2011年01月24日
赤ちゃんを恐れるお母さん
また1週間ブログの更新をさぼってしまった。。
この前、電車に乗っていたらおばちゃん2人が井戸端会議しながら乗ってきて、
それが興奮気味に話していてちょっとうるさいなぁと思っていたのだが、
その話の内容は気になった。
どうもおばちゃん2人は産婦人科医か産婦人科の看護婦さんか助産婦さんか、
ともかく赤ちゃんを連れたお母さんを相手にする職業の人のようで、
子育てについての談義を繰り広げていた。
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赤ちゃんが泣きやまないとヒステリックに『うちの子は大丈夫か』と訴えるお母さんが増えた。なんかお母さんが赤ちゃんに対して恐怖感を抱いているように見えるのよ。
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子育てどころか結婚もしていない自分が子育てについて偉そうに語る気は全くないが、
赤ちゃんというのは昔も今も変わらずに、
無垢というか社会の影響を受けずに生まれてきているわけで、
(妊娠中の母親の環境に影響を受けてないとは言い切れないが・・)
その赤ちゃんに対して恐怖を抱くというのは、
母親の、初対面の人間に対して抱く先入観に、恐怖の感情が大きくなっている、ということじゃないかと思った。
これは母親というものに対するステレオタイプな見方かもしれないけど、
日本で母になる人は大概それなりに恋愛をして、結婚して、血のつながっていない人と一緒に住み、子供を授かり、赤ちゃんの面倒を見ていて、世間的には順調な人生だと見られている、そういう人であって、
いじめに遭って校を中退したりとか、外に出るのがつらくて引きこもる人はそうそう多くないわけである。
もし、おばちゃんの言っているような母親が多くいるのであれば、
もはやひきこもりであるかどうかは単に表面的なことで、
表向き社交的な人でもみんな対人恐怖症の対人恐怖症社会である、ということになるのではないか??という想像もできてしまう。
まあ、対人恐怖症とは言わないまでも、みんな人見知り社会はすでに出来上がっているような気がする。