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2023年08月14日
0-3-1 決算整理とは
1,試算表の流れ
●簿記の流れ
・都度やる事(取引⇒仕訳⇒総勘定元帳)
⇓⇓⇓
・年1度、決算時にやる事 (試算表⇒決算整理⇒財務諸表⇒勘定の締め切り)
●試算表
・「仕訳」をした内容は全て総勘定元帳に転記します。
・[総勘定元帳」を1年に1回決算時にまとめたものが「試算表」
2,決算整理
・試算表から決算整理を行い、財務諸表(B/S・P/L)を作る。
タグ:簿記
2023年08月13日
0-2-4 有形固定資産
1,有形固定資産
●有形固定資産とは、
・固定資産は、企業が1年以上の長期間にわたって企業活動に利用する資産。
・有形固定資産は、固定資産のなかで、建物や土地、備品、車両運搬具など、形のある資産。
2,有形固定資産の取得
・現金100万で備品を購入した場合。
仕訳例)借方:備品100/貸方:現金100
3,有形固定資産の売却
・簿価200万円の車両を150万円で売却
仕訳例)借方:現金(資産)150・固定資産売却損(費用)50/貸方:車両運搬具(資産)200
タグ:簿記
0-2-3 売掛金、買掛金
1,商品売買の掛取引
●掛取引とは、代金を後日受け払いすることを言う。
売る側は売掛(うりかけ)、買う側は買掛(かいかけ)と呼ぶ。
2,掛取引の仕訳
●売掛金の仕訳
(取引内容)商品を販売し、支払いは翌月末など
仕訳例)売掛金(資産)100/売上高(収益)100
後日)現金(資産)100/売掛金(資産)100 などで解消される。
●買掛金の仕訳
(取引内容)原材料を仕入れ、支払いは翌月末など
仕訳例)仕入れ(費用)100/買掛金(負債)100
後日)買掛金(負債)100/現金(資産)100 などで解消される。
タグ:簿記
0-2-2 現金
1,現金とは
●現金とは、硬貨、紙幣といった通貨をさす。
・簿記上の現金とは、これ以外に、金融機関ですぐに現金に換えられるもの(通貨代用証券)も現金として扱う。
・なお、通貨代用証券には、他人振出の小切手、送金小切手、郵便為替証書などがある。
2,現金の増加の記帳
・仕訳に置いて現金(資産)の増加は借方(左側)に記入する。
仕訳例)借方・現金100/貸方・売上100
この場合は資産の現金が100増加し、収益の売上が100増加している。
3,現金の減少の記帳
・現金(資産)の減少は貸方(右側)に記入する。
仕訳例)借方・普通預金100/貸方・現金100
この場合は資産の普通預金が100増加し、資産の現金が100減少している。
タグ:簿記
0-2-1 仕訳とは
1,仕訳とは
●簿記の全体像
・都度やる事(取引⇒仕訳⇒総勘定元帳)
⇓⇓⇓
・年1度、決算時にやる事 (試算表⇒決算整理⇒財務諸表⇒勘定の締め切り)
●仕訳
・「取引」を行った時に最初に行う記録が「仕訳」
・「仕訳」の内容を帳簿に記載する事を簿記。
2,仕訳の書き方
仕訳のポイント
1,【5要素】(資産・負債・資本・収益・費用)のどれが発生したかを決める。
2,【5要素の増減】どの要素が減ったのか増えたのかを考える。
3,【勘定科目】5要素の中の適正な勘定科目を決め仕訳を行う。
3,勘定科目の組み合わせ
・5要素の中に、それぞれ勘定科目があります。
・すべての取引は勘定科目の組合せで表現できる。
4,仕訳の考え方
・仕訳は、借方と貸方に、それぞれ勘定科目と金額を明記する。
・借り方の合計金額と貸方の合計金額は必ず釣り合う。
タグ:簿記
2023年08月12日
0-1-3 勘定科目
1,勘定科目とは
・仕訳は簡単な用語で金額と取引を表す。その簡単な用語が勘定科目。
2,勘定科目の種類
代表的な勘定科目の種類。(5要素ごと)
・資産: 現金、当座預金、売掛金、貸付金、備品、建物、土地、車両運搬具
・負債: 買掛金、支払手形、借入金、預り金、
・純資産: 資本金、資本準備金、利益準備金
・費用: 仕入、給料、通信費、旅費交通費、広告宣伝費、支払家賃、有価証券売却損
・収益: 売上、受取利息、受取配当金、有価証券売却益、固定資産売却益
3,勘定科目と総勘定元帳
・総勘定元帳は、企業が使用しているすべての勘定科目が記載される帳簿です。
・勘定科目ごとの増減の記録が行われる帳簿です。
・仕訳をした内容をこの総勘定元帳に転記することによって作成します。
4,勘定科目と増減の記録
勘定科目の増減の記録について
例えば、「パンを100円で販売して、お客様から100円を現金で頂いた」場合を考えます。
(借り方)現金100 / (貸方)売上100
左側の借方(かりかた)右側の貸方(かしかた)に勘定科目と数字を記入し仕訳を行います。
ポイントは左右の金額は必ず一致します。
簿記には5要素があり、資産・負債・純資産(資本)・収益・費用の5つになります。
このうち、「資産・負債・純資産(資本)」は、貸借対照表の要素であり、
「収益・費用」は、損益計算書の要素になります。
5,勘定科目の借方と貸方
借方(かりかた)と貸方(かしかた)が左右のどちらになるかの覚え方。
●借方の”り”は、左に向けて書くから左側
●貸方の”し”は、右に向けて書くから右側
タグ:簿記
0-1-2 B/SとP/L(簿記の基礎)
1,財務諸表
・「貸借対照表」と「損益計算書」の事を言う。
・「貸借対照表」は年度末のその時点でのお金の集め方と使い道・会社の財政状況を表す。
・「損益計算書」は一定期間(1年間)の収入と費用・会社の経営成績を表す。
2,貸借対照表(B/S)
企業の財政状況を表す。
・左側には「資産」何に使ったのか?
・右側には「負債」「純資産」どうやってお金を集めたのか?
3,損益計算書(P/L)
企業の経営成績を表す。
・左側に「費用」いくら損をしたのか?
・右側に「収益」いくら設けたのか?
タグ:簿記
0-1-1 簿記とは
簿記とは
お店や会社などが行った活動を帳簿に記入する事。
簿記の流れ
簿記の流れは「都度やること」と「決算(年に1回)の時にやること」の大きく2つに分けられます。
・都度やること
仕訳と言う取引の記録
・決算(年に1回)の時にやること
財務諸表(ざいむしょひょう)と呼ぶ、企業の成績表をつくることが目的
目的
記録した内容を利害関係者に報告書と言う形で開示する事。
簿記の5要素
財務諸表
●貸借対照表(B/S)
お金の集め方と使い道・会社の財政状況を表す。
・資産(左)=負債+純資産(右) で左右に分かれる。
●損益計算書(P/L)
1年間の収入と費用・会社の経営成績を表す。
・費用(左)=収益(右) で左右に分かれる。
●簿記の5要素は貸借対照表と損益計算書で使われる要素
「資産・負債・純資産・費用・収益」
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タグ:簿記
7,中小企業経営・政策
【科目の内容】
●中小企業に特化した唯一の科目。
・中小企業経営
(中小企業の動向・新たな時代へ向けた自己変革力・小規模事業者の動向)
・中小企業政策
(政策の基本と金融サポート・経営基盤の強化・中小企業の経営安定化)
【科目の特徴】
・暗記量が多い。
・2次試験にはほとんど関係無い。
【試験の傾向と対策】
●出題傾向
〈中手企業経営〉
・前年の中小企業白書に掲載されている統計
企業数に関する統計(業種別等)・ 開業/廃業に関する統計・ その他、白書のテーマを構成する統計
(統計の問われ方は、推移、比較、割合などが多い。)
〈中小企業政策〉
・中小企業/小規模企業の定義
・金融サポート関連の施策(融資、信用保証など)
・経営基盤の強化関連の施策(下請代金支払遅延法、組合、退職金共済など)
●試験傾向
・白書の統計からの出題が多い。
・出題されやすい統計がある。
・出題されやすい政策がある。
・対話型の問題も出題される。
2023年08月11日
6,経営法務のイメージ
【科目の内容】
●企業経営に関連する法律の内容。
経営者と専門家の橋渡しができる最低限の法律知識。
・知的財産権
(特許権と実用新案権・意匠権と商標権・著作権と不正競争防止法)
・会社法
(株式会社の機関設計・株式会社の設立と資金調達・事業再編と持ち株会社)
・契約とその他の法律知識
(契約とその他の法律知識)
【科目の特徴】
・知的財産権と会社法の2分野で約7割。
・民法(契約)、倒産法、消費者関連の法律、英文契約書も出題。
・2次試験にはほとんど関係無い。
【試験の傾向と対策】
●出題傾向
・知的財産権
特許権・ 商標権/意匠権/著作権
・会社法
株式会社の機関・会社の設立
・その他
契約(民法)
●試験傾向
・基礎知識があれば解ける問題が多い。
・対話型の問題も出題される。