2011年02月22日
「24時間働けますか」の時代
頭が回転しちゃって眠れないのでブログに書き出してから寝ようと思う。
何日だったか、ちょっと前の朝日新聞のオピニオン欄で、
バブル世代が「あのころはよかった」と懐古するだけのひどい特集があったんだが、
まーはっきり言って下の世代からすると自分たちは好き勝手生きてこっちに何も残してくれなかったのにその時代を懐かしむ以上のことが何もできないって、俺に面と向かって同じこと言ってみろとついケンカ腰になってしまうような、そういう低レベルなものだったんだけど、
個人的な感想はさておき、とりあえず、その時代は、全てがよい方向に向かっているように見えて、めちゃくちゃな残業があろうが、上司に怒鳴られようが、その先にはよい将来があるんだし、変な方向に向かってるんじゃないかみたいな疑問すらはさまずに仕事にも遊びにもひたすら突進していたんだと思った。
そのバブル世代っていうのは今自分の会社の管理職になっている世代なわけで、
そのどうしようもない新聞読んで気づいたのは、彼らは体育会的に気合と根性と忍耐力で全て乗り切れると信じて、今まで乗り切ってきた世代なんだなあということだ。IT業界にいる人は、別業界にいられなくなった人ではなく、もともとITにいて、自分のポリシーを守った結果、生き残ってきた人なわけで。
で、管理職見てて思うんだけど、彼らが仕事を管理するとどうしても気合と根性が付きまとってしまう。大きな問題を部下が抱えているときに、どうしても精神論で押してしまう。本来であれば問題を細分化して明確化して対策を立てるべきなんだけど、(そもそも自分の思考回路を疑ったことがないから??)気合でやればなんとかなるしか解決策を出せない。
もちろん、その人自身は気合でいろいろやりまくった経験で能力がある時もあるが、逆にそれが、「このくらいできて当然だろ」になって部下にとっては災厄になる。
バブル世代はバブルのおかげで自分自身の経験値が高いのかもしれないが、それが今に生かせてないどころか傲慢さを生みだしていることに気付いてほしーな。。
と、恨み節を書いてみた。
んじゃ、ねる!