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2018年05月14日

映画「手紙は憶えている」の感想…「こういう展開」の作品が多すぎて自分にはイマイチだったが悪い映画ではない。

今日は映画「手紙は憶えている」の感想です。

またまたAmazonのPrime Videoでの鑑賞。

月々お金払ってるdTV全然使ってないなあ…と思っています。

いつも通りPS4でPrime Videoを使って観ました。

字幕スーパー版です。



映画「手紙は憶えている」は2016年日本公開のアトム・エゴヤン監督作品。

アトム・エゴヤン監督は何作品も長編映画を監督されているのですが、

他の作品はまだ1つも観ておらず…勉強不足。

これを機に他の映画も観てみたいと思っています。

…と、いつも言ってるけどなかなか観れてないのですが。


この映画「手紙は憶えている」はホロコーストものの1つ。

以前、このブログでは映画「縞模様のパジャマの少年」の感想を書きましたが、

あの映画は子供視点というか子供が中心の物語に対して、

こちらは老人視点というか余命幾許かもない人が中心の物語。


簡単なあらすじですが、

認知症で記憶の曖昧な老人ゼヴは同じ施設にいる友人マックスから手紙を渡される。

そこには妻が死んだらマックスの復讐に強力するという内容などが書かれており、

手紙にしたがってマックスの家族を殺したオットー・ヴァリッシュという男を探すのだった。

…みたいな感じかな。


キャストは

手紙に従い復讐を果たそうとするゼヴ・グットマンを演じるのはクリストファー・プラマー。

大ベテランですが、さすがの演技。

体力もない、記憶もない…ボロボロの老人を演じています。

彼ぐらいになると失禁なんて通過点。

友人のマックス・ザッカーを演じるのはマーティン・ランドー。

こちらも大ベテランですが残念な事に2017年にお亡くなりになりまして、

こちらの映画が最後の出演作品になってしまった様です。

その他、ディーン・ノリス、ヘンリー・ツェニー、ハインツ・リーフェン、

ブルーノ・ガンツ、ユルゲン・プロホノフなどが出演しています。


さて、映画「手紙は憶えている」の感想ですが、

この映画をどう観たかで意見が割れそう。

正直、自分はイマイチでした。

サスペンスというか、衝撃的展開ってのを1番の楽しみに観ると、

結構序盤に…あれ…これって…というか、

実は物語が始まる前から「なんとなく」分かってしまう。


基本的にはネタバレはしたくない派なので、

しっかりとは書きませんが、この映画に関しては少しバレてしまうと思うので、

何にも知りたくないって人は、一旦ここで読むのを止めてください。



で、続きを書いていきますが、

なんか、ちょっと前にもこんな感じの展開あったなと思ったら、

同じPrime Videoで観た映画「クーリエ タイムリミット60HOURS」だった。

書いちゃうけど、記憶喪失の男が探してる人って大概自分だよねって。


こういう展開が決して悪い訳じゃないのですが、

よっぽど上手く作らないといけない。

特に「そこを映画の一番の見所にするのであれば」余計に丁寧にしなくては。


なぜかと言えば「単純に多い」んですよね…「そういう展開」って。

なのであまり映画を観てない人にとっては斬新とか思う事もある。

ただ、そういう作品が多いから、「またか」って思う人が増えてきているはず。

作品単体で観てると「それが悪い訳ではない」のですが、

映画作品の流れの中で「まだそれなのか」って思わせてしまうのは、

やはりマイナスポイントになってしまうと思う。


つまり、「そういう作品にふれてない人は楽しめる」と思うし、

「いくつもそういう作品にふれている人は微妙」だと思うはず。


ただ、そこを一番のポイントにしているのでイマイチだなとは思ったのですが、

決して悪い映画ではない…というか、

そこを差し引いても観るべき映画と言っても良いと思う部分は多い。


特に俳優の演技。

クリストファー・プラマーの演じるゼヴはどうみても認知症にしか見えない。

ファーストカットの寝ている老人ってところで、心鷲掴み。

あと体力も思考も追いつかない、そんな弱い老人が失禁するほど脅されるシーン。

あそこはドキドキ、モヤモヤしたなあ。

演技だけでなく、あそこの展開は良いですよね。

そして、「あそここそ」超えてはいけないラインでもあったり、

そこら辺の構成は上手いと思う。


あとこの映画を観ると、

初心者は22口径が良いって予備知識も得る事ができる。

てか、あんなよぼよぼ爺さんでも銃が買えるって仕組みが恐いなあ。


そしてヘブライ語も学べちゃう。

ゼヴって名前がカッコいいですよね。

ヘブライ語で狼って意味らしいです。

そりゃ歳をとっても狼はやりますわ。


そんな感じかなあ。

この映画は「物語」が一番のポイントなので、

ネタバレしないように感想を書くとこれぐらいになってしまう。

いや、ここまで読んだ人はほぼネタバレしているんだけど。

関係ないけど、こういう展開の映画を観ると映画「ハイテンション」を思い出す。

「違うだろー!」ってツッコンだ懐かしい思い出。


で、映画「手紙は憶えている」は乗り切れないけど、悪い映画ではない。

認知症の人に道案内は大変とか、俳優の演技だったり、

作りこみの丁寧なところとか他の見所もあるし。


子供との会話のシーンでの、

お菓子もってくると思ってたってところの、

私も思ってたっとかのやりとりは好きです。


そうそう、邦題問題ですが、

この映画「手紙は憶えている」の原題は「Remember」です。

映画の展開的にも原題の「Remember」で良いと思うんですよね。

なんで、いちいち「手紙は憶えている」とか安っぽいタイトルにしちゃうのか。

しかも、「手紙は憶えている」って展開でもないじゃんね。

「手紙は憶えている」というより「あんたは忘れている」って物語な訳で。

結局、「それっぽい」ってだけの客寄せ二流邦題。

また余計な仕事をしやがって…って思ってます。

手紙は憶えている(字幕版)




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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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