みんなを引っ張るって難しいね

こんばんわ～♪

前の記事のコメントに返事を書いていたら長くなったので
新しい記事にする事にしました。

勝負事
勝負に徹するか仲良しクラブにするか？
もちろん勝負には勝たなければいけません。

高校野球では勝ちに徹した布陣を惹かなければならないし
また次の世代を担う選手も育てなければいけません。

草野球ではみんな忙しい中、時間を作って参加しているのだから
できるだけ出場機会を与えるべきだと考えています。

「うさぎとカメ」は
寝てるあいだにゴールされるより、良いと思いますよね。
カメさんも、うさぎさんが寝てる間にこっそり勝利しても
なんの価値もないと思います。
カメさんはそう考えたんじゃないのかな？

むかし子供会の会長をしました。
夏祭りがあり、子供たちにお菓子の景品を配りました。
子供会に入ってない子供もいて
「この子はもらえんと？」とその子の友達が聞いて来ました。
見ると沢山景品は余っています。
勘太さんは「よし！もらって来い！」と言いました。
するとその友達が
「お前、良かったな(^^)」と一緒に喜んでいます。

すると勘太さんは他の役員から責められました。
子供会に入っていない小さな子にも「ゴメンネ。子供会に入ってないとやれないとよ。」と言って
やってないのに何で勝手に渡すんだ！と・・・。

勘太さんは呆れました。
なんのための子供会なの？？
その小さな子はきっと大人になってもお菓子がもらえなかったと心に残るんじゃないのかな？
祭りが終わって、副会長に不満をぶつけましたが、それは仕方がないと言われました。
まったく自分が会長をしていて、とても情けなかったです。

その頃の勘太さんはみんなを引っ張って行くだけの力も経験もなく
みんなから責められることが多く、子供会の会長を引き受けても
全く良い思い出がありません。

最後の町内の定例会で、町内会長から
夏祭り、帰省して親戚の子供たちも夏祭りに参加してきます。
景品をもらえなかったと泣いている子もいた。
子供会に入っていない子供たちにも景品を渡して欲しいと言われました。
勘太さんはただ「分かりました。」と返事をしました。

あれから何年経っただろう。。。
今は青果市場の組合の支部長をしていますが
その時の反省を生かし、信念を持って、みんなを引っ張っていくように心がけています。
勘太さんを副支部長二人と会計、若い三人がサポートしてくれています。

まず勘太さんは彼らに言いました。
「新年会とか支部で飲み会があるけど、これは自分たちが楽しむ飲み会ではない。
自分達はみんなをお世話する係だ。
率先してお酌に回ったり、水割りを作ったり、カラオケの準備をしたりして欲しい。」と。
みんな気持ちの良いように良く動いてくれます。
その他の支部の行事も力強くサポートしてくれています。

子供会の時とは大違いです。
彼らに感謝しています。

今はいくつかの役員を引き受けていますが、自信を持って取り組みたいと思っています。