2019年10月13日
映画「ヘル・レイザー」の感想…味わい深い。
今日は映画「ヘル・レイザー」の感想です。
Netflixで何かホラー映画ないかなと探していて目に止まりました。
そんな訳でPS4のNetflixで鑑賞…字幕スーパーです。
映画「ヘル・レイザー」は日本公開が1988年のクライヴ・バーカー監督作品。
クライヴ・バーカー監督は多数の映画に携わっているのだけど、
多分映画「キャンディマン」ぐらいしか観ていない。
この映画「ヘル・レイザー」も存在は知っていたのだけど、
実は観たことがなかった…勉強不足。
この映画は監督自信の書いた小説「ヘルバウンド・ハート」が原作。
もちろん読んだ事はありません。
映画の簡単なあらすじですが、
フランクはある箱を手に入れ、それが原因で肉体をバラバラにされてしまう。
時が経ち、弟のラリーが母親の家へと引っ越してきた。
引っ越し作業をする中でラリーは手を怪我してしまい流れる血が床へと落ちた。
すると肉体をバラバラにされたラリーが復活をしてしまったのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
多分主人公のカースティ・コットンを演じるのはアシュレイ・ローレンス。
今観ると昔の綺麗な人って印象を受けたけど、
よくよく考えたら撮影機材も含め撮り方がその時代ってだけかも。
カースティの父ラリーを演じるのはアンドリュー・ロビンソン。
上手く言えないけど「良い顔」してるなと思う。
特に終盤の展開では良い演技で良い顔をしていた。
ラリーの妻ジュリアを演じるのはクレア・ヒギンズ。
綺麗なんだろうけど手放しでそうは思えないのは何故だろうか。
作中で数々の男を引っ掛けているのだが…うむ。
あの服装と髪型に時代を感じれる良い味が出ている。
ラリーの兄フランクを演じるのはショーン・チャップマン。
顔からして当時のワルみたいな顔立ち。
彼の模型というか…美術さんすげえなって思う。
ジャケットにもでている有名なピンヘッドを演じるのはダグ・ブラッドレイ。
この映画は観てないけどピンヘッドは知ってるって自分みたいな人は多いと思う。
その他、グレース・カービー、ニコラス・ヴィンス、
サイモン・バムフォードなどが出演しています。
さて、映画「ヘル・レイザー」の感想ですが、
なかなか味わい深くて今観ても楽しめる作品でした。
最初が黒バックのテキストって雰囲気だけでも時代を感じるのだが、
箱の丸いところにそれが収まるというか、
繋げる感じにさらに時代を感じれる。
そしてアイスコーヒーなのに角砂糖という展開。
当時はガムシロップなんてなかったのだろうかとか、
余計な事ばかり考えてしまうシーンからこの映画が始まる。
そしてフックによってフランクが体をバラバラにされるのだが、
必要最低限のところだけなんとか頑張って作った感じが泣ける。
今だったらCGとかで体がバラバラになるってやっちゃいそうだけど、
当時はなかなかそういう事も出来なかったのであろう、
顔へのフックとあとは吊るされた内臓や肉片のモンタージュで、
なんとなくバラバラにされたんだなって観てあげる感じ。
全然関係ないけどフックに吊るされるのを観て、
「Dead by Daylight」を思い出した。
…あのゲームってどうしたら上手くなるんだろうか。
でも今観たいなCGじゃなくて、
頑張れるところは美術さんなのか技術さんがアナログでやってるのは、
今では味わいづらい感覚。
床がバタバタするのとか、煙だしたり光つけたり、
なぜだか映画「帝都物語」が頭を過った。
でもこの頃の「こういう感じ」って今観ても悪くない。
CGと言えば、光の演出とかどちらかというと、
当時の「ウルトラマン」とかみたいなアニメーションとの融合って感じは、
これもこれで味わい深い。
さっきから味わい深いばっかり書いているのだが、
とにかくそういう感覚で楽しめる作品だった。
家の中でもタバコのポイすてって…それ誰が掃除するの?
凄い時代だなと思う。
ブラというかキャミソールの肩紐をナイフで切るとか、
当時もそういうプレイがあったんだなと。
例え相手がちょっとおばさんであってもドキッとするよね。
そしてセックスの後に男が一言、
「満たされない」
って、フランクお前最高じゃんか!!
いつかそんな事言ってみたいなあ。
不倫セックスした後に「満たされない」って。
そんなフランクもバラバラにされて、
何故かラリーの血でゾンビみたいな感じで復活するのだが、
これがまたCGじゃないのが味わい深い。
絶対今でもこの表現方法は通用すると思うのだけど、
たぶんお金がかかるのと優秀な技術者がいるんだろうなと。
近年はCGよりもアナログ手法が見直されてきているとは言え、
こういうシーンはほぼCGになっちゃうだろうなと。
この映画を観てCGじゃない良さってのが凄くあったと思う。
ホラーというジャンルだけど、
全体としてはなんとなく誰が誰に襲われるのかよく分からない。
いや、もちろん分かっているのだけど、
貞子的な圧倒的なキャラクターが人を襲うという話ではないので、
物語として恐怖を感じるとかホラー的要素は少し薄いのかもしれない。
ネタバレも何もないと思うので書きますが、
とりあえず「ルマルシャンの箱」というものを開けてしまうと、
セノバイト達に狙われるのだが、
あいつ等にバラバラにされたフランクが何故かラリーの血で復活して、
その後ジュリアを使ってそこら辺の男を襲うという話で、
アイコン的存在のピンヘッドって最初と最後ぐらいしか出てこないし、
ほとんど何かするって訳ではない。
なんでフランクが蘇ったのかも分からないけど、
クライマックスの時にあんな感じでセノバイト達が消えていくのもなんかなあ。
とりあえず肉体はバラバラになる描写はあるけど、
邦画ホラーみたいな精神的に怖い映画ではないし、
なんならちょっと笑える感じで編集されていて、
「念には念を入れるタイプでね」って言った瞬間にバコッとか、
本来怖い事をしてるはずなのにちょっと笑える。
ラストはそう言えばお前いたなと思った。
そんな感じかな。
とりあえず続編というか何作品もシリーズが出ているので、
機会があったら観てみたいと思います。
とりあえず味わい深い映画だった。
セノバイトの造形とか、ゲームだったり色んなものに影響与えてそうな気もした。
Netflixで何かホラー映画ないかなと探していて目に止まりました。
そんな訳でPS4のNetflixで鑑賞…字幕スーパーです。
映画「ヘル・レイザー」は日本公開が1988年のクライヴ・バーカー監督作品。
クライヴ・バーカー監督は多数の映画に携わっているのだけど、
多分映画「キャンディマン」ぐらいしか観ていない。
この映画「ヘル・レイザー」も存在は知っていたのだけど、
実は観たことがなかった…勉強不足。
この映画は監督自信の書いた小説「ヘルバウンド・ハート」が原作。
もちろん読んだ事はありません。
映画の簡単なあらすじですが、
フランクはある箱を手に入れ、それが原因で肉体をバラバラにされてしまう。
時が経ち、弟のラリーが母親の家へと引っ越してきた。
引っ越し作業をする中でラリーは手を怪我してしまい流れる血が床へと落ちた。
すると肉体をバラバラにされたラリーが復活をしてしまったのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
多分主人公のカースティ・コットンを演じるのはアシュレイ・ローレンス。
今観ると昔の綺麗な人って印象を受けたけど、
よくよく考えたら撮影機材も含め撮り方がその時代ってだけかも。
カースティの父ラリーを演じるのはアンドリュー・ロビンソン。
上手く言えないけど「良い顔」してるなと思う。
特に終盤の展開では良い演技で良い顔をしていた。
ラリーの妻ジュリアを演じるのはクレア・ヒギンズ。
綺麗なんだろうけど手放しでそうは思えないのは何故だろうか。
作中で数々の男を引っ掛けているのだが…うむ。
あの服装と髪型に時代を感じれる良い味が出ている。
ラリーの兄フランクを演じるのはショーン・チャップマン。
顔からして当時のワルみたいな顔立ち。
彼の模型というか…美術さんすげえなって思う。
ジャケットにもでている有名なピンヘッドを演じるのはダグ・ブラッドレイ。
この映画は観てないけどピンヘッドは知ってるって自分みたいな人は多いと思う。
その他、グレース・カービー、ニコラス・ヴィンス、
サイモン・バムフォードなどが出演しています。
さて、映画「ヘル・レイザー」の感想ですが、
なかなか味わい深くて今観ても楽しめる作品でした。
最初が黒バックのテキストって雰囲気だけでも時代を感じるのだが、
箱の丸いところにそれが収まるというか、
繋げる感じにさらに時代を感じれる。
そしてアイスコーヒーなのに角砂糖という展開。
当時はガムシロップなんてなかったのだろうかとか、
余計な事ばかり考えてしまうシーンからこの映画が始まる。
そしてフックによってフランクが体をバラバラにされるのだが、
必要最低限のところだけなんとか頑張って作った感じが泣ける。
今だったらCGとかで体がバラバラになるってやっちゃいそうだけど、
当時はなかなかそういう事も出来なかったのであろう、
顔へのフックとあとは吊るされた内臓や肉片のモンタージュで、
なんとなくバラバラにされたんだなって観てあげる感じ。
全然関係ないけどフックに吊るされるのを観て、
「Dead by Daylight」を思い出した。
…あのゲームってどうしたら上手くなるんだろうか。
でも今観たいなCGじゃなくて、
頑張れるところは美術さんなのか技術さんがアナログでやってるのは、
今では味わいづらい感覚。
床がバタバタするのとか、煙だしたり光つけたり、
なぜだか映画「帝都物語」が頭を過った。
でもこの頃の「こういう感じ」って今観ても悪くない。
CGと言えば、光の演出とかどちらかというと、
当時の「ウルトラマン」とかみたいなアニメーションとの融合って感じは、
これもこれで味わい深い。
さっきから味わい深いばっかり書いているのだが、
とにかくそういう感覚で楽しめる作品だった。
家の中でもタバコのポイすてって…それ誰が掃除するの?
凄い時代だなと思う。
ブラというかキャミソールの肩紐をナイフで切るとか、
当時もそういうプレイがあったんだなと。
例え相手がちょっとおばさんであってもドキッとするよね。
そしてセックスの後に男が一言、
「満たされない」
って、フランクお前最高じゃんか!!
いつかそんな事言ってみたいなあ。
不倫セックスした後に「満たされない」って。
そんなフランクもバラバラにされて、
何故かラリーの血でゾンビみたいな感じで復活するのだが、
これがまたCGじゃないのが味わい深い。
絶対今でもこの表現方法は通用すると思うのだけど、
たぶんお金がかかるのと優秀な技術者がいるんだろうなと。
近年はCGよりもアナログ手法が見直されてきているとは言え、
こういうシーンはほぼCGになっちゃうだろうなと。
この映画を観てCGじゃない良さってのが凄くあったと思う。
ホラーというジャンルだけど、
全体としてはなんとなく誰が誰に襲われるのかよく分からない。
いや、もちろん分かっているのだけど、
貞子的な圧倒的なキャラクターが人を襲うという話ではないので、
物語として恐怖を感じるとかホラー的要素は少し薄いのかもしれない。
ネタバレも何もないと思うので書きますが、
とりあえず「ルマルシャンの箱」というものを開けてしまうと、
セノバイト達に狙われるのだが、
あいつ等にバラバラにされたフランクが何故かラリーの血で復活して、
その後ジュリアを使ってそこら辺の男を襲うという話で、
アイコン的存在のピンヘッドって最初と最後ぐらいしか出てこないし、
ほとんど何かするって訳ではない。
なんでフランクが蘇ったのかも分からないけど、
クライマックスの時にあんな感じでセノバイト達が消えていくのもなんかなあ。
とりあえず肉体はバラバラになる描写はあるけど、
邦画ホラーみたいな精神的に怖い映画ではないし、
なんならちょっと笑える感じで編集されていて、
「念には念を入れるタイプでね」って言った瞬間にバコッとか、
本来怖い事をしてるはずなのにちょっと笑える。
ラストはそう言えばお前いたなと思った。
そんな感じかな。
とりあえず続編というか何作品もシリーズが出ているので、
機会があったら観てみたいと思います。
とりあえず味わい深い映画だった。
セノバイトの造形とか、ゲームだったり色んなものに影響与えてそうな気もした。
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