2011年01月15日
石川議員聴取で特捜部が供述を誘導
会社に復帰してから、平日にはブログ書こうと思えなくなった・・・
もう少し前向きになれないとまた鬱モードに戻っちゃうなぁ。
まあ、戻ったらそれはそれでしょうがないか。。
さて、
陸山会事件の小沢氏強制起訴に対して根拠を根本から崩すニュースが入ってきました。
「同じ供述を」と誘導=石川議員再聴取で特捜部―公判に証拠申請・陸山会事件
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が検察審査会の起訴相当議決後、元秘書の衆院議員石川知裕被告(37)を再聴取した際、「検察と小沢さんの利害は共通している。小沢さんを不起訴にするには、前と同じ供述にした方がいい」などと、自白を迫る誘導的な取り調べをしていたことが14日、関係者の話で分かった。石川被告が聴取内容を録音しており、同被告側は公判前整理手続きで、書面化したやりとりを証拠申請した。
東京第5検察審査会は昨年4月、小沢氏を起訴相当と議決。関係者によると、議決を受けた再捜査の一環として特捜部は、同5月17日に石川被告から再聴取した。石川被告は持参したICレコーダーでひそかに録音していた。
石川被告は捜査段階で、「小沢氏に虚偽記載を報告し、了承を得た」と供述していた。供述を翻そうとした石川被告に対し、検事は「勾留中の調書と供述を変えることは、小沢さんの検察審査会の処理に悪影響を及ぼす。この点については、検察と小沢さんの利害は共通だ。前と同じにした方がいい」などと、誘導的な取り調べをしたという。
自分は以前にも書いたけど、
これはあくまで法的なルールに則って考えるべき問題だと思っている。
そして、法的にはどう頑張っても立証は無理だと思うし、そもそもただの記載ミスを悪質なものと証明することすらできないと思っていたが、
今回のニュースは、検察審査会が最大の拠りどころとしていた証言に有効性がないのではないかという話である。
手続き上できないけど、検察審査会の議決からやり直したほうがいいんじゃないかぐらいの大事件である。
ところで、トランプのダウト、ウノのチャレンジ、サッカーのシミュレーションのように、
ゲームでは、潔白なプレイヤーに濡れ衣を掛けようとした場合は、それなりのペナルティが待っている。
国会においても、偽メール問題では虚偽の告発をした永田議員が辞職に追い込まれたという事例がある。
今回についても、国民の代表である小沢議員に、根拠が薄弱であるにもかかわらず辞職せよと主張した議員は、民意をないがしろにしたという点で国民に対しての大きな裏切りである。彼らは即刻辞職すべきだと思うし、同様に、村木さん事件の舌の根も乾かぬうちに検察のシナリオに乗っかって辞職を主張した記者は全員ペンを折るべきだと思う。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2011010402000149.htmlとか、
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101004/stt1010041700004-n1.htmとか、
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/10-10/101005shakainobokutaku.htmとか。
いい加減、目先の支持率とか視聴率とか部数は置いておいて、正しいことを主張してくれ。