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2021年10月27日

2021年12月、木星と土星が南西の空で大接近! 約400年ぶりの天体ショーについて













2021年12月に木星と土星が約397年ぶりとなる最接近した状態で見ることが出来る天体ショーがあります。



今回は、2021年12月にある土星と木星の天体ショーについて紹介します。



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【目次】

1,木星と土星が最接近するタイミングについて
2,今回の木星と土星の最接近が注目されている理由
3,最後に









【木星と土星が最接近するタイミングについて】



2020年12月、木星と土星が「会合」の時期を迎えています。


会合とは2つ惑星が空の同じ方向に見える現象です。



木星は約12年、土星は約30年で軌道を1周するため、地球からは木星と土星が約20年ごとに会合し、木星が土星を追い抜いていくように見える様子を観測することができます。


最接近するのは2020年12月22日3時頃ですが、日本から見たその時間の木星と土星はすでに水平線の下なので、その前後となる12月21日や22日の日没後が観測しやすいタイミングとされています。


天候次第ではありますが、日が沈んだ後に南西の空へ目を向けると、大接近した木星と土星の輝きを見ることができます。


天体望遠鏡があれば、木星や土星だけでなくその衛星も同じ視野で輝いている様子を観測することが可能です。









【今回の木星と土星の最接近が注目されている理由】




木星と土星が接近して見える会合は一生のうちに数回程度しか見られない現象ですが、今回は特に注目されています。


なぜかというと、惑星は形や傾きがそれぞれ異なる軌道を各々の周期で公転しているため、会合の時にどこまで接近して見えるのかが毎回異なるからです。



今回の会合において木星と土星は地球から見た満月の直径の約5分の1(約6分角)まで近づきますが、前回ここまで近づいたのは397年前の1623年7月17日だといいます。



ただし、1623年の会合時は地球から見た木星と土星が太陽からあまり離れておらず、赤道付近などの一部地域をのぞいて実際に観測するのは難しかったとみられており、今回と同じくらい接近した木星と土星を観測できたのはさらに60年遡った1563年8月26日だったといわれています。









【最後に】


今回の木星と土星の天体ショーは、約400年ぶりの大イベントです。



次見れるのは、5〜6回生まれかわった後でないと見れませんので(笑)、天体ショーに興味のある方は、ぜひぜひ、12月21日、22日の日没後に南西の空を見てみて下さい。


今回のブログは、以上です。



















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