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2017年07月16日

国立新美術館&森美術館「サンシャワー東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」に行ってきました

2美術館共同開催の展覧会です。
東南アジア総合現代美術展で、東南アジアで活動している多数の現代アート芸術家たちの作品を一斉に展示する展覧会。テーマ別に別れ、それを二館でめぐる図式。基本的に順番は多分新→森の流れで。
2つの美術館の距離は10分程度でしょうか。六本木ヒルズは周囲にそこまで高いビルがないせいか割と目立ちますのでわかりやすい。
両方共無料音声ガイドが貸し出されるので是非とも。

国立新美術館の方は1室のみで、単独で見れば標準的な規模です。
近年開発が進む東南アジアだけに、開発をテーマにした作品は非常に多いです。また現代アートだけに映像作品率も高め。また紛争が絶えなかったりしたこともあってか死や抑圧がテーマな作品も多め、また環境系のものや、宗教的なテーマの作品も多め。
形式的にも様々で、絵画はほどほど、あとは映像系、彫刻、パネル、流れる字幕、何かよくわからない立体物、建物、モノの塊等色々とあります。

シンガポールが独立しなかったらと言うIFの歴史をテーマにした作品、何か多数の人が死んだ事件の悲しみを伝える映像作品、何やらレゴブロックみたいな男が描かれた何か、何やら妙な映像作品、虎と男がずーっと交互にしゃべり続ける、シンガポールの開発の中で起こった事件をベースに、いわば開発をテーマにした作品、建物をそのまま室内に建てた作品、欲望を表現するために大量の綿の中にネックレスを入れた宝探しをする作品、生物の言葉が電光掲示板に流れる作品(中国語なので読めない)、あれこれ色々あります。

混雑度はそこそこ、ただし金曜夜行ったので、昼の混雑度は不明です。現代アート系ですから混み混みってことはなさそうですが。

毎回毎回ですが、森美術館から出ると地下鉄の駅がわからず迷います、未だによく道が分かってません。妙に複雑なんですよね。入口と出口が違うので、入口は目立ってわかりやすいのですが。

ポイント・注意点

・単独料金、共通料金ともに有り
・美術館ごとの距離は徒歩10分程度
・無料音声ガイド有り
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