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2015年09月27日

アメリカの治療費No.1

アメリカでガラガラヘビに噛まれると00
アメリカの医療崩壊について、何度かご紹介してきました。

保険が効いているのに盲腸の手術費用が100万円を超えるなど、その医療費は常軌を逸しています。
(参照:「盲腸の請求書を見てぶったまげた…」アメリカ人のありえない医療費に対する海外の反応

そのアメリカで、「ガラガラヘビに噛まれた」人が、治療請求書を公開していました。

驚きの金額をご覧ください。

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アメリカでガラガラヘビに噛まれると01
とりあえず上のほうの細かい説明は無視するとして……

数字だけ見ていきます。

請求日  :2015年7月13日
支払い期限:2015年7月27日

患者へのサービス概要
薬        $83,341.25 (約1000万円)
臨床検査サービス $22,433.00 (約280万円)
中間ケアルーム  $21,225.00 (約260万円)
集中治療室    $17,766.00 (約220万円)
救急医療サービス  $5,564.00 (約70万円)
治療サービス    $1,423.00 (約18万円)
放射線        $947.00 (約12万円)
特別サービス     $462.00 (約6万円)

請求合計額    $153,161.25 (約1900万円)
清算             $0 
支払い保険料         $0
分割払い金          $0
保険会社から支払われるべき額 $0

あなたの支払うべき総額 $153,161.25 (約1900万円)

1900万円!?

毒蛇からどうにか生き延びたと思ったら、今度は請求書で昇天しそうです……。

何をどこから突っ込んでいいのかわかりませんが、この高級車どころか家が買えそうな金額は、ぼったくりどころの騒ぎではなく、もはやジンバブウェのインフレを思わせます。

アメリカの自己破産の大半が医療費によるそうですが、これを見ると理解できます。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●この請求書の最高なところは、「支払い期限 2015年7月27日」だってところ。

↑「ちょっと小切手を持ってきます」

↑「あのう、小切手の日付を先に記入してもいいですか?」

↑「お客様、日付を間違っておられます。2015年に0が多いようですけど」
「いやいや20015年で正しいんです。そのときくらいまでには支払える気がします」

●まぁ、少なくともお金を用意する2週間の猶予はくれたしね。それだけでも親切だよ。

↑病院に15000ドル(約200万円)の借金があるときは君のトラブルだが、病院に15万ドル(約2000万円)の借金があるときは、病院のトラブルだ。

●アメリカ人でいることは、(ゲームの)ソニックみたいなものなんだな。何かにぶつかると、持っているものを全部失う。
アメリカでガラガラヘビに噛まれると02
(敵にぶつかると、所持してるリングをまき散らす)

↑少なくともソニックは、落としたリングを再びかき集めることはできるよ。

●82000ドル(約1000万円)の価値の薬ってなんだ? 1kgのコカインか?

↑こんな医療費は道理に反しているよ。
わがオーストラリアには幸運にも無料の国民健康保険があるけど、プライベートな医薬品を支払ったときでも、ずっとまともな値段だ。
自分は救急で働いているので、たまに高額な薬を使うこともあるが、政府の補助のない最高額のものでも、製薬会社から直接購入で2000ドル(約25万円)だ。
こんな緊急の状況で、83000ドルもするのは完全なウソっぱちだ。君らのヘルスケアのサプライヤーがどこから購入しているか知らないが、製薬会社からゆすられていて、そのお返しに患者かサプライヤーをゆすっているんだ。
アメリカ人の中に、これが実際に製造にかかる費用だと信じている人がいるのも驚きだ。そんなことはない。サプライヤーは10倍の利益を得ていて、それはあまりに不道徳で、ほとんど犯罪と言える。

●アメリカの医療保険:病気になるな。

●アメリカ人だけど、21歳の妹はガンで闘病して3年になる。父は妹の医療費を何とか払って破産状態。生体医学のエンジニアとして35年働き続けたが、妹の命を救うために定年後の貯蓄を根こそぎ持っていかれたよ。こんな医療システム、クソくらえだ。

●自己破産するアメリカ人の3分の2は、医療費や病気が原因としている。

●この金額の請求書が3,4ページに渡らず、たった1ページってことにも驚きだ。

●83000ドルの薬っていったい何なの????

↑解毒剤“ Crotalidae Polyvalent Immune Fab”だよ。最高2500ドル程度だが、この患者は12本くらい必要だったのだろうと思う。病院には通常あまりたくさん置いてないものだ。どこから購入するかにもよるが、3〜5000ドルは軽くする。

●スウェーデン人だけど、薬と書かれている横の金額を見て、薬局そのものを買ったのかと思った。


こう何度も、超高額な請求書の例が出てくるところを見ると、アメリカではこれが日常茶飯事であることがうかがえます。

アメリカでは絶対に、病気・ケガは避けなければいけないようです。




私も、半分アメリカ人ですので理解はします。
私自身も、アラスカにいた際に交通事故で約
一週間入院していただいた請求書はというと$25.000(約300万円)
何とか、保険に入っていたからよかったもののもしそうでなかったら
絶対に自己破産でした。


アメリカに行く際は、必ず保険に入るか
保険つきのクレカを持っていってくださいね。






 


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