2021年09月25日
相手の性別は意識するべきか
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、2021年7月12日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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今回は、相手の性別を意識するべきかの話についてです。
良し悪しは別として、私は普段、相手の性別を意識していないことが多いです。
それに関連して、私の思うことをシェアします。
性別を気にしていないことを伝えるのは難しいですが、
私はグループで遊ぶときに男女の人数比を調整したりしないですし、異性とサシだから
デートとも限らないと思っています。
信頼できる関係値があれば、男友達の家に一人で泊まりに行くこともできますし、
紅一点の複数人で一部屋に宿泊したこともあります。(勿論何も起きません 笑)
男友達とも女友達ともジェンダーの話をしますし、男性の上司/先輩/同期に生理痛を訴えたりもします。
私にとってはその人の性格や人間性の方が大事で、性別問わずそこが合えば、
「気の合う人」「仲の良い人」「信頼できる人」になっていきます。
それは、男性であれば男友達、女性であれば女友達と層別できるのでしょうが、その分類は
どちらでも良いものであると言えるかもしれません。
センシティブな話をやや乱暴に扱うことになってしまうかもしれませんが、
仮に私の女(男)友達がトランスジェンダーだとカミングアウトしてくれた場合、
その人は定義上、男(女)友達に変わりますが、私にとっては何も変わらないと思います。
男性との接し方について、「警戒心がない」「危険だ」と思われる方もいると思います。
実際に、芸能人の未成年淫行疑惑等で未成年女性の行動への批判を見ると、
〈私も襲われる可能性があるんだなあ〉と考えることもあります。
(芸能人のケースはそもそも親しい間柄でなく信頼関係がなさそうなので、ちょっと違う気もしますが)
だからこそ、女性が周囲の性別を意識するのは、ある種仕方ないとも思います。
ところが、博報堂生活総合研究所「生活定点」調査によると、「友達なら男も女もないと思う」と答えた人は、
1994〜2020年まで、一貫して男性の方が少ない結果となっていました。
私の周りでも、”男女の友情はない”と言い切る人は男性の方が多い印象があります。
私が女性なので、トップレベルで仲の良いと思っていた男友達から最終的に告白されてお応えできず
疎遠になったり、女友達とゴタゴタのあった男友達から「今は女の子とは遊びたくないんだ」と
誘いを断られた悲しい思い出もあります。
男性心理は分からないので理由の深掘りができないのですが、それでも、私は相手の性別をそこまで
意識する必要はあるのか、改めて疑問に思います。
例えば、“男性なのに少食”とか”女性だからヒステリック”とか、男女二元論やジェンダーステレオタイプを
感じる発言は、その人の性別を意識していることにも起因していると考えられます。
「少食」や「ヒステリック」というレッテルがその人に対して正しかったとしても、
<少食/ヒステリックな人だな>と思えばいいだけなのに、性別で括る必要はあるのでしょうか。
これは男・女に限らずLGBTQ+でも、ジェンダーを尊重することはあっても、常に意識して
接しなくていいのではないか、と。
結局は目の前の人を「一人の人」として見ていくことが大切なのではないか、と思います。
最後に、「生活定点」調査で、どの性別/年代/地域の回答も、2014年に
「友達なら男も女もないと思う」という人が大きく減少しているのですが、
何か影響を与える出来事があったのでしょうか。
男女の友情についてのご意見も気軽にコメントください︎
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博報堂生活総合研究所「生活定点」調査、「11. 恋愛・結婚 友達なら男も女もないと思う」、https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/765.html。
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