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2017年07月13日

江戸東京博物館「戦国!井伊直虎から直政へ」へ行ってきました

会期30日とか言われてる直虎展へ行ってきました。

入るとすぐにプロローグと井伊谷の写真が、いかにも山城のひとつでもありそうな丘陵が写っており(実際に井伊谷城有り)、まさに戦国といった感じの土地です。
そして時代背景として今川義元や雪斎等の今川家関連や、武田、織田等同時代に井伊家に関わった戦国大名たちの資料が(肖像画、木造、武具等)。肝心の井伊直虎に関する資料が非常に乏しい状態なので、時代背景解説の割合が高いです。

2章でやっと主役井伊家と井伊直虎の搭乗。井伊直虎と言う人物は完全に謎の人物であり、女城主とは言われても事実上性別不明に近く、実在していることがかろうじて把握できる状態。女城主直虎が確認できる手段が、井伊家伝記と言う後世にまとめられた書物があるだけという状態、その井伊家伝記は2章入口付近位有り。他直虎以前の井伊家の当主の木像などが並んでいます、そこだけ撮影可能。
唯一井伊直虎の花押が入った古文書が展示されており、一応それで直虎が実在したことは判明しているようで、それも2章入口付近に有ります。

その後、3章4章は直政と言うか、徳川四天王展という風の展開が続きます。四天王の武具、肖像画、その他木像や関連する書状など、戦国系の展覧会では基本と言えるラインナップ。
また井伊家が彦根藩となり彦根城を造る事になるため、彦根城を作る前の佐和山城(三成の城、滅亡後井伊家が入る)から彦根城への移動や、かつての彦根城の縄張り図などが置かれています。

最後に映像コーナーで、井伊家関連等の大まかな解説が流れてます。

混雑度平日ということもありはそれほどでもなく、いつもの江戸東京博物館の展覧会でした。所要時間もいつもと同じと言うか、1時間程度でしょうか。

ポイント・注意点
・混雑度は江戸東京博物館の標準といった所、上野系よりは空いてますがややマイナーな展覧会よりは混雑してます
・直虎はほぼ謎の人物状態なので、割合は低いです
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