される傾向にあります。地元メディアへ広告を掲載することで、多くの地元の人の目に触れる機会を増やしています。料理やサービス方法についても、日本の良さを取り入れながらも、アメリカ人のニーズをしっかり掴み、日本人や日系人よりもむしろアメリカ人をベースにブームを作り出しています。





 これらの日本からの参入には、従来は日本から距離の近いカリフォルニア州から店舗展開していく傾向でしたが、近年はニューヨーク市周辺を中心とした東海岸の都市へ直接出店していく傾向も見られます。日本食の発展の舞台が、西海岸から徐々にニューヨーク市などアメリカ各地から発信する形へ変化しています。





 もうひとつの大きな流れは、日本食レストランの現地化です。ロサンゼルス市やニューヨーク市、サンフランシスコ市、ハワイ州に加え、近年ではこれまで比較的日本食レストランが少なく、日本食文化の浸透が遅れていたテキサス州やフロリダ州などの南部地域でも、アメリカ人オーナーによって日本食レストランが経営され、和風に留まらず、和洋折衷の寿司や巻物などの日本食をアメリカ人向けに提供しています。アメリカ人によるアメリカ人向けの店舗によって、これまでになかった市場へ日本食が広がっていくことは、アメリカでのより一層の日本食の浸透と普及への流れを作り出しています。





 10〜20年前の日本食ブームはロサンゼルス市を中心とする西海岸からニューヨーク市、東海岸、そして中西部、南部へと波及して行くのが定番でした。近年では、ラーメンの一風堂や一蘭、定食の大戸屋がニューヨーク市からアメリカ進出を始めるなど、西海岸以外の都市部を起点に店舗展開する流れも出てきており、アメリカの日本食業界に新たな活気をもたらしています。



アメリカにおける日本食レストランの水準


 1970年代から、カリフォルニアロールを始めとする寿司ブームが台頭しています。当時は、アメリカで生魚を食べる習慣がなかったので、生魚を入手することすら困難でした。メニューは、主にアボカド、キュウリ、カニカマ等を巻いた創作寿司が並んでいました。それから数十年を経て、カリフォルニアロールは世界中に広まっています。





 多くの日本企業のイノベーションと努力により、日本全国の魚市場に並ぶ魚を日本で食べるときと変わらない新鮮な状態で、アメリカで手に入れることが可能になっています。アメリカの日本食レストランで提供されている魚は、アナゴやカレイ、ハモ、クロソイ、フグなどです。





 寿司に欠かせないもうひとつの原材料は米です。こちらも日系企業から、日本各地のブランド米をいつでも手に入れることが可能になりました。しかし、アメリカの日本食レストランの大半で使用されているのは、カリフォルニア州で作られたカリフォルニア米がほとんどであり、日本産を使用しているのは一般的に高級日本食レストランに限られています。日本産ブランド米に関しては、近年ロサンゼルス市やニューヨーク市で、かまど炊きにして付加価値を付けて提供しているレストランも見られます。こうして日本産ブランド米そのものの味の評価が広がるに従って、日本産ブランド米の需要が増える可能性もあります。





 野菜についても、日本食に合うものが供給されています。本格的に日本料理を提供する場合、日本で使われているような野菜が必要となります。東海岸及び西海岸ともに日本野菜の生産と販売を専門としている農場が存在し、フキやみょうが、大葉、ねぎ、ゆず、春菊、九条ねぎなどの日本野菜を生産しています。さらに、これら農場の成功を見て、日本野菜の生産にのり出す農場も後をたちません。ニューヨーク市で行われているグリーンマーケットには、小松菜や水菜、大根を提供している農場も多数あります。その結果、現在アメリカの日本食レストランが入手できる日本野菜は、品種や品質が日本国内に近づきつつある状況です。 しかし、日本同様の食材が手に入れられるほど現地生産の日本野菜の種類が増えたからといって、アメリカで提供される日本食が、日本と同レベルというには、人材の育成などまだまだ課題が残っています。



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日本食の地位の向上


 寿司はもちろん、日本食全般がフランス料理や中国料理と比較して、どの程度市場価値を持つのでしょうか。他国の食文化と比較して、どの位置を占めるのでしょうか。





 20〜40年前にカリフォルニア州でアメリカ人の好きな3大料理は、フレンチ、イタリアン、中華料理とされていましたが、いまでは日本食、イタリアン、フレンチであり、日本食レストランの地位が確立しつつあります。2013年に「日本食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことも影響があるかもしれません。つまり、世界的に日本食の価値が認められ始めたと言っても過言ではないでしょう。





 日本食は、十数年前にはまだ物珍しい料理であり、日本食の要素を取り入れたフュージョン料理がもてはやされていましたが、今やアメリカでは日本食の地位が大変な勢いで向上しているのはまぎれも無い事実です。



今後注目の日本食分野


 既にアメリカ人の日常生活に溶け込みはじめ、地方のスーパーでも当たり前のように取り扱われている寿司に加え、すでにアメリカで専門店だけでも5,000店舗を超えているのがラーメンです。ニューヨーク市を皮切りにロサンゼルス市でもラーメンは注目度の高いメニューです。大手日系スーパーのフードコートに店舗展開をしているラーメンチェーンの山頭火などは、早くから地元紙にも取り上げられています。ラーメンの価格設定は、カリフォルニア州では5〜10ドルになるのに20年もかかりましたが、ニューヨーク市では最初から15〜20ドルです。ラーメンは、今やアメリカ全土に広がり、根付きつつあります。





 そのほかに注目されているのは、居酒屋です。西海岸や東海岸で、特にアジア系の人々の人気を集めています。人気の理由は、品数の多さと1品当たりのリーズナブルな価格設定、小皿で提供されることでさまざまな味が楽しめること、手軽に流行の日本食を味わえることなどです。





 また、健康ブームに後押しされ、玄米を主食とし、野菜や漬物などを副食とするマクロビオティック、すなわち穀物や野菜など日本の伝統食をベースとした食事法も注目されています。健康を意識した食事方法は、単に低カロリーで低脂肪という日本食全体に共通する特徴だけでなく、日本の食材の健康効果を活かした料理を提供しているのが特色です。動物性食品を一切使わない料理ということで、ベジタリアンにも広く人気があります。



まとめ


 アメリカに長期間滞在すると、どうしても日本食を食べたくなることはありませんか。





 経済産業省所管の独立行政法人が行った2018年の調査によると、アメリカの日本食レストランの軒数は18,600軒で、2010年の14,129軒の1.32倍、1992年の3,051軒の6.1倍であり、この26年間で日本食レストラン軒数の飛躍的な増加を意味しています。





 近年の日本のレストラン業界からの参入例には、成功事例が多いことには理由があります。アメリカでは、少数の日本人や日系人をターゲットにするより、アメリカ人をターゲットにした方が、数的にも伸びる可能性を秘めています。地元メディアへ広告を掲載することで、多くの地元の人の目に触れる機会を増やしています。料理やサービス方法についても、日本の良さを取り入れながらも、アメリカ人のニーズをしっかり掴み、日本人や日系人よりもむしろアメリカ人をベースにブームを作り出しています。





 ひとつの大きな流れは、日本食レストランの現地化です。アメリカ人オーナーによって日本食レストランが経営され、和風に留まらず、和洋折衷の寿司や巻物などの日本食をアメリカ人向けに提供しています。アメリカ人によるアメリカ人向けの店舗によって、これまでになかった市場へ日本食が広がっていくことは、アメリカでのより一層の日本食の浸透と普及への流れを作り出しています。





 1970年代から、カリフォルニアロールを始めとする寿司ブームが台頭しています。当時は、アメリカで生魚を食べる習慣がなかったので、生魚を入手することすら困難でした。メニューは、主にアボカド、キュウリ、カニカマ等を巻いた創作寿司が並んでいました。このような状況下、多くの日本企業のイノベーションと努力により、日本全国の魚市場に並ぶ魚を日本で食べるときと変わらない新鮮な状態で、アメリカで手に入れることが可能になっています。





 アメリカ人の好きな3大料理は、フレンチ、イタリアン、中華料理とされていましたが、いまでは日本食、イタリアン、フレンチであり、日本食レストランの地位が確立しつつあります。




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