2014年10月24日
スッキリわかるサーブレット&JSP入門
Javaの学習書では有名となったスッキリわかるシリーズですが、
Webアプリケーション開発にステップアップしたい人の為に、
スッキリわかるサーブレット&JSP入門と言う本があります。
一通り読む事が出来たので書評をしたいと思います。
スッキリわかるシリーズの一冊で、もちろん、スッキリわかるJavaシリーズが
初めてだよ。と言う人にも読めるようになっているし、
シリーズを続けて読んでくると、登場人物と一緒に成長してここまで来た!
と言う感じになり、キャラクターにも愛着が持てる。
IDE環境としては、Eclipseを薦めており、付録にて簡単に使い方の説明などがある。
Javaを勉強せず、いきなりサーブレット!と言う人にも付録で補足するなどしている。
他の本は、JSP→サーブレットといった学習の進み方をする本が多いが、
サーブレット→JSPといった進み方をする。特に違和感は感じないし、
サーブレットとJSPの役割の違いを意識しやすいし、後々に出てくるMVCモデルの理解も入りやすい。
本書が力を入れているなぁと感じたのは、
「MVCモデル」「スコープ」
この二つ。他の参考書よりもわかりやすい。
個人的にWebアプリケーションを作るのであれば、MVCモデルは意識せずとも
アプリケーションは完成する。しかしプロジェクトでアプリケーションを開発するとしたら
そうもいかず、ここで癖を付けていくことが重要。
またスコープに関しても、個人的にWebアプリケーションを作る要となっているので、
サーブレットで作成した処理データをどうやってWEBで公開するのか。
どうやって値を受け渡すのか。といった事を学習しないと動的なページは完成しない。
このスコープの概念は、ちょっと難易度が上がるので、Webアプリケーション難しいと感じてしまうところでもある。
本書では、イラスト多めで丁寧に説明しているのでとてもわかりやすいと思う。
逆に足りないかなぁ…と思ったところもある。
JSP、サーブレットをシンプルに学習する構成をとっている為、
Tomcatが持つコンテキストファイルに記載する方法には触れていないので、
全てWebアノテーションを使用してクラスファイルに直書きといった方法をとっている。
もちろん、個人開発では必要のない技法だが、実際にプロジェクトに入って開発を開始すれば、
全てが全てアノテーションで処理するわけではないというところをどこかで学んでおきたい。
私が学習してきた内容でも、重要と思ったところはしっかり押さえてある。
初学書としては最適。もっと深みを持たせて学習したい!と思ったら、あくまで入門書なので、
次のステップを踏む事を薦める。
新品価格 |
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スッキリわかるサーブレット&JSP入門と言う本があります。
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一通り読む事が出来たので書評をしたいと思います。
スッキリわかるシリーズの一冊で、もちろん、スッキリわかるJavaシリーズが
初めてだよ。と言う人にも読めるようになっているし、
シリーズを続けて読んでくると、登場人物と一緒に成長してここまで来た!
と言う感じになり、キャラクターにも愛着が持てる。
IDE環境としては、Eclipseを薦めており、付録にて簡単に使い方の説明などがある。
Javaを勉強せず、いきなりサーブレット!と言う人にも付録で補足するなどしている。
他の本は、JSP→サーブレットといった学習の進み方をする本が多いが、
サーブレット→JSPといった進み方をする。特に違和感は感じないし、
サーブレットとJSPの役割の違いを意識しやすいし、後々に出てくるMVCモデルの理解も入りやすい。
本書が力を入れているなぁと感じたのは、
「MVCモデル」「スコープ」
この二つ。他の参考書よりもわかりやすい。
個人的にWebアプリケーションを作るのであれば、MVCモデルは意識せずとも
アプリケーションは完成する。しかしプロジェクトでアプリケーションを開発するとしたら
そうもいかず、ここで癖を付けていくことが重要。
またスコープに関しても、個人的にWebアプリケーションを作る要となっているので、
サーブレットで作成した処理データをどうやってWEBで公開するのか。
どうやって値を受け渡すのか。といった事を学習しないと動的なページは完成しない。
このスコープの概念は、ちょっと難易度が上がるので、Webアプリケーション難しいと感じてしまうところでもある。
本書では、イラスト多めで丁寧に説明しているのでとてもわかりやすいと思う。
逆に足りないかなぁ…と思ったところもある。
JSP、サーブレットをシンプルに学習する構成をとっている為、
Tomcatが持つコンテキストファイルに記載する方法には触れていないので、
全てWebアノテーションを使用してクラスファイルに直書きといった方法をとっている。
もちろん、個人開発では必要のない技法だが、実際にプロジェクトに入って開発を開始すれば、
全てが全てアノテーションで処理するわけではないというところをどこかで学んでおきたい。
私が学習してきた内容でも、重要と思ったところはしっかり押さえてある。
初学書としては最適。もっと深みを持たせて学習したい!と思ったら、あくまで入門書なので、
次のステップを踏む事を薦める。