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タグ / 扉

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勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶6』 [2024/02/10 20:00]
ーー帰還の扉ーー どのくらいの時間がたっただろうか。 どこからか声が聞こえてきて、あきは、目を覚ました。 「あき。何時までそこにいるの?悲しいのはわかるけど、そのままだとあなたも体調崩して、みかんが悲しむわよ。」 お母さんの声だ! 「お母さん?お母さん!」 あきは、起きだしてお母さんのところへ走っていき、抱き付いた。 (PR) ココナラ 「まぁまぁ。早く家に入りなさい。手も洗ってね。」 そういうと、お母さんは、抱き付いてきたあきの頭を撫でて、強く..
勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶5』 [2024/02/09 20:00]
ーー輪廻の扉ーー どれくらい眠っていたのだろう。 気が付くと、辺りはもう明るくなっていて太陽はもうすぐ真上に来るほどになっていた。 あきはトワを起こそうと、周りを見回した。 すると、まだ寝ているトワがひなげしの花の端で横になっていた。 「トワ!朝だよ!起きて。」 あきは昨日の興奮がまだ続いているかのように、トワに元気よく話かけた。 しかし、トワは目は覚ましたものの、身体を起こそうとはしなかった。 「どうしたのトワ?どこか痛いの?」 そうあきに..
勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶4』 [2024/02/08 20:00]
ーー羽化の扉ーー そんなトワとの話を楽しんでいると、何やらひなげしの花の葉っぱから、もぞもぞと何かが出てきた。 あきはその『何か』に驚き、ひなげしの花びらの上に尻もちをついてしまった。 「きゃぁ〜!」 「おやおや。どうしたんだい。」 「そっ!そこに何か居る!」 そういわれてトワはひなげしの花の葉っぱの方を振り返り見てみた。 (PR) Rakuten お買い物マラソン そこには、芋虫が一匹、こちらに向かって登って来ていた。 「あぁ、あれはあたし..
勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶3』 [2024/02/07 20:00]
ーー探索の扉ーー あきは、今トワの背中に乗って空を飛んでいた。 「うわぁ〜!すごい!すごい!」 先ほどまで泣いていたのが噓のように、明るい顔になって、辺りを見回していた。 そのあきの顔をみて、トワは少し安心した。 「はぁ、とりあえず大きな声で泣かれなかったので、一安心かね。」 トワとあきは、そのまま上空に向かい、ひなげしの花も超えて、周りが見渡せるくらいの高さまで来た。 あきは、まだ興奮してあたりを見回してすこしはしゃいでいた。 「あんまりはし..
勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶2』 [2024/02/06 20:00]
ーー出会いの扉ーー どのくらい時間がたったのか、あきは恐る恐る目を開けてみた。 すると、そこは今さっきまでいた家の庭ではなく、大きな葉っぱが生い茂る中にいた。 「ここはどこ?お家は?お母さんは?」 あきは突然の出来事に、おどおどしながら周りを見渡してみたが、そこはあきの知る家の庭ではなかった。 「おかあさん!おかあさん!」 あきは叫んでみたが、返事はなかった。 (PR) Rakuten お買い物マラソン ふとみかんの墓を思い出して、下を見てみた..
勝手に小説『扉と少女とアゲハ蝶1』 [2024/02/04 23:11]
ーー序章の扉ーー 小さな女の子が、大きな木の下にある少し土が盛ってあるところの前にしゃがみこんでいた。 しゃがみこんだまま、下を向いて泣いていたのだ。 「うっ…うっ…ぐすっ…」 盛り土の上には、木の板があり、そこには「みかんの墓」と書かれていた。 「みかん…どうして死んじゃったの?あきは寂しい…」 『あき』とはこの泣いている女の子らしい。 そして、『みかん』は、死んでしまった猫だった。 つい先日、あきが生まれる前から家で飼っていた猫が、老衰で死んでしまい、..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛6』 [2024/01/23 20:00]
ーー帰還の扉ーー 新人「課長!山田課長!大丈夫ですか?」 どれくらいの時間がったたのか、どこからか聞き覚えのある声がした。 はっとして、目を覚まして辺りを見回した。 いつも通りの会社の廊下で、自分の部屋の扉の前だった。 戻ってきたのだ。 (AD)ココナラ:洋裁代行☆入園入学グッズ・学用品小物承ります どうやってかは分からないが、きっとタランさんのおかげだと思った。 新人「課長、大丈夫ですか、部屋の前で倒れていたので。」 勇優「今は何時?」 ..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛5』 [2024/01/22 20:00]
ーー別れの扉ーー 勇優は、タランの巣から降り始めた。 初めて食物連鎖の現場を見て、何か心のどこかに何かが生まれたような感じがあった。 これから、どうしよう。そんなことも考えながら、でも最初にこの世界に着た時よりは不安は和らいだ状態で、木の下まで降りて行った。 木の下から上を見上げると、先ほどまでいたタランさんの巣が見えた。 そこからタランが下の勇優に向けて大きな手を振っていた。 勇優もそれにこたえるように手を振って答えた。 さて、元居た世界に戻るために、とり..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛4』 [2024/01/21 20:00]
ーー食物連鎖の扉ーー 蜘蛛の巣を降りようとしたその時、目の前に何か大きなしかもきれいな羽が迫ってきた。 それは、アゲハ蝶だった。 ただ、やはりサイズは勇優と同じ大きさだった。 とっさに勇優はその羽がぶつかりそうだったので、手で払いのけてしまった。 すると、そのアゲハ蝶は、先ほど勇優が捕まっていたタランの蜘蛛の巣に捕まってしまったのだ。 すると、先ほどのタランが近寄ってきた。 タラン「これはこれは、大変なご馳走が引っ掛かったね。」 すると、タラン..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛3』 [2024/01/20 20:00]
ーー出会いの扉ーー その生き物を観て、勇優は驚きと恐怖を感じて、怒りがまたどこかに飛んで行ってしまっていた。 なぜなら、その生き物は、『蜘蛛』そのものだったのだ。 しかも、大きさは勇優と同じ人間サイズの大きさだったのだ。 ということは?今自分が囚われている場所は、そのまま蜘蛛の巣の中ということになる。 ということは、自分は捕食されてしまうのでは? 勇優は、頭の中が色々とパンク状態となってしまった。 蜘蛛「ありゃ、これは珍しい。人間が引っ掛かってい..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛2』 [2024/01/19 20:00]
ーー怒り1の扉ーー どれくらいたったのだろうか。勇優を包んでいた眩い光が薄まってきたので、目を開けてみた。 すると、なんとそこは、先ほどまで歩いていた会社の廊下ではなく、まるでジャングルのような葉っぱが生い茂った外に立っていた。 (AD)ココナラ:癒やし系看護師がお話何でも聞きます 勇優「なんだ?ここはどこだ?今まで会社にいたのに。」 勇優は後ろを振り返ったり、周りを見回してみたが、やはりまわりは葉っぱが生い茂っている外だった。 しばらく何が起きた..
勝手に小説『扉と怒り課長と蜘蛛1』 [2024/01/19 01:10]
ーー序章の扉ーー 課長「なにやっていたんだ!この資料の出来はどうした!」 突然会議室の雰囲気が一変した。 (AD)ココナラ:占術最多️私の占い全てであなたを鑑定します ここは、あるIT企業の会議室の中。 今は今度始まる開発の企画会議の真っ最中だった。 新人「すいません。この会議に間に合わうようにした内容にしたのですが。」 新人は怒られている事に不満を感じ、少し言い訳じみた回答をしたが、これが課長を更にヒートアップさせることになるとは考えもしなかっ..
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