栄光への軌跡

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まさかこんなに大変だなんて思っていなかった。

薬をやめることがこんなにキツイなんて。

わたしが精神科に通い始めたのが21歳。
これまでに2回薬をやめようとして断念。
自殺未遂は3回。
薬をやめる前8年間飲んでいたのはデパケンとセロクエル。
きっちり毎日欠かさず飲んでいた。
通院も１ヶ月に１度通っていた。

これ以外にも人体実験のように飲んできた数々の向精神薬。
飲むと一気に頭がすっとする液剤。

体がボロボロだ。

2017年のお正月に薬をやめてから、3年と10ヶ月。

どれだけ苦しく辛い日々を超えてきたことだろう。

やめるのにこんなに長くかかるなんて飲み始めたときには知らなかった。

こんなにたくさんの体の異変が起きることも知らなかった。

薬は一生飲み続けるものじゃない。

「あなたの病気は治りません。あなたは障害者です。 一生薬を飲み続け、一生病院へ通ってください」

そんなこと納得がいくわけがない。

絶対に治してみせる。

絶対に元気になってやる。

負けるもんか！負けるもんか！負けるもんか！

誰かが道を開かなければ、人類は永遠に騙されたままになってしまう。

薬をやめていく過程で死ぬしか道がないと思い亡くなってしまった多くの方々の無念をはらすために。

負けない。
辛さに負けない。

あきらめない。