2018年04月01日
暑熱順化。
・今年は春を通り過ぎいきなり夏…⁈ で気をつける事
★暑熱順化とは?
暑熱順化とは体が暑い環境に慣れていくことです。
人間の体は環境に柔軟に適応していくので、徐々に体を暑さに慣らしていくことによって
暑さへの耐性が高まり、熱中症や夏バテにかかりにくくなります。
体が暑さに慣れていないと熱中症や夏バテにかかりやすくなるので、
夏本番になる前に徐々に暑さに慣らしていきます。
・暑熱順化していない場合
暑熱順化していない状態の体が急に暑い環境にされされた場合、
体が暑さに慣れていないためうまく体温調整ができません。
夏は発汗によって体温を下げますが、
暑熱順化ができていない体は汗と一緒にナトリウムが多く排出されます。
ナトリウムが不足するとめまい、食力減退、脱水症状が起こりやすくなり、
熱中症や夏バテにかかりやすい状態となります。
暑熱順化ができていない体は水分補給をしても体液量が回復しにくいため、
しっかり水分を補給していても熱中症や夏バテになってしまうことがあります。
・暑熱馴化している場合
暑熱順化ができている体は皮膚の血管を拡張させて血流を増やし、
皮膚の表面から熱を放出しやすい状態となっています。
皮膚の血流量が増えることで汗をかく前に熱が放出されやすくなり、
皮膚血流反応だけでは放熱が追いつかなくなると汗をかいて体温を下げようとします。
また、暑熱順化ができている体は汗をかいてもナトリウムが排出されにくくなり、
水分補給で体液量が回復しやすいので熱中症や熱バテにかかりにくくなります。
汗に含まれるナトリウムの量が減ることにより、サラサラの汗に変化します。
★暑熱順化の方法!
ジョギング、ウォーキング、半身浴、自転車など暑熱順化の方法は色々あります。
暑熱順化のポイントは汗をかくことで、
体を動かさなくても半身浴で汗をかくだけでも体が暑さに慣れていきます。
徐々に体が暑さに慣れていきますので、暑熱順化は続けることが肝心です。
途中で運動や汗をかくことをやめてしまったり期間が空いてしまうと、
暑熱順化の効果が薄れてしまいます。
一週間ほどで暑熱順化の効果が出てきますので、夏になる前に取り組みましょう。
クーラーを早い時期につけると体が暑さに慣れないので、
夏本番に向けて梅雨や夏前は極力クーラーをつけないようにした方が体が暑熱順化しやすいです。
夏前でも日によって気温が非常に高くなる時がありますので、無理はしないようにしましょう。
・暑熱順化中は水分補給を!
運動や半身浴・サウナなどで暑熱順化に取り組んでいる時は、
しっかり水分を補給することが肝心です。
暑熱順化中はまだ体が汗をかくことに慣れていないので、
無理はせずに水分を補給しながら体を慣らしてあげましょう。
水だけだとナトリウムを十分補給できないので、
ナトリウムを補給するにはスポーツドリンクが最適です。
暑熱順化で暑さに体が慣れても水分補給は怠らないようにしましょう
・三江線は広島県の三次駅と島根県の江津駅の間を結ぶJR西日本のローカル線。
過疎化による沿線人口の急激な減少により、
残念ながら2018年4月1日をもって廃止されます。
その中でも有名なのは、天空のうずい駅! 絶景のイルミネーション。
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