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2021年10月02日
「太った?」「痩せた?」という言葉
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、2021年8月1日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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今回は他者の体型に関する発言についてです。
7月21日、モデルで女優のすみれさんが、自身のインスタグラムにて、
SNSでの「太った」等の体型を批判するコメントに苦言を呈し、話題になりました。
最近でこそプラスサイズモデルのように、個々の色々な体型での美しさが主張され始めましたが、
かつては全員が揃って細く長い手足を持ち、誰もの憧れの対象だったモデルさんが、
このようなメッセージを発信することに、良い意味での時代の変化を感じます。
私が特に多くの人に響いてほしいと思ったのは、
「太ったからってそんなネガティブなことじゃないと思う」というところです。
日本では、太る=ネガティブ、痩せる=ポジティブという図式が、共通認識のように
扱われているところがあると思います。
「太った?」と言われると「痩せなきゃ」と焦るけれど、
「痩せた?」と言われるとダイエットをしていないときでも嬉しかったり、
「太った?」と他人に言うのは控えているけれど、「痩せた?」と言うのは褒め言葉だから問題ない
と考えていたりする人が多いのではないでしょうか。
海外では、マナーとして、「痩せた?」という言葉も言いません。
その人が不幸である、何か健康上の問題を抱えているという意味にもなり得るからだそうです。
また、膨よかでグラマーな体型を目指している人にとっては、痩せる=ネガティブとなり、
必ずしも褒め言葉ではないという認識があると聞いたこともあります。
人によって今の体型も理想体型も違って皆んな素敵という考え方がもっと広まっていくのと同時に、
「太った?」という言葉は勿論、「痩せた?」という言葉も聞かなくなっていくと良いなと思います。
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