2021年06月26日
森元首相の発言から感じたこと@
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、2021年2月14日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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当時東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長で元総理大臣の森喜朗氏の不適切発言。
「女性が入っている会議は時間がかかる」
「女性は競争意識が高い」
今日までに色々と動きはありましたが、ご本人への批判というよりも、これらの発言から
私の感じた4つのことを順番に投稿します。
@女性は競争意識が高い?
「男」「女」と一括りにすることの不適切さについては、Aで取り上げますが、
あえて括るのであれば、女性が“意識“が高いのは事実なのかなと思いました。
実際に、森元首相が2015年まで会長を務めた日本ラグビー協会の初代女性理事・稲沢裕子さんは
取材に応じ、「非常に長引かせた張本人だと思う」と述べています。
スポーツ界が揺れる中で競技団体の役員に女性がほとんどいないことも問題視されていた当時、
ラグビーの競技経験のない素人としての意見を求められての起用だった為、理事会では些細な疑問も
遠慮せず質問していたそうです。
私自身も、部署で10年ぶりの女性総合職として配属され、漫然としていると、一般職の方と
同じように他部署への提出物の配達係等に甘んじてしまうという危機感の中で日々働いています。
女性の社会進出が進んできたとはいえ、重要な役職では未だ割合の大きくないこの時代に、
男性よりも相対的に強い責任感や高い意識を持って職務に向き合っている女性は、どちらかと言えば
多いのではないかと想像できます。(勿論男性にも意識が高い方は沢山いると思いますが)
連絡のみの会議や形式的な会議は短時間で終わり、活発な議論が交わされれば時間がかかります。
森元首相は「(女性理事の)発言の時間をある程度規制しておかないと」とも発言していますが、
むしろ、男女問わず、議論しなければならないことは十分に議論していく姿勢が求められるべき
ではないでしょうか。
朝日新聞デジタル、「ラグビー協会初の女性理事『私のことだ』 森氏の発言に」、
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP24628ZP24UTIL040.html、2021/2/4公開。
東京新聞Web、「森氏の発言『もしかして、私のこと?』 日本ラグビー協会の稲沢理事
質問止められたことも」、https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/84324、2021/2/6公開。
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