2015年09月28日
高いアメリカの治療費No.2
先日、以下の記事をご紹介したところ、大きな反響がありました。
「盲腸の請求書を見てぶったまげた…」アメリカ人のありえない医療費に対する海外の反応
さて、そこで新たな疑問が湧いた人もいるかもしれません。
「盲腸ですら(それも保険有りで)超高額なら、他のケガ・病気ではどんな金額になってしまうのか?」と。
実際にアメリカの病院で受けとった、15の請求書&レシートをご紹介します。
1.
$2,422,772.45(約2億4千万円)
病名は書かれていませんが、保険が効かない患者への請求書。
2.
$100,043.03(約1千万円)
腰の手術に対する請求。ちなみにこの中には、まだ手術そのものの代金は含まれていないそうです。
3.
$12,430.45(約124万円)
腹痛で6時間ほど痛みが止まらず、深夜12時ごろ救急へ行き、翌朝6時に病院を出たときの請求書。モルヒネ、胃酸をうすめる薬、いくつかの検査でこの金額。
4.
$121,447.12(約1214万円)
何の手術かわかりませんが、一通りの検査や手術を経て、保険はなく病院がディスカウントしてくれた上で、この値段。
5.
$407,643.95(約4076万円)
これも何の病気か記されていませんが、投稿者の息子さんが2カ月前に提示されたという請求書。
6.
$11,753.27(約118万円)
救急車で運ばれて2日後に退院したときの金額。特に手術などはしていません。
7.
$135,007.58(約1350万円)
手術費用みたいですが、全身麻酔や呼吸器などのいらない簡易手術のようです。
8.
$49,871.18(約500万円)
出産費用ですが、2週間の集中治療室がプラスされての請求額。
9.
$36,771.25(約368万円)
盲腸(虫垂炎)の切除手術。
10.
$60,652.80(約607万円)
交通事故で病院に3日滞在して。
11.
$80,861.00(約809万円)
足首を骨折しての請求書。しかもここにはまだ、救急車、麻酔、検査の費用は含まれていないとのこと。
12.
$56,247.17(約562万円)
これは保険会社が支払った金額。
急性アレルギー反応で病院に45分いただけだそうです。胃薬、抗ヒスタミン薬、ステロイドを与えられてこの請求書。
幸い患者が支払ったのは$318.15(約3万2千円)
13.
$47,192.08(約472万円)
外科手術ですが、3日で退院していることを思うと、そんなたいした手術をしたとは思えないのですが……。
14.
$125,991.11(約1260万円)
バイクで交通事故。4日入院で保険なし。
おまけ
160.00カナダドル(約1万5千円)
「カナダで赤ちゃんを産んだらこんな請求書だった。
ムカつく Byアメリカ人」
どれもこれも絶望するほどの、ぼったくりぶり。
アメリカで病気やケガをすると破産すると言われていますが、それが決して冗談ではなくシビアな現実であることが実感できます。
日本でも医療崩壊が叫ばれているだけに、放っておけば、いずれ似たような状況になるかもしれません。
アメリカに行く際は、必ず保険に入るか
保険つきのクレカを持っていってくださいね。
これは極端な例かもしれませんが、もっていて損はないと思います。
ぜひぜひ、無料で作れるクレカで快適な旅行を。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4213919
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。