栃木県市貝町では、町職員が残業時間を過少申告するサビ残が常態化していました
栃木県市貝町は、タイムカードに打刻された町職員の勤務時間の記録に比べて、時間外手当申請時の勤務時間記録が実際の勤務時間より少なく報告されるケースがあると公表しました。
栃木県市貝町定例町議会の一般質問で山口幸佑町議が「長期的なサービス残業が行われていたのでは」と問うと、入野正明町長は「残業に当たるか所属長がしっかり仕分けしていた」などと否定しました。
栃木県市貝町の入野正明町長コメント
「記録に著しく乖離が見られる職員向けにヒアリングするなどし、実態調査を行う」
「カードの打刻と自己申告の記録の正確な一致は厳格には求められていない」
「申請しづらい空気があったとすれば、今後は変えていかなければならない」
栃木県市貝町のコメント
「職員が残業代の申請を行うには、所属長の承諾を得るために残業時間などを『時間外勤務命令簿』に書き込む必要がある」
「命令簿とカードの記録との間の乖離は認める」
「時期や時間、職員数などは明らかにしない」
国内で最も法令を遵守していると期待されている町役場でのサビ残発覚です
戦後日本は、国家そのものがブラックなのではないでしょうか
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image