2018年04月11日
皐月賞、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
中山競馬場で行われる皐月賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA皐月賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0415_1/index.html
前走のレースと着順に注意
過去10年の出走馬の前走のレース別成績をまとめると、該当馬が10頭以上いたレースの中では「共同通信杯」組が4勝を挙げ勝率40%という高い数値を叩き出している。その優勝馬4頭の共同通信杯での着順の内訳は、1着が3頭、2着が1頭となっている。また、「スプリングS」からも4頭の連対馬が出ているが、その4頭のスプリングSでの着順の内訳は1着が3頭、2着が1頭となっている。その一方で、7頭が連対している「弥生賞」組は、7頭中3頭が弥生賞で3着以下に敗れていた(残る4頭は1着)。主要な前哨戦の中でも、弥生賞組に限れば、3着以下に敗れていた馬でも軽視は禁物だろう。
ここでは成績の良い、前走共同通信杯、スプリングSの連対馬と前走弥生賞組を選びます。
該当馬
エポカドーロ
オウケンムーン
サンリヴァル
ジャンダルム
ステルヴィオ
ワグネリアン
近走の芝1800メートル以上の重賞での着順をチェック
過去10年の出走馬について、過去2走以内における芝1800メートル以上の重賞での最高着順別に成績を調べると、連対馬20頭中14頭、3着以内馬30頭中19頭は最高着順が「1着」だった。「1着」組は好走率でも断トツの数値をマークしている。近走で芝1800メートル以上の重賞を勝利していた馬は、高く評価すべきだろう。
該当馬
オウケンムーン2
グレイル
ジェネラーレウーノ
ステルヴィオ2
タイムフライヤー
ワグネリアン2
近走の単勝人気にも目を光らせろ
過去10年の出走馬について、過去3走以内の最低単勝人気別に成績を調べると、最低単勝人気が「1番人気」、つまり過去3走いずれも1番人気に支持されていたグループが3着内率で60.0%という高い数値をマークしている。また、連対率と3着内率で「2番人気」組と「3番人気」組が2、3番手で続いている。近走で最も単勝人気が低かったレースにおいても「3番人気以内」に支持されていた馬を重視した方がよさそうだ。
ここでは成績の良い、過去3走最低人気が3人気までだった馬を選びます。※キャリア2戦以下の馬は全成績を対象。
該当馬
キタノコマンドール
グレイル2
ステルヴィオ3
タイムフライヤー2
ワグネリアン3
前走の4コーナーの通過順にも傾向が
東京競馬場で開催された2011年を除き、2007年以降に中山競馬場で行われた過去10回の皐月賞の出走馬について、前走の4コーナーの通過順別に成績をまとめると、「先頭」「2〜4番手」「5〜9番手」の各組が勝率でほぼ同等の数値で並んでいる。しかし、連対率では「2〜4番手」組と「5〜9番手」組が数値を伸ばし、3着内率では「2〜4番手」組だけが20%を超えている。フォーメーションを組む際には、参考になりそうなデータだ。
極端な脚質が成績が悪いようなので、ここでは前走4コーナー通過順が2〜9番手の馬を選びます。
該当馬
エポカドーロ2
オウケンムーン3
キタノコマンドール2
グレイル3
ジェネラーレウーノ2
ジャンダルム2
ジュンヴァルロ
ステルヴィオ4
スリーヘリオス
ダブルシャープ
マイネルファンロン
ワグネリアン4
初勝利時の2着馬とのタイム差に注目
2011年以降の過去7年の優勝馬が初勝利を挙げた際に2着馬につけたタイム差を調べてみると、7頭中6頭は「0秒0〜0秒2」差、着差にすると2着馬と「1馬身半差以内」の着差で初勝利を挙げており、残る1頭(2015年のドゥラメンテ)は「1秒0」差の圧勝だった。なお、以前は初勝利時の2着馬とのタイム差が「0秒3〜0秒9」差だった馬が皐月賞を優勝するケースも多かったが、2008年以降の過去10年に限れば、2010年のヴィクトワールピサ(0秒6差)しか優勝していない。
ここでは初勝利時に2着に0.0〜0.2秒差の馬を選びます。
該当馬
アイトーン
キタノコマンドール3
グレイル4
サンリヴァル2
ジャンダルム3
タイムフライヤー3
ワグネリアン5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ワグネリアン
ワグネリアンは中京の新馬戦、野路菊S、東京スポーツ杯2歳Sを3連勝。前走弥生賞はダノンプレミアムの2着。一週前にダノンプレミアムが回避したことで、弥生賞再先着馬として参戦します。
前走弥生賞はスローペースを中団前目の5番手から進出し、直線は外から追い込んで2着。逃げたサンリヴァル、好位からのジャンダルムには先着しましたが、やや荒削りな走りなので、頭数が増える本番はやや気がかりなところ。
ただ決め手はメンバーで1、2を争うものを持っており、瞬発力を生かせる競馬となれば最右翼かと思います。
中山競馬場で行われる皐月賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA皐月賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0415_1/index.html
前走のレースと着順に注意
過去10年の出走馬の前走のレース別成績をまとめると、該当馬が10頭以上いたレースの中では「共同通信杯」組が4勝を挙げ勝率40%という高い数値を叩き出している。その優勝馬4頭の共同通信杯での着順の内訳は、1着が3頭、2着が1頭となっている。また、「スプリングS」からも4頭の連対馬が出ているが、その4頭のスプリングSでの着順の内訳は1着が3頭、2着が1頭となっている。その一方で、7頭が連対している「弥生賞」組は、7頭中3頭が弥生賞で3着以下に敗れていた(残る4頭は1着)。主要な前哨戦の中でも、弥生賞組に限れば、3着以下に敗れていた馬でも軽視は禁物だろう。
ここでは成績の良い、前走共同通信杯、スプリングSの連対馬と前走弥生賞組を選びます。
該当馬
エポカドーロ
オウケンムーン
サンリヴァル
ジャンダルム
ステルヴィオ
ワグネリアン
近走の芝1800メートル以上の重賞での着順をチェック
過去10年の出走馬について、過去2走以内における芝1800メートル以上の重賞での最高着順別に成績を調べると、連対馬20頭中14頭、3着以内馬30頭中19頭は最高着順が「1着」だった。「1着」組は好走率でも断トツの数値をマークしている。近走で芝1800メートル以上の重賞を勝利していた馬は、高く評価すべきだろう。
該当馬
オウケンムーン2
グレイル
ジェネラーレウーノ
ステルヴィオ2
タイムフライヤー
ワグネリアン2
近走の単勝人気にも目を光らせろ
過去10年の出走馬について、過去3走以内の最低単勝人気別に成績を調べると、最低単勝人気が「1番人気」、つまり過去3走いずれも1番人気に支持されていたグループが3着内率で60.0%という高い数値をマークしている。また、連対率と3着内率で「2番人気」組と「3番人気」組が2、3番手で続いている。近走で最も単勝人気が低かったレースにおいても「3番人気以内」に支持されていた馬を重視した方がよさそうだ。
ここでは成績の良い、過去3走最低人気が3人気までだった馬を選びます。※キャリア2戦以下の馬は全成績を対象。
該当馬
キタノコマンドール
グレイル2
ステルヴィオ3
タイムフライヤー2
ワグネリアン3
前走の4コーナーの通過順にも傾向が
東京競馬場で開催された2011年を除き、2007年以降に中山競馬場で行われた過去10回の皐月賞の出走馬について、前走の4コーナーの通過順別に成績をまとめると、「先頭」「2〜4番手」「5〜9番手」の各組が勝率でほぼ同等の数値で並んでいる。しかし、連対率では「2〜4番手」組と「5〜9番手」組が数値を伸ばし、3着内率では「2〜4番手」組だけが20%を超えている。フォーメーションを組む際には、参考になりそうなデータだ。
極端な脚質が成績が悪いようなので、ここでは前走4コーナー通過順が2〜9番手の馬を選びます。
該当馬
エポカドーロ2
オウケンムーン3
キタノコマンドール2
グレイル3
ジェネラーレウーノ2
ジャンダルム2
ジュンヴァルロ
ステルヴィオ4
スリーヘリオス
ダブルシャープ
マイネルファンロン
ワグネリアン4
初勝利時の2着馬とのタイム差に注目
2011年以降の過去7年の優勝馬が初勝利を挙げた際に2着馬につけたタイム差を調べてみると、7頭中6頭は「0秒0〜0秒2」差、着差にすると2着馬と「1馬身半差以内」の着差で初勝利を挙げており、残る1頭(2015年のドゥラメンテ)は「1秒0」差の圧勝だった。なお、以前は初勝利時の2着馬とのタイム差が「0秒3〜0秒9」差だった馬が皐月賞を優勝するケースも多かったが、2008年以降の過去10年に限れば、2010年のヴィクトワールピサ(0秒6差)しか優勝していない。
ここでは初勝利時に2着に0.0〜0.2秒差の馬を選びます。
該当馬
アイトーン
キタノコマンドール3
グレイル4
サンリヴァル2
ジャンダルム3
タイムフライヤー3
ワグネリアン5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ワグネリアン
ワグネリアンは中京の新馬戦、野路菊S、東京スポーツ杯2歳Sを3連勝。前走弥生賞はダノンプレミアムの2着。一週前にダノンプレミアムが回避したことで、弥生賞再先着馬として参戦します。
前走弥生賞はスローペースを中団前目の5番手から進出し、直線は外から追い込んで2着。逃げたサンリヴァル、好位からのジャンダルムには先着しましたが、やや荒削りな走りなので、頭数が増える本番はやや気がかりなところ。
ただ決め手はメンバーで1、2を争うものを持っており、瞬発力を生かせる競馬となれば最右翼かと思います。
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