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2023年12月28日

勝手に小説『扉と少女』

ーー序章の扉ーー
冬の夕暮れ時、東京の郊外の高校の屋上には、一人の少女が佇んでいた。
彼女の名は「咲」。





咲は学校でいじめにあっていた。
いじめっ子たちは、咲の容姿や成績を嘲笑い、毎日のように彼女をいたぶっていた。
咲は、いじめに耐えながらも、これからの人生に思い悩んでいた。
自分は、このままいじめに耐えながら生きていくべきなのか。。それとも、逃げ出すべきなのか。

咲は、そんな思いを抱えながら、屋上で夕日を眺めていた。
すると、目の前に突然、大きな扉が出現した。
第1章-1.jpg


咲は、その扉に目を奪われた。
扉は、古びた木で作られており、その上には奇妙な模様が刻まれていた。

「一体、これは何だろう?」

咲は、扉に手を伸ばして触れた。すると、扉から不思議な力が湧き出てくるような感じがした。

「この扉はいったい……?」





咲は、扉を開けるかどうか悩んだ。
今の高校生活にもうんざりしていて、これからどう生きていけばよいのか。
そんな悩みがあるなら、いっそのことこの扉に運命を任せても。。。
でも、この扉はいったいどこから現れたのか?さっきまで何もなかったのに、突然現れたのは何故なのか?その先に何が待っているのか?
わからないことだらけで、咲は、しばらくの間、扉の前で座り込んで見つめた。

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そして、意を決して扉を開けた。
扉を開けると、眩い光が扉の向こうから出てきた。咲は、その光に目がくらんでしまった。

「あ……!」

咲は、何かに吸い込まれるようにして、扉に入って行ってしまった。

>> 『旅立ちの扉』に続く
posted by ジンジン at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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