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2018年04月24日
エアコンにはご注意を!
・今日は寒い位ですがすでにエアコンを使った方も多いかも…
★エアコンが臭い、におう
冷房のスイッチを押した途端…
高温多湿の日本の気候、特に真夏は、エアコン無しでは過ごし辛い地域がほとんどですね。
冬場はエアコンを利用しないご家庭も、夏を迎えたとたんに冷房のスイッチをオン。
すると、エアコンからなんともいえない変なニオイが……。
そもそも、エアコンの風にニオイなどあるのでしょうか?
・エアコンそのものにニオイは無い!?
厳密に言うと、エアコンそのものが臭うのではなく、エアコンが吹き出す空気が臭うのですね。
においの原因として、もっとも大きな理由は「吹き出し口内部のカビ」、
「ドレンパン(結露した水の受け皿)」、たばこを吸われる家庭は「タバコのヤニ」、
キッチンがすぐ近くにある場合は「料理油」、寝室であれば「寝汗や汗を吸い込んだ布団のニオイ」
などが挙げられます。つまり、エアコンは室内の環境によって汚れ、
その汚れのニオイが吹き出されているそうです。
・フィルタはこまめに洗っていても…
フィルタの基本的な役割は、室内の空気を吸い込む際に、
熱交換器に直接異物が吸い込まれないように防護すること。
フィルタが目詰まりしていると、ニオイの原因というよりも「風量」が低下したり、
温度設定が弱くなったり、電気代があがってしまいます。
実はフィルタよりももっと大事な場所がエアコンの風が吹き出す口内部。
特に冷房運転後、スイッチを切って放置すると、吹き出し口の内部で「結露」が起こり、
それに埃などの汚れが付着して「カビ」になってしまうのです。
タバコを吸わないのに臭うようであれば、吹き出し口の内部を懐中電灯で照らしてみてください。
「黒っぽいプツプツ、斑点」がニオイの原因の「カビ」なのです!
・臭い"撃退"よりも、むしろ"健康"のために
カビの中にも、薬品や発酵食品を作るために必要な種類もありますが、
およそ生活の不衛生によって発生するカビは、
エアコンの内部に生えるカビも含めて人体に有害なものがほとんど。
しかもエアコンはカビの胞子を室内に撒き散らすため、私たちは知らぬ間に吸い込んでしまい、
現代病とも言われる「夏型過敏性肺炎」を引き起こす恐れもあります。
エアコンが臭いのを我慢するのは止めて、
あなたの、そして家族の健康のためにエアコンをきちんとクリーニングしましょう。
★エアコンのカビを抑制する工夫は!
カビ対策にもちょっとした工夫があります。
それは、エアコン(冷房)を切った直後、15〜20分程度「送風運転」にして、
吹き出し口内部を強制乾燥させるのです。
これは、お風呂上りに換気扇を回して(=空気を流動させて)カビを防ぐのと同じ原理です。