2021年06月26日
森元首相の発言から感じたことA
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、2021年2月20日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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当時東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長で元総理大臣の森喜朗氏の不適切発言。
「女性が入っている会議は時間がかかる」
「女性は競争意識が高い」
今日までに色々と動きはありましたが、ご本人への批判というよりも、これらの発言から
私の感じた4つのことを順番に投稿します。
A性別に不必要に言及すること・性別で一括りにして語ること自体がそもそも前時代的で不適切
正直なところ、森元首相の発言を聞いたとき、一番初めに感じたことは前回投稿した@でした。
私自身、これまで「女性が〜」という差別発言に触れたとき、「男性は〜」と対抗してしまうことが
多かったかもしれません。
最近では、自民党の竹下亘氏が橋下聖子新東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長について
「男みたいな性格」と発言し、問題視されましたね。
大学時代に私の留学していたニュージーランドでは、レポートやエッセイの中で、三人称として
(s)heを使わずtheyで代替する指導がありました。
そのような世界的な流れの中で、「男」や「女」と不必要に言及すること、性別で一括りにして語ること
そのものが、不適切だと思います。これは前後の文脈や個人的に軽蔑する気持ちの有無に拘らないと
分かっていない日本人が多いのではないでしょうか。
又、男女二元的な対立構造の上で行われる議論や“女性“差別・“男女“平等という言葉には、
Xジェンダーやトランスジェンダー等の存在への認識が希薄です。
”女性“蔑視的な言動に声を上げるとき、自分もその他の差別に加担してしまうことのないよう、
注意していかなければならないと思いました。
これを機に、度重なる不適切発言に共通する時代遅れな考え方について、日本での理解が
広まってほしいですし、そのために自分にできることを少しずつしていきたいです。
朝日新聞デジタル、「橋本氏は『男みたいな性格、ハグ当たり前』自民・竹下氏」、
https://www.asahi.com/articles/ASP2L51QYP2LUTFK00W.html、2021年2月18日公開。
日本経済新聞、「橋本聖子会長は『男勝り』 自民・竹下氏」、https://www.nikkei.com/
article/DGXZQODE25CGY0V20C21A2000000/、2021年2月25日公開。
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