2014年06月22日
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』@日比谷シアタークリエ
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観てきました@日比谷シアタークリエ
(チケットはチケットぴあよりどうぞ。)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンといえばレオナルド・ディカプリオ主演の映画版が有名ですが、じつ私はそっちは観ておらず、ストーリーも漠然としか知りませんでした。
でもストーリーに関しては事前情報ナシでも全然楽しめます!
久々に歌・ダンス、そして衣装も華やか煌びやかなミュージカルを見たのでいい気分。
圧巻は初日のブレンダ役 新妻聖子さんの歌声でしょうか…。涙をこらえながら熱唱する『Fly Fly Away』はトリ肌もの。
ミュージカルの歌い方とは少し違いますが、フランク役 松岡さんの迫力ある歌い方ももちろん好きです。
でも、松岡さんは良い意味で演技してるのか素なのかわからない(笑)。SOPHIAのライブのMCでも身ぶり手ぶり激しいのです。
セリフ回しや演出がとにかくアメリカンなので、そういうノリに慣れていないとちょっと辛いかもしれません。
あとたまにフランス語のセリフがあるので、それももちろんわかったほうがより理解が深まると思います。
ところで、子フランクと父フランクはずっとやりとりを続けていたようなんですけど、そこの描写が薄かったのが残念でした。
子フランクは父フランクに更生を薦められるとは思わなかったのかな?父フランクはそれくらいダメ親父なのでしょうか。
次回以降の観劇ではそのへん注意して観たいと思います。
さて、それほど複雑なお話ではないので、レビューというよりも作中の用語でもまとめようかな。
あと2回観るので、知っていればもっと楽しめるはず。
(チケットはチケットぴあよりどうぞ。)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンといえばレオナルド・ディカプリオ主演の映画版が有名ですが、じつ私はそっちは観ておらず、ストーリーも漠然としか知りませんでした。
でもストーリーに関しては事前情報ナシでも全然楽しめます!
久々に歌・ダンス、そして衣装も華やか煌びやかなミュージカルを見たのでいい気分。
圧巻は初日のブレンダ役 新妻聖子さんの歌声でしょうか…。涙をこらえながら熱唱する『Fly Fly Away』はトリ肌もの。
ミュージカルの歌い方とは少し違いますが、フランク役 松岡さんの迫力ある歌い方ももちろん好きです。
でも、松岡さんは良い意味で演技してるのか素なのかわからない(笑)。SOPHIAのライブのMCでも身ぶり手ぶり激しいのです。
セリフ回しや演出がとにかくアメリカンなので、そういうノリに慣れていないとちょっと辛いかもしれません。
あとたまにフランス語のセリフがあるので、それももちろんわかったほうがより理解が深まると思います。
ところで、子フランクと父フランクはずっとやりとりを続けていたようなんですけど、そこの描写が薄かったのが残念でした。
子フランクは父フランクに更生を薦められるとは思わなかったのかな?父フランクはそれくらいダメ親父なのでしょうか。
次回以降の観劇ではそのへん注意して観たいと思います。
さて、それほど複雑なお話ではないので、レビューというよりも作中の用語でもまとめようかな。
あと2回観るので、知っていればもっと楽しめるはず。
- GI(ジーアイ):父フランクが母ポーラとの出会いを語る際に使う、「200人ものGIが〜」というセリフ。GIというの米陸軍兵士の俗称だそうです。おそらく第二次世界大戦の1944年のノルマンディー上陸作戦に父フランクが参戦していて、つづくパリ解放でポーラと出会ったのではないかと思うんですが、自信はありません。パリだったらGI200人どころじゃないだろうし、そもそもポーラの年齢と作中の年代設定が合わない…。どなたかご存知であれば教えてください。
キャッチ・ミーのお話的にいえば、ナチス・ドイツに占領されていたポーラの村を解放したのが父フランクの所属していた米陸軍部隊だったってことですね。そしてポーラは、陸軍の「制服」に身を包んだ父フランクに惚れて結婚する。作中で、やたらと「制服」とか「ユニフォーム」、「見た目」という言葉が登場します。子フランクの行き当たりばったりポジティブ思考は父フランク譲りだけど、「見かけ」にやたらとこだわるのは母譲りだったってことを示唆しているのかも。 - パンナムのパイロット:パンナム社はキャッチ・ミーの舞台でもある1980年に米国で設立された航空パイロット訓練会社のこと。パンアメリカン航空(当時)の子会社で、当時世界の空を飛びまわっていたパンナム機とその搭乗員は憧れだったようです。
- ルーテル派:作中でブレンダ一家の信仰するルーテル派とはプロテスタントの一派で、カトリックの多い米国では少数派なのかもしれません。ルーテル派はドイツ系・北欧系移民に多い印象ですが、ブレンダ一家はブレンダ母の「H」の発音からして(笑)フランス系な気がする。なにか意味があるのでしょうか。
- ミルク壺に落ちたネズミがバターを作る話:米国の諺か童話と思われますが詳細は不明。
ブロードウェイ版の父フランクのセリフは、
Two little mice fell in a bucket of cream. The first mouse quickly gave up and drowned.The second mouse... wouldn't quit. He struggled so hard that eventually he churned that cream into butter and crawled out.
ミルクじゃなくてクリームですね(笑)誤訳なのか、「ミルク」としたほうが語呂がよかったのか。ミルクでもかき混ぜてればバターになるんでしたっけ?
ちなみに、ネズミが壺から這い上がった後、バターを売って大儲けする、と続く場合もあるそうです。
以上、キャッチ・ミー用語解説(笑)でした。また思いついたら追記するかもしれません。
余談ですが、隣の席の女の子が、「小切手ってどういう仕組みなの?」と言うのが聞こえてきて、(え、そこから?!)とびっくりしたのは秘密…。Catch Me If You Can (Original Broadway Cast Recording)
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