2014年10月22日
知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】
新品価格 |
テストについての知識を身につける本。
一通りプロジェクト全体のテストを齧った段階で読むと理解できる。
言語を学習し始めて、テストから入るだろうから予習!と言うスタンスで
読み始めると難しいんじゃないかなと感じた。
知識ゼロからだと、謎な用語が多すぎて厳しいと感じた。
私に至っては、一通り齧らせて頂いたので、こういう手法だったのか、
こういう設計だったのか。こういう思想の元行うべきなのか…。
なるほど…。と言う感じで1日で読んだ。
だが、この本を読んだから、よし、何かに今すぐ活かそう!という感じではない。
心構えや、考え方などを補強したと言った感じかな。
著者自体は、テストに関してのプロフェッショナルで、経歴も素晴らしい。
本の内容自体も用語の1つ1つが難しいので、スラスラとは行かなかったが、
読みやすいよう工夫をしたんだと言うのは伝わる。
正直、実際のプロジェクトで、UTやFT、IT等を経験して、かなり苦戦した。
まずプロジェクトの要件や設計書を理解して、テストの実装や改修、
ローカルへのテスト環境の構築等々…。一筋縄ではいかなかった。
一番苦戦したのは、要件や改修内容の理解。テスト以前の問題だった。、
次は、各テストの設計ドキュメントの編集。どう書いたらいいものか…。
私の場合はドキュメントの読解力を向上させる為のトレーニングをした方がよいな。
ずれてしまったが、実際にはテスト担当と言うわけじゃなくて、
実装の改修からスタートして、ついでにテストも追加編集する場合もある。
そういった場合は、言語知識は必須だし、JUnit,DBUnitなどの知識も必要…。
この本でテストの概要を補強して、ドキュメントの読解力を高め、
コーディングもできるようになり、テスト手法も身につける…。
プログラマーへの道は、まだまだ遠い。