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2018年08月20日
「贅沢」が敵なら、「無駄」は何にあたるのだろうか
前に映画「黒看」の前売り券と一緒に、
映画「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談」の前売り券を買ったって書いたのですが、
気が付いたら名古屋での上映が終わっていた…何やってるんだか。
見栄だけじゃなくて本当に観たかったのに。
勿体無い事をしたって経験、結構ありまして。
ほぼ全てが自分に原因があるのですが、
こちらも以前、「DAZN」の登録するときに間違えて、
ドコモユーザーなのに普通に契約しちゃったって書いたのですが、
結局解約するのを忘れてて、
1ヶ月分無駄に払っていた事があったり。
「贅沢は敵だ」って言うけど、
贅沢は贅沢してるだけまだマシじゃないですか。
こっちは「無駄」ですからね。
貧乏人ほど無駄なお金を使ってしまうもの。
いや、無駄なお金を使うから貧乏なのか。
もういい大人なんだから、
映画の前売り券が1枚無駄になったとか、
DAZNを1ヶ月重複契約しちゃったとか、
数千円(それぞれ千数百円)の事を、
こんなわざわざ書く事でもないはずだが、
いい大人でも数千円って大きいよね。
…って言ってしまう自分の小ささ。
そんな事をしたって、
無くした金は戻ってこないのに。
まあ「タダで転んではいけない」と教わったので、
どうせ無駄にしてしまったのなら、
1回分のネタにしてしまえば良い。
…みたいな気持ちで書いています。
全て自分の問題という、正真正銘の独り相撲。
映画「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談」の前売り券を買ったって書いたのですが、
気が付いたら名古屋での上映が終わっていた…何やってるんだか。
見栄だけじゃなくて本当に観たかったのに。
勿体無い事をしたって経験、結構ありまして。
ほぼ全てが自分に原因があるのですが、
こちらも以前、「DAZN」の登録するときに間違えて、
ドコモユーザーなのに普通に契約しちゃったって書いたのですが、
結局解約するのを忘れてて、
1ヶ月分無駄に払っていた事があったり。
「贅沢は敵だ」って言うけど、
贅沢は贅沢してるだけまだマシじゃないですか。
こっちは「無駄」ですからね。
貧乏人ほど無駄なお金を使ってしまうもの。
いや、無駄なお金を使うから貧乏なのか。
もういい大人なんだから、
映画の前売り券が1枚無駄になったとか、
DAZNを1ヶ月重複契約しちゃったとか、
数千円(それぞれ千数百円)の事を、
こんなわざわざ書く事でもないはずだが、
いい大人でも数千円って大きいよね。
…って言ってしまう自分の小ささ。
そんな事をしたって、
無くした金は戻ってこないのに。
まあ「タダで転んではいけない」と教わったので、
どうせ無駄にしてしまったのなら、
1回分のネタにしてしまえば良い。
…みたいな気持ちで書いています。
全て自分の問題という、正真正銘の独り相撲。
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2018年08月19日
ふと思い出した「サイキックフォース」
昨日はファミコンの「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語」の話題だったのですが、
ゲームといえば、そうそう、「サイキックフォース」ですよ。
当時凄いハマっていたゲーム。
その時には格闘ゲームが流行っていて何種類も出ていたのですが、
ゲームセンターでこのゲームを見た時に、
「カ…カッコいい…」って思ってしまいました。
超能力バトルって響きだけでもカッコいいのに、
それを映像で見せてくれた画期的なゲームでした。
友達の家で結構対戦していたのですが、
上手い人はまたカッコよく戦えるんですよね。
そんな「サイキックフォース」ですが、なんと2作品しか出てないんですよ。
家庭用ゲームとしてちょっとバージョンが違うものもあるのですが、
基本的には「サイキックフォース」と「サイキックフォース2012」の2つ。
そう言えば、「サイキックフォース パズル大戦」っていうパズルゲームも持ってましたよ。
で、「サイキックフォース2012」ってタイトルが出てたのもあって、
絶対に2012年には続編が出るって思っていたのですが、
なんの発表もなく…気が付けばもう2018年やんか!
もう出ないのかな。
鈴木正人は活躍しないのかな。
今の映像技術で作ったらどんな感じになるんだろうなあ。
全然違うんだけど、
ちょっと前にPlayStation Storeのサマーセールで、
「グラビティデイズ」を買ったんですよ。
元々はVitaで出ていたのをPS4でも出したってタイトル。
評判良くて気になってたのですが、
セールであったので勢いで買ってしまいました。
空中を移動する感じに慣れると楽しいですね。
まだ全然序盤ですが街の中を飛び回っています。
そう言えば、Vitaでこのゲームが出たのが2012年とか。
全く関係ないんだけど、そうか…って思っちゃった。
このゲームはこのゲームで面白いけど、
サイキックフォースはサイキックフォースで出して欲しいなあ。
ゲームセンターでサイキックフォースをやってた人って、
自分も含めてもう結構良い歳だよね。
ゲームといえば、そうそう、「サイキックフォース」ですよ。
当時凄いハマっていたゲーム。
その時には格闘ゲームが流行っていて何種類も出ていたのですが、
ゲームセンターでこのゲームを見た時に、
「カ…カッコいい…」って思ってしまいました。
超能力バトルって響きだけでもカッコいいのに、
それを映像で見せてくれた画期的なゲームでした。
友達の家で結構対戦していたのですが、
上手い人はまたカッコよく戦えるんですよね。
そんな「サイキックフォース」ですが、なんと2作品しか出てないんですよ。
家庭用ゲームとしてちょっとバージョンが違うものもあるのですが、
基本的には「サイキックフォース」と「サイキックフォース2012」の2つ。
そう言えば、「サイキックフォース パズル大戦」っていうパズルゲームも持ってましたよ。
で、「サイキックフォース2012」ってタイトルが出てたのもあって、
絶対に2012年には続編が出るって思っていたのですが、
なんの発表もなく…気が付けばもう2018年やんか!
もう出ないのかな。
鈴木正人は活躍しないのかな。
今の映像技術で作ったらどんな感じになるんだろうなあ。
全然違うんだけど、
ちょっと前にPlayStation Storeのサマーセールで、
「グラビティデイズ」を買ったんですよ。
元々はVitaで出ていたのをPS4でも出したってタイトル。
評判良くて気になってたのですが、
セールであったので勢いで買ってしまいました。
空中を移動する感じに慣れると楽しいですね。
まだ全然序盤ですが街の中を飛び回っています。
そう言えば、Vitaでこのゲームが出たのが2012年とか。
全く関係ないんだけど、そうか…って思っちゃった。
このゲームはこのゲームで面白いけど、
サイキックフォースはサイキックフォースで出して欲しいなあ。
ゲームセンターでサイキックフォースをやってた人って、
自分も含めてもう結構良い歳だよね。
2018年08月18日
心に負った傷とか、簡単に言ったらダメかな
解剖用のカエルを一緒にさがしてくれた親父ですが、
今は一緒に住んでおりますが、
特に会話をする事もない日が圧倒的に多い。
歳をとるとそんな感じになりますよね。
いや、元々そんなに親父と話をする感じではなかったのですが。
自営業だった実家ですが、親父は人と話すのが苦手なタイプ。
なんでこの性格なのにお店やってるんだろうと思った事は多々ある。
まあ、そこら辺は色々複雑な事情があるらしい。
今日はそれについてはふれませんが、
基本的に根に持つタイプの自分は、
今でも忘れられない事があります。
それは自分がファミコンゲーム「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語」で、
遊んでいた時だった。
このゲームはいわゆるRPGで、
セーブをしないと今やってる事が無駄になるという仕組み。
そんな時、友達が遊びに行こうと呼びに来た。
自営業だったので親父に友達が声をかけたのだが、
その親父が「友達が来たぞ」と言いにきた。
「セーブするから、ちょっと待ってもらって」って言ったのだけど、
親父はゲームの仕組みなんて理解してないので、
友達が来てるのにさっさと出てけと思ったみたいで、
ゲームを続けてるのにムカついたのか、
いきなりコンセントを抜きよった。
「はぁ!?」
小学生であってもさすがにキレますよね。
そして呼びにきた友達に八つ当たり。
「今日はいかん!」って。
友達としてはポカーンだよね、
大人気ないというか子供だったから許してほしい。
今でもムカついてる。
別にまたやれば良いだけの話なんだけど、
あの行為は少年の心に傷を残した。
心の傷とか容易に使うのはマズいかな。
でも、本当にショックだったんですよ当時は。
全国のお父さん。
子供が動かないからってゲーム機のコンセントは抜かないように。
今は一緒に住んでおりますが、
特に会話をする事もない日が圧倒的に多い。
歳をとるとそんな感じになりますよね。
いや、元々そんなに親父と話をする感じではなかったのですが。
自営業だった実家ですが、親父は人と話すのが苦手なタイプ。
なんでこの性格なのにお店やってるんだろうと思った事は多々ある。
まあ、そこら辺は色々複雑な事情があるらしい。
今日はそれについてはふれませんが、
基本的に根に持つタイプの自分は、
今でも忘れられない事があります。
それは自分がファミコンゲーム「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語」で、
遊んでいた時だった。
このゲームはいわゆるRPGで、
セーブをしないと今やってる事が無駄になるという仕組み。
そんな時、友達が遊びに行こうと呼びに来た。
自営業だったので親父に友達が声をかけたのだが、
その親父が「友達が来たぞ」と言いにきた。
「セーブするから、ちょっと待ってもらって」って言ったのだけど、
親父はゲームの仕組みなんて理解してないので、
友達が来てるのにさっさと出てけと思ったみたいで、
ゲームを続けてるのにムカついたのか、
いきなりコンセントを抜きよった。
「はぁ!?」
小学生であってもさすがにキレますよね。
そして呼びにきた友達に八つ当たり。
「今日はいかん!」って。
友達としてはポカーンだよね、
大人気ないというか子供だったから許してほしい。
今でもムカついてる。
別にまたやれば良いだけの話なんだけど、
あの行為は少年の心に傷を残した。
心の傷とか容易に使うのはマズいかな。
でも、本当にショックだったんですよ当時は。
全国のお父さん。
子供が動かないからってゲーム機のコンセントは抜かないように。
2018年08月17日
カエルの解剖で思い出すこと
昨日の内蔵ドバッで思い出したんだけど、
自分が中学生の時代はカエルの解剖が授業でありました。
今ではほとんどの学校で無くなってしまったとか。
様々な理由があると思うけど、
今では解剖図や映像で観れるからという事があるそうですが、
映像で観るのと、実際に自分で解剖して目で見るってのは、
全く印象が違うと思う。
やりたくない子に強制的に解剖させるってのが問題なら、
選択制にすれば良いんじゃないかと思うのだが、
とりあえず今の世の中はカエルの解剖をした事ない世代なのね。
解剖したカエルの死骸を土に埋めて、
命ってなんだろうなとか多感な時期に感じるまでが、
1つの授業というか目的だと思ったのだが。
そうだよね、富士山に登らなくたって、
別に富士山頂からの映像なんて山ほどあるし。
野球なんて球場にいかなくても、
DAZNで簡単に観れるし…巨人戦観れへんやん!
まあね、それは違うとか言われるんでしょ、はいはい。
で、カエルの解剖で思い出すのは、
その当時は生徒が解剖用のカエルを取ってくるんですよ。
学校から帰ってきて、カエルを捕まえに行ったのですが、
小さいアマガエルはつかまるんだけど、
大きいカエルが捕まらなくて。
親父にも手伝ってもらったのですが全く捕まえられなかった。
仕方がなく、
小さいアマガエルを当時ミスタードーナッツでもらった車型の容器に入れて、
学校に持っていったら、
他の同級生も大きいカエルが捕まらなかったらしく、
こんな小さいカエルで良かったら俺も捕まえた、とか文句を言われた。
手ぶらのヤツになぜそんな文句を言われなくてはいかんのだ。
不条理な世の中を勉強するのも学校の仕組みか。
結局アマガエルは逃がしました。
それでも優秀なやつってのはクラスに数人いて、
結構でかいカエルを捕まえてきてるんですよね。
勉強できるやつはカエルも捕まえれるという事なのだろうか。
全然それとは関係ないんだけど、
昔、名古屋駅周辺にあるい「薄利多賣半兵ヱ」ってお店に飲みにいったら、
注文したものが全然届かなくて、まだですかって言ったら、
お詫びに「カエルの肉」が提供された。
もちろん、焼いてありますよ。
その時初めてカエルを食べたんだけど、結構美味しかった様な気がする。
自分が中学生の時代はカエルの解剖が授業でありました。
今ではほとんどの学校で無くなってしまったとか。
様々な理由があると思うけど、
今では解剖図や映像で観れるからという事があるそうですが、
映像で観るのと、実際に自分で解剖して目で見るってのは、
全く印象が違うと思う。
やりたくない子に強制的に解剖させるってのが問題なら、
選択制にすれば良いんじゃないかと思うのだが、
とりあえず今の世の中はカエルの解剖をした事ない世代なのね。
解剖したカエルの死骸を土に埋めて、
命ってなんだろうなとか多感な時期に感じるまでが、
1つの授業というか目的だと思ったのだが。
そうだよね、富士山に登らなくたって、
別に富士山頂からの映像なんて山ほどあるし。
野球なんて球場にいかなくても、
DAZNで簡単に観れるし…巨人戦観れへんやん!
まあね、それは違うとか言われるんでしょ、はいはい。
で、カエルの解剖で思い出すのは、
その当時は生徒が解剖用のカエルを取ってくるんですよ。
学校から帰ってきて、カエルを捕まえに行ったのですが、
小さいアマガエルはつかまるんだけど、
大きいカエルが捕まらなくて。
親父にも手伝ってもらったのですが全く捕まえられなかった。
仕方がなく、
小さいアマガエルを当時ミスタードーナッツでもらった車型の容器に入れて、
学校に持っていったら、
他の同級生も大きいカエルが捕まらなかったらしく、
こんな小さいカエルで良かったら俺も捕まえた、とか文句を言われた。
手ぶらのヤツになぜそんな文句を言われなくてはいかんのだ。
不条理な世の中を勉強するのも学校の仕組みか。
結局アマガエルは逃がしました。
それでも優秀なやつってのはクラスに数人いて、
結構でかいカエルを捕まえてきてるんですよね。
勉強できるやつはカエルも捕まえれるという事なのだろうか。
全然それとは関係ないんだけど、
昔、名古屋駅周辺にあるい「薄利多賣半兵ヱ」ってお店に飲みにいったら、
注文したものが全然届かなくて、まだですかって言ったら、
お詫びに「カエルの肉」が提供された。
もちろん、焼いてありますよ。
その時初めてカエルを食べたんだけど、結構美味しかった様な気がする。
2018年08月16日
映画「ヴァルハラ・ライジング」の感想…各チャプターの「憤怒、沈黙の戦士、神の民、聖地、地獄、犠牲」ってもうネタバレだよね。
今日は映画「ヴァルハラ・ライジング」の感想です。
前回感想を書いた映画「×ゲーム2」を一緒にレンタルしてきた1本です。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞…字幕スーパーで観ました。
吹き替えがそもそも無かったですけどね。
映画「ヴァルハラ・ライジング」は日本公開2012年のニコラス・ウィンディング・レフン監督作品。
もちろんニコラス・ウィンディング・レフン監督と言えば映画「ドライヴ」ですかね。
いや、自分は映画「ドライヴ」しか観てなかったのですが、
たまたまレンタルショップでプッシュされてたので借りてみました。
その時のプッシュのされ方も「あのドライヴの監督!」みたいな感じでした。
それぐらい映画「ドライヴ」は良い映画だったという事だなと思った。
この映画「ヴァルハラ・ライジング」は北欧神話背景にした歴史アドベンチャーだそうですが、
ほとんどの人がイメージした「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」とは、
一線を画くするどころか、想像できない映画に仕上がってると思う。
簡単なあらすじですが、
奴隷として扱われていた男がある時主人達を殺し自由になった。
同じく奴隷だった少年と共に旅をする中、
キリスト教徒の集団に出会い聖地へと行く事になったのだが…という感じかな。
キャストですが、
奴隷として扱われていワン・アイと呼ばれる事になる戦士を演じるのはマッツ・ミケルセン。
このブログでは映画「ドクター・ストレンジ」に出演していますが、
あの映画ではイマイチ微妙な役だったのですが、
こちらでは存在感で圧倒してくれます。
ごつ過ぎないけどコイツは強そうだなって雰囲気があるのが良い。
ワン・アイと共に旅をする事になる少年アーを演じるのはマールテン・スティーヴンソン。
今回、主役のワン・アイは一言も話さないのですが、
この少年がいてくれたおかげで少しだけ変化があるのが救い。
彼の役も適度なおっさんだったらおっさんしか出ない映画になるところだった。
その他、ユアン・スチュワート、ジェイミー・シーヴェス、
ゲイリー・ルイス、アレクサンダー・モートンなどが出演しています。
さて、映画「ヴァルハラ・ライジング」の感想ですが、
映画を見終わった時に思ったのは「すげーのキタな」って。
先ほども書いたのですが、
この映画の説明は「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」です。
その文章に嘘はないのですが、
こちらが思う「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」との違いに、
大半の人は戸惑うのではないでしょうか。
そもそも北欧神話って元を知らないのですが、
一応は映画内でも軽く説明されていたりはする。
北欧の人が「北欧神話」をどう思っているのか分からないのだけど、
自分としてはこの映画ってのは、
日本で言ったら実写版「かぐや姫」とか実写版「浦島太郎」みたいなものかなと。
細かい話をすると「かぐや姫」と「浦島太郎」を同列に語るのは、
それはそれで問題があるんだけどね。
とりあえず、「そんな感じの話」の映画化だと思うので、
例えば「ストーリーが」とか「エンターテイメントが」ってものを求めて、
観る様なタイプの映画ではない。
ネタバレになるので映画「ヴァルハラ・ライジング」の結末などは書きませんが、
うちのオカンは「何この終わり方」って不満そうだった。
でも、例えば「浦島太郎の終わり方」とか、
日本人は小さい頃から刷り込まれてるから違和感ないけど、
冷静に考えたら「何この終わり方」って不満になりそうじゃんね。
そういう事だと思う。
少なくともニコラス・ウィンディング・レフン監督は時系列で言うと、
この映画よりも後になるけど映画「ドライヴ」を作っている訳で、
映画の「面白い」とか「感情を動かすのは何か」って事は分かっている。
その人がいわゆる「面白くはない」、
つまりエンターテイメントじゃない映画を作った場合、
では一体何を監督は伝えたかったのか。
そういう事を考えるのが良いんじゃないかなって思う。
この映画は6つのチャプターで構成されていて、
憤怒、沈黙の戦士、神の民、聖地、地獄、犠牲とそれぞれタイトルが付く。
これがすでに若干のネタバレになっているのだけど、
オカンとか「結局何がいいたかったの」って言うんだけど、
見たままだと思うんだよね。
たぶん、監督はわざわざタイトルつけたんだと思うよ。
分かりやすいように。
それ以上でもそれ以下でもなくて。
もちろん、「北欧神話」を知ってる人からしたら、
何かあるのかも知れないけど180度変わる事はないだろう。
ネタバレと言うなら「ヴァルハラ・ライジング」ってタイトルが、
ヴァルハラにライジングしちゃうんだから…ねぇ。
分かりやすいストーリー以外に言及するとしたら、
制作費は低予算だと思うのだけど、
衣裳だったり傷のメイクからは安さは感じれない。
船のシーン以外はほぼロケーション撮影かな。
圧倒的な山々の映像は日本の山とは全く違う印象があって、
つまりは海外の人が抱く山のイメージってのも、
日本人のとは全く違うんだろうなって、
当たり前の事なんだけど気づかされたり。
何はともあれ、映像だけでも価値はある。
映像だけじゃなくて、
風の音だったり、歩いている音。
この雰囲気はなかなかできるものじゃない。
そして、映画が始まっておよそ7分間、誰も話さない。
彼の使用期限は5年って台詞が最初かな。
凄い事に、この誰も、何も話さない7分で、
観ている人は「こういう状況なんだな」って分かってしまう。
簡単そうに観えるけど、なかなか出来ないし、
やっていても凄いダサい映像になりがちなんだけど、
さすが、そこの作り方は上手いなあと思った。
脳みそとか内蔵、生首なんかも出てきて、
最近恐くないホラー映画を続けて観てたから、
あの内蔵を出す時の感じは良かったね、ドバッって。
実際に人間の腹を切るとあんな感じになるのだろうか。
違うかも知れないけど、リアリティというか説得力あるよね。
それが凄いって事だと思う。
普通の映画を観ても「嘘や〜ん」ってなっちゃうのが多いからさ。
そんな訳で、
単純な話でも作りこまれるとこんな感じになるんだなって思った。
ただ、これだけは言っておきたい。
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」って情報だけで観た場合、
絶対に「はっ!?」ってなったと思う。
その映画の説明の仕方はちょっと日本では止めた方が良い。
正直、ふざけんなよって思ったよね、
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」って宣伝に。
いや、勝手にこっちが思い込んでるといえばそうなんだけど。
ただプロモーションしたヤツは確信犯だろって思う。
映画「劇場霊」を恐がるために観るってのは、
ジェットコースターに乗りにいったら観覧車だったって感じ、と前に書いたけど、
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」ってワクワクしてこの映画を観た時の印象は、
遊園地に行ったつもりが図書館だった並のギャップだと思う。
事前情報はほんとに当てにならない事あるから、
何も調べず、何も見ず、
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の作品なんだって、
それぐらいの感じで観れば素直に観れるんじゃないかな。
何度も書くけど、
浦島太郎を単純に「面白い」って思う人はほとんどいない。
それでも、もし浦島太郎を映画化するんだとしたら、
一体どんな意図がそこにあるだろうか?
きっと映画化するんだったら、
なぜ浦島太郎は今まで語り継がれているのか。
そんな事とか考えるんだろうね。
前回感想を書いた映画「×ゲーム2」を一緒にレンタルしてきた1本です。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞…字幕スーパーで観ました。
吹き替えがそもそも無かったですけどね。
映画「ヴァルハラ・ライジング」は日本公開2012年のニコラス・ウィンディング・レフン監督作品。
もちろんニコラス・ウィンディング・レフン監督と言えば映画「ドライヴ」ですかね。
いや、自分は映画「ドライヴ」しか観てなかったのですが、
たまたまレンタルショップでプッシュされてたので借りてみました。
その時のプッシュのされ方も「あのドライヴの監督!」みたいな感じでした。
それぐらい映画「ドライヴ」は良い映画だったという事だなと思った。
この映画「ヴァルハラ・ライジング」は北欧神話背景にした歴史アドベンチャーだそうですが、
ほとんどの人がイメージした「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」とは、
一線を画くするどころか、想像できない映画に仕上がってると思う。
簡単なあらすじですが、
奴隷として扱われていた男がある時主人達を殺し自由になった。
同じく奴隷だった少年と共に旅をする中、
キリスト教徒の集団に出会い聖地へと行く事になったのだが…という感じかな。
キャストですが、
奴隷として扱われていワン・アイと呼ばれる事になる戦士を演じるのはマッツ・ミケルセン。
このブログでは映画「ドクター・ストレンジ」に出演していますが、
あの映画ではイマイチ微妙な役だったのですが、
こちらでは存在感で圧倒してくれます。
ごつ過ぎないけどコイツは強そうだなって雰囲気があるのが良い。
ワン・アイと共に旅をする事になる少年アーを演じるのはマールテン・スティーヴンソン。
今回、主役のワン・アイは一言も話さないのですが、
この少年がいてくれたおかげで少しだけ変化があるのが救い。
彼の役も適度なおっさんだったらおっさんしか出ない映画になるところだった。
その他、ユアン・スチュワート、ジェイミー・シーヴェス、
ゲイリー・ルイス、アレクサンダー・モートンなどが出演しています。
さて、映画「ヴァルハラ・ライジング」の感想ですが、
映画を見終わった時に思ったのは「すげーのキタな」って。
先ほども書いたのですが、
この映画の説明は「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」です。
その文章に嘘はないのですが、
こちらが思う「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」との違いに、
大半の人は戸惑うのではないでしょうか。
そもそも北欧神話って元を知らないのですが、
一応は映画内でも軽く説明されていたりはする。
北欧の人が「北欧神話」をどう思っているのか分からないのだけど、
自分としてはこの映画ってのは、
日本で言ったら実写版「かぐや姫」とか実写版「浦島太郎」みたいなものかなと。
細かい話をすると「かぐや姫」と「浦島太郎」を同列に語るのは、
それはそれで問題があるんだけどね。
とりあえず、「そんな感じの話」の映画化だと思うので、
例えば「ストーリーが」とか「エンターテイメントが」ってものを求めて、
観る様なタイプの映画ではない。
ネタバレになるので映画「ヴァルハラ・ライジング」の結末などは書きませんが、
うちのオカンは「何この終わり方」って不満そうだった。
でも、例えば「浦島太郎の終わり方」とか、
日本人は小さい頃から刷り込まれてるから違和感ないけど、
冷静に考えたら「何この終わり方」って不満になりそうじゃんね。
そういう事だと思う。
少なくともニコラス・ウィンディング・レフン監督は時系列で言うと、
この映画よりも後になるけど映画「ドライヴ」を作っている訳で、
映画の「面白い」とか「感情を動かすのは何か」って事は分かっている。
その人がいわゆる「面白くはない」、
つまりエンターテイメントじゃない映画を作った場合、
では一体何を監督は伝えたかったのか。
そういう事を考えるのが良いんじゃないかなって思う。
この映画は6つのチャプターで構成されていて、
憤怒、沈黙の戦士、神の民、聖地、地獄、犠牲とそれぞれタイトルが付く。
これがすでに若干のネタバレになっているのだけど、
オカンとか「結局何がいいたかったの」って言うんだけど、
見たままだと思うんだよね。
たぶん、監督はわざわざタイトルつけたんだと思うよ。
分かりやすいように。
それ以上でもそれ以下でもなくて。
もちろん、「北欧神話」を知ってる人からしたら、
何かあるのかも知れないけど180度変わる事はないだろう。
ネタバレと言うなら「ヴァルハラ・ライジング」ってタイトルが、
ヴァルハラにライジングしちゃうんだから…ねぇ。
分かりやすいストーリー以外に言及するとしたら、
制作費は低予算だと思うのだけど、
衣裳だったり傷のメイクからは安さは感じれない。
船のシーン以外はほぼロケーション撮影かな。
圧倒的な山々の映像は日本の山とは全く違う印象があって、
つまりは海外の人が抱く山のイメージってのも、
日本人のとは全く違うんだろうなって、
当たり前の事なんだけど気づかされたり。
何はともあれ、映像だけでも価値はある。
映像だけじゃなくて、
風の音だったり、歩いている音。
この雰囲気はなかなかできるものじゃない。
そして、映画が始まっておよそ7分間、誰も話さない。
彼の使用期限は5年って台詞が最初かな。
凄い事に、この誰も、何も話さない7分で、
観ている人は「こういう状況なんだな」って分かってしまう。
簡単そうに観えるけど、なかなか出来ないし、
やっていても凄いダサい映像になりがちなんだけど、
さすが、そこの作り方は上手いなあと思った。
脳みそとか内蔵、生首なんかも出てきて、
最近恐くないホラー映画を続けて観てたから、
あの内蔵を出す時の感じは良かったね、ドバッって。
実際に人間の腹を切るとあんな感じになるのだろうか。
違うかも知れないけど、リアリティというか説得力あるよね。
それが凄いって事だと思う。
普通の映画を観ても「嘘や〜ん」ってなっちゃうのが多いからさ。
そんな訳で、
単純な話でも作りこまれるとこんな感じになるんだなって思った。
ただ、これだけは言っておきたい。
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」って情報だけで観た場合、
絶対に「はっ!?」ってなったと思う。
その映画の説明の仕方はちょっと日本では止めた方が良い。
正直、ふざけんなよって思ったよね、
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」って宣伝に。
いや、勝手にこっちが思い込んでるといえばそうなんだけど。
ただプロモーションしたヤツは確信犯だろって思う。
映画「劇場霊」を恐がるために観るってのは、
ジェットコースターに乗りにいったら観覧車だったって感じ、と前に書いたけど、
「北欧神話背景にした歴史アドベンチャー」ってワクワクしてこの映画を観た時の印象は、
遊園地に行ったつもりが図書館だった並のギャップだと思う。
事前情報はほんとに当てにならない事あるから、
何も調べず、何も見ず、
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の作品なんだって、
それぐらいの感じで観れば素直に観れるんじゃないかな。
何度も書くけど、
浦島太郎を単純に「面白い」って思う人はほとんどいない。
それでも、もし浦島太郎を映画化するんだとしたら、
一体どんな意図がそこにあるだろうか?
きっと映画化するんだったら、
なぜ浦島太郎は今まで語り継がれているのか。
そんな事とか考えるんだろうね。
2018年08月15日
アプリ「SmartParking」を利用してるとマナーの悪さが目に付く
以前、駐車場アプリ「SmartParking」について書いたのですが、
速度制限がかかった状態では決済が出来ないのは不便ですが、
普通の駐車場に比べて安く、現金なしでも良くて、
何より空いているのが便利だと思って使っています。
ただ、時間が経つと利用者も徐々に増え、
自分が利用している駐車場は以前でしたら、
だいたい空いている状態だったのが最近はほぼ満車に。
それはそれで良い事なんだと思うのだけど、
この「SmartParking」は駐車場の設備を作らずに、
特別なコーンを置くだけという駐車場の始めやすさや、
現金を使わないので集金に行かなくても良いとか、
とりあえず「無人」ならではの仕組みであり、
それの恩恵で安い金額で駐車できるんだと思うのだけど、
この「無人」ってのがまた問題が出てきている様で。
とりあえず、人が見てない時って人間ってダメですよね。
「日本人は常識があって悪い事はしない」とか、
日本人は素晴らしい人種だと思いこんでる人に言いたい。
そんな人は一部だよって。
まず「SmartParking」の駐車場を見てみなさいよ。
人がいないのを良い事に、
ゴミは落ちてる…落ちてるってかわざとじゃないと出来ないぐらいの散乱状態。
ペットボトルには飲み物はいった状態で捨てられてるし。
安いから「SmartParking」使ってるんじゃないんかって。
買った飲み物を飲み残すなよって言いたくなる。
そして、空車って書いてあるのに車が停まっている。
これは使った事がある人なら分かると思うのですが、
車を停めて、特別なコーンの近くまで行って、
自分でスマフォで停めましたって処理をしないといけない。
誰もいないから、車は停めたけど処理をしないって人が多い。
たまたまとかだったら別に良いんだけど、
ほぼ毎日ぐらいのレベルで空車なのに車が停まってるのを見る。
これって泥棒だよね。
でも、誰も見てないからやらないんだろうね。
で、何か言われたら、忘れちゃったとか、
スマフォの状態がおかしくてとか言って、
逃げようとするんだろうね。
ちなみに別の理由で停まってないのに満車ってなってる場合もある。
この状態だと空いてるのに他の人が停められない。
上限ありの駐車場だとこの方法で自分の場所をキープする人もいる様だ。
日本人はマナーを守るとか、
そろそろそういう幻想は捨てた方がいい。
一部の人は守ってるってぐらいだよ。
人が見てなきゃこんなんなんだから。
ズルができると知ったらやっちゃうんだから。
子供だったらまだ分かるけど、
少なくとも車に乗ってる人たちがやってるんだから。
…ガッカリだよね。
基本的には便利で良いアプリだと思うんだけど、
そういう駄目な人間が多いんだなって気づかされるアプリでもある。
このままだとそのうち誰も支払わなくなって、
システムとして破綻するんじゃないかって思う。
その時、なんでこのビジネスは失敗したかって言ったら、
日本人を見誤ってたって事になるんじゃないかな。
今の段階から言っておくけど、そんなに信用しちゃだめだよ。
日本人だからって事じゃなくて人間を。
速度制限がかかった状態では決済が出来ないのは不便ですが、
普通の駐車場に比べて安く、現金なしでも良くて、
何より空いているのが便利だと思って使っています。
ただ、時間が経つと利用者も徐々に増え、
自分が利用している駐車場は以前でしたら、
だいたい空いている状態だったのが最近はほぼ満車に。
それはそれで良い事なんだと思うのだけど、
この「SmartParking」は駐車場の設備を作らずに、
特別なコーンを置くだけという駐車場の始めやすさや、
現金を使わないので集金に行かなくても良いとか、
とりあえず「無人」ならではの仕組みであり、
それの恩恵で安い金額で駐車できるんだと思うのだけど、
この「無人」ってのがまた問題が出てきている様で。
とりあえず、人が見てない時って人間ってダメですよね。
「日本人は常識があって悪い事はしない」とか、
日本人は素晴らしい人種だと思いこんでる人に言いたい。
そんな人は一部だよって。
まず「SmartParking」の駐車場を見てみなさいよ。
人がいないのを良い事に、
ゴミは落ちてる…落ちてるってかわざとじゃないと出来ないぐらいの散乱状態。
ペットボトルには飲み物はいった状態で捨てられてるし。
安いから「SmartParking」使ってるんじゃないんかって。
買った飲み物を飲み残すなよって言いたくなる。
そして、空車って書いてあるのに車が停まっている。
これは使った事がある人なら分かると思うのですが、
車を停めて、特別なコーンの近くまで行って、
自分でスマフォで停めましたって処理をしないといけない。
誰もいないから、車は停めたけど処理をしないって人が多い。
たまたまとかだったら別に良いんだけど、
ほぼ毎日ぐらいのレベルで空車なのに車が停まってるのを見る。
これって泥棒だよね。
でも、誰も見てないからやらないんだろうね。
で、何か言われたら、忘れちゃったとか、
スマフォの状態がおかしくてとか言って、
逃げようとするんだろうね。
ちなみに別の理由で停まってないのに満車ってなってる場合もある。
この状態だと空いてるのに他の人が停められない。
上限ありの駐車場だとこの方法で自分の場所をキープする人もいる様だ。
日本人はマナーを守るとか、
そろそろそういう幻想は捨てた方がいい。
一部の人は守ってるってぐらいだよ。
人が見てなきゃこんなんなんだから。
ズルができると知ったらやっちゃうんだから。
子供だったらまだ分かるけど、
少なくとも車に乗ってる人たちがやってるんだから。
…ガッカリだよね。
基本的には便利で良いアプリだと思うんだけど、
そういう駄目な人間が多いんだなって気づかされるアプリでもある。
このままだとそのうち誰も支払わなくなって、
システムとして破綻するんじゃないかって思う。
その時、なんでこのビジネスは失敗したかって言ったら、
日本人を見誤ってたって事になるんじゃないかな。
今の段階から言っておくけど、そんなに信用しちゃだめだよ。
日本人だからって事じゃなくて人間を。
2018年08月14日
お盆と近衛兵とハンサムと
そう言えば昨日はお盆という事でご先祖の眠るお墓へ行きました。
他の家のお墓周りは綺麗になっているのに、
うちのお墓のところに伸びた雑草を見ると、
ちょっと申し訳ないなあという気にもなる。
あんまり何でもかんでも書くものではないのだけど、
生まれた時から父方の祖父、祖母とは同じ家に住んでいた。
おじいちゃん、おばあちゃんから見たら、
孫にあたる人はいっぱいいるのだが、
その中でも同居していた孫は自分と姉2人だけ。
おじいちゃん、おばあちゃんの葬儀の時は、
本来ずっと一緒だった自分が悲しむはずなのだろうけど、
涙1つでなかった。
なのに、同居していなかった孫の人達は、
結構涙を流して葬儀に参加していた。
そんな涙を流す親戚を見て、
自分は感情のネジが外れてるのかなとか、
こういう言い方をすると語弊があるかもしれないけど、
家族が亡くなっても悲しいと思わない自分にちょっと悩んだ時期もあった。
悲しくない訳じゃないんだけど、
諦めというか、流れというか、
2人とも徐々に弱っていってっていう感じだったから、
受け入れが容易だったというか。
葬儀の時は自分の事を冷たい孫だなとも思ったけど、
一緒に住んでいたからこそ、
「そろそろ危ない」とか状況も分かるし、
弱っていく時間にも慣れていった部分もあるのかなと。
それでも涙1つ流すぐらいあっても良いと思うんだけどさ。
そうそう、で、うちのおじいちゃんなのですが、
戦争の時は「近衛兵」だったそうです。
オカンから「近衛兵」は家柄が良くないとなれないとか、
ハンサムじゃないとなれないとかまことしやかに色々聞いていたのですが、
どれぐらいが本当なのだろうか。
瀧川鯉八のCDで「隔世遺伝はある!」って言ってたけど、
とりあえず自分も言えばいいのだろうか。
ハンサムかあ…ハンサムなあ。
他の家のお墓周りは綺麗になっているのに、
うちのお墓のところに伸びた雑草を見ると、
ちょっと申し訳ないなあという気にもなる。
あんまり何でもかんでも書くものではないのだけど、
生まれた時から父方の祖父、祖母とは同じ家に住んでいた。
おじいちゃん、おばあちゃんから見たら、
孫にあたる人はいっぱいいるのだが、
その中でも同居していた孫は自分と姉2人だけ。
おじいちゃん、おばあちゃんの葬儀の時は、
本来ずっと一緒だった自分が悲しむはずなのだろうけど、
涙1つでなかった。
なのに、同居していなかった孫の人達は、
結構涙を流して葬儀に参加していた。
そんな涙を流す親戚を見て、
自分は感情のネジが外れてるのかなとか、
こういう言い方をすると語弊があるかもしれないけど、
家族が亡くなっても悲しいと思わない自分にちょっと悩んだ時期もあった。
悲しくない訳じゃないんだけど、
諦めというか、流れというか、
2人とも徐々に弱っていってっていう感じだったから、
受け入れが容易だったというか。
葬儀の時は自分の事を冷たい孫だなとも思ったけど、
一緒に住んでいたからこそ、
「そろそろ危ない」とか状況も分かるし、
弱っていく時間にも慣れていった部分もあるのかなと。
それでも涙1つ流すぐらいあっても良いと思うんだけどさ。
そうそう、で、うちのおじいちゃんなのですが、
戦争の時は「近衛兵」だったそうです。
オカンから「近衛兵」は家柄が良くないとなれないとか、
ハンサムじゃないとなれないとかまことしやかに色々聞いていたのですが、
どれぐらいが本当なのだろうか。
瀧川鯉八のCDで「隔世遺伝はある!」って言ってたけど、
とりあえず自分も言えばいいのだろうか。
ハンサムかあ…ハンサムなあ。
ドラゴン 1/72 WW.II イギリス陸軍 チャーチル歩兵戦車 Mk.IV 近衛歩兵第四連隊 フランス 1944 塗装済完成品 |
2018年08月13日
瀧川鯉八のCDを聞かずして落語は語れない
そう言えば8月11日に大須演芸場で行なわれた「旅成金☆ in 名古屋」に行きました。
前にも書いたのですが、何度か行こうとして、
スケジュールが合わずに行けなかった「旅成金」にやっと行けました。
14時30分からの第二部だったのですが、
14時過ぎに大須演芸場に到着して物販で神田松之丞の本を買ったのだが、
なんと第二部が始まる前に完売。
100冊持ってきたそうですが松之丞人気を感じます。
隣で瀧川鯉八のCDも売っていたのですが、
以前書いた様に稲沢での旅成金の時にオカンが買っていたので、
自分は買わなかったのですが、
松之丞さんにサインしてもらってる時に、
「CDどうですか?」と鯉八さんに声をかけていただいて、
うちの母が先月の稲沢の時に買っていて、
その時写真も撮らせていただいた様でありがとうございます、
って伝えたら「母様に宜しく」と言ってくれました。
その時、なんか調子にのって「母は毎日聞いてます!」って、
鯉八さんに言っちゃったのですが、
「毎日」は言い過ぎたなあって…あからさまに盛ってる感じあるよね。
「母は頻繁に聞いてます!」って言うのも微妙だし。
頻度じゃなくって、
「母はすごく楽しんで聴いてます!」みたいな方が良かったか。
別に言われた方は気にしてないと思うのですが、
なんか「しまったなあ」と後悔。
「旅成金」のイベントそのものは凄く楽しくて笑わせてもらいました。
もちろん勢いのある神田松之丞は笑えるし世界観に入りこまさせられるし、
さすがだなあって思うのですが、
CDでしか聞いた事がなかった瀧川鯉八は凄く良かった。
松之丞も言ってたけど落語なんだけど映像が観えた。
秋の稲穂の風景が。
CDまだありますよ!
ってネタみたいになってたけど、
CDを持ってない人があの落語を聞いたら、
絶対に買って帰ると思うんだけどなあ。
瀧川鯉八のCDを聞かずして落語は語れない。
…って本人も言ってましたよ。
前にも書いたのですが、何度か行こうとして、
スケジュールが合わずに行けなかった「旅成金」にやっと行けました。
14時30分からの第二部だったのですが、
14時過ぎに大須演芸場に到着して物販で神田松之丞の本を買ったのだが、
なんと第二部が始まる前に完売。
100冊持ってきたそうですが松之丞人気を感じます。
隣で瀧川鯉八のCDも売っていたのですが、
以前書いた様に稲沢での旅成金の時にオカンが買っていたので、
自分は買わなかったのですが、
松之丞さんにサインしてもらってる時に、
「CDどうですか?」と鯉八さんに声をかけていただいて、
うちの母が先月の稲沢の時に買っていて、
その時写真も撮らせていただいた様でありがとうございます、
って伝えたら「母様に宜しく」と言ってくれました。
その時、なんか調子にのって「母は毎日聞いてます!」って、
鯉八さんに言っちゃったのですが、
「毎日」は言い過ぎたなあって…あからさまに盛ってる感じあるよね。
「母は頻繁に聞いてます!」って言うのも微妙だし。
頻度じゃなくって、
「母はすごく楽しんで聴いてます!」みたいな方が良かったか。
別に言われた方は気にしてないと思うのですが、
なんか「しまったなあ」と後悔。
「旅成金」のイベントそのものは凄く楽しくて笑わせてもらいました。
もちろん勢いのある神田松之丞は笑えるし世界観に入りこまさせられるし、
さすがだなあって思うのですが、
CDでしか聞いた事がなかった瀧川鯉八は凄く良かった。
松之丞も言ってたけど落語なんだけど映像が観えた。
秋の稲穂の風景が。
CDまだありますよ!
ってネタみたいになってたけど、
CDを持ってない人があの落語を聞いたら、
絶対に買って帰ると思うんだけどなあ。
瀧川鯉八のCDを聞かずして落語は語れない。
…って本人も言ってましたよ。
2018年08月12日
気まずかったあれは何だったのだろうか
映画が好きなのですが、
たぶん理由は子供の頃は実家が自営業で、
21時ぐらいに家族で夕飯を食べいて、
その時にテレビでやってた映画を家族で毎週観ていた、
…って感じなんじゃないかなと思う。
気が付いたらちょくちょく映画を観る様になって、
家の近くに出来たレンタルビデオ屋でいっぱい映画を借りた。
なので、「映画は映画館で観るもの」って今では思うんだけど、
それでも映画館よりも家で観る事の方が多い。
ただ、自分が子供の頃のテレビは結構過激なものが放送されていて、
ある日、いつもと同じ様に夕飯を食べながらテレビで観ていたのですが、
始まった映画がエロいんですよね。
全然タイトルとか覚えてないのですが、
女の人が誘拐されたのか、どこかに監禁されていて、
裸で放水とかされたり、
看守みたいな人にいじめられていた。
おぼろげながらの記憶によると股間にはボカシが入っていた。
その映画を父、母、姉2人、そして自分で観ていて、
さすがに母がこれは子供の教育によくないと思ったのか、
今日の映画は面白そうじゃないねって言って、
そっとチャンネルを変えたのを覚えている。
いや、気まずかったですね。
昔、アニメ「エヴァンゲリオン」のあえぎ声で気まずくなったって友達が言っていたが、
それと同じぐらい気まずい状況だった。
…あの映画なんだったんだろうなあ。
そう言えばエヴァのあのシーンってちょっとした嫌がらせだよね。
長いよ。
あれ、絶対に中学生とかに気まずい思いをさせようとしてるよね。
まあ、裸の女性を監禁して放水するシーンとかなくて良かったよ。
たぶん理由は子供の頃は実家が自営業で、
21時ぐらいに家族で夕飯を食べいて、
その時にテレビでやってた映画を家族で毎週観ていた、
…って感じなんじゃないかなと思う。
気が付いたらちょくちょく映画を観る様になって、
家の近くに出来たレンタルビデオ屋でいっぱい映画を借りた。
なので、「映画は映画館で観るもの」って今では思うんだけど、
それでも映画館よりも家で観る事の方が多い。
ただ、自分が子供の頃のテレビは結構過激なものが放送されていて、
ある日、いつもと同じ様に夕飯を食べながらテレビで観ていたのですが、
始まった映画がエロいんですよね。
全然タイトルとか覚えてないのですが、
女の人が誘拐されたのか、どこかに監禁されていて、
裸で放水とかされたり、
看守みたいな人にいじめられていた。
おぼろげながらの記憶によると股間にはボカシが入っていた。
その映画を父、母、姉2人、そして自分で観ていて、
さすがに母がこれは子供の教育によくないと思ったのか、
今日の映画は面白そうじゃないねって言って、
そっとチャンネルを変えたのを覚えている。
いや、気まずかったですね。
昔、アニメ「エヴァンゲリオン」のあえぎ声で気まずくなったって友達が言っていたが、
それと同じぐらい気まずい状況だった。
…あの映画なんだったんだろうなあ。
そう言えばエヴァのあのシーンってちょっとした嫌がらせだよね。
長いよ。
あれ、絶対に中学生とかに気まずい思いをさせようとしてるよね。
まあ、裸の女性を監禁して放水するシーンとかなくて良かったよ。
2018年08月11日
映画「×ゲーム2」の感想…物語よりも今回はどんな罰ゲームがあるんだろうって楽しむ映画。
今日は映画「×ゲーム2」の感想です。
もちろん前回観た映画「ひとりかくれんぼ 劇場版」に続き、
山田雅史監督作品を選んで借りてきました。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞です。
映画「×ゲーム2」は2012年公開の山田雅史監督作品。
ちょっとこの映画は幽霊とか不思議な力がでてくる映画では無いので、
今まで感想を書いた映画「コープスパーティー」シリーズや映画「黒看」とは、
少し違った印象がありました。
詳しくは後ほど書きますが、
何を大事にしてるかってのちゃんと考えて作っているのは伝わります。
映画「×ゲーム2」というタイトルからも分かる様に、
このブログでも感想を書いた映画「×ゲーム」の続編。
続編と言っても直接話はつながっていません。
山田悠介の同名の小説を原作にした別の映画になります。
簡単なあらすじですが、
全く見覚えのない場所で目を覚ます4人。
突然テレビから×ゲームを始めると知らせがあり、
残酷な罰ゲームを強いられるのだった。
一方、週刊誌編集者の尾藤は移動してきた編集長から、
イジメの復讐を代行する組織について調べるよう頼まれたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
罰ゲームを受ける中の1人佐伯美鈴を演じるのは多田愛佳。
良い感じで演技が出来ていた部分と、
ちょっとネタバレになるので詳しく書かないけど、
存在感がありすぎて、ちょっと…って部分もあった。
組織を追う尾藤正彦を演じるのはユキリョウイチ。
画になる男というか、見たことなかった俳優ですが、
凄く良かったと思う。
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、良かったです。
その他、平嶋夏海、朝加真由美、菊池均也、
瀬戸カトリーヌ、市川悟、重山邦輝などが出演しています。
さて、映画「×ゲーム2」の感想ですが、
条件付きですが楽しく観れる映画です。
まず前作の映画「×ゲーム」の時も書いたのですが、
もともとの設定に無理がある。
これをそんな訳ないじゃんってシャットアウトしちゃうと、
この映画は楽しめなくなってしまう。
さらに、前作はまだイジメの復讐代行組織ってのがオチであったが、
今回は続編なのでその組織がある事が前提になっている。
なので、展開として、どうしても読みやすくなってしまう。
ネタバレはしないように書きますが、
結構黒幕的な存在は最初から怪しいし、
かつ、映画が丁寧に作られているからこそ、
「あれ?」って思ってしまい、
結局「ああ…やっぱり…」という展開になってしまう。
なので、この映画に「物語」を求めてしまうと、
消化不良というか満足できない可能性がある。
今までのも「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」と書いておいて、
スジが微妙だったらダメだろって言われそうだけど、
そもそも、この「×ゲーム」で続編は厳しいよね。
もちろん、どんでん返しというか、
いわゆる驚愕のラスト的なものは用意されてるけど、
先ほども書いたけど、ほぼ途中で見えてくる。
まあ、これはサービスみたいなものと捉え、
この圧倒的に不利な企画をどうするか、という事で、
「ヌキ」を頑張ったって感じだと思いました。
まず、映画「ひとりかくれんぼ 劇場版」を観た後ってのもあるのですが、
撮影機材・撮影環境が変わって、
比べてしまうと画のクオリティが全然違う。
個人的に被写界深度の浅い画は好きじゃないんだけど、
映画の冒頭から撮影機材変わったんだって嬉しく思った。
で、この「×ゲーム」に求められるものって何か。
そんな事を山田雅史監督は考えたのではないだろうか。
そしてこの映画に求められているのは、
「×ゲームで苦しむ映像」という感じに行き着いた気がする。
あくまで推測。
今度の映画ではどんな×ゲームが繰り広げられ、
登場人物を苦しめていくのだろうか。
そして登場した「げんこつ」ね!
詳しく書きたいのだけど、
ちょっとこれは興味がある人は観て欲しい。
こんなバカバカしい罰ゲームを映像化できるんだって。
あれを真面目に観てたら、
押さえてる奴らの力おかしいだろとか、
そんなにダメージあったのみたいな感じになるので、
「そういう映画」なんだって切り替えないとダメですよ。
そもそも、その前にあった鉛筆削りの時点で、
そんなに削る必要ないじゃんってみんな思うじゃんね。
それは山田雅史監督だって分かってたはず。
それでもやったって事は「そういう事」なんですよ。
ランニングマシーンはゲーム「Night Cry」をふと思い出した。
欲を言えば、もっと奇抜な罰ゲームが見たかった。
あんまりやりすぎるとコメディになっちゃうけどね。
罰ゲームの1つではないけど、
これはきっと蜘蛛の糸的な事なんだろうなってシーンとかあって、
そういう部分をニヤニヤしながら楽しく観るのが、
たぶん正しい見方なんじゃないかな。
ただ、それでも今回もちゃんと丁寧に作っていて、
暗い部屋という環境を、ちゃんと電気がつかないって描写を入れたり、
心の中ではハラワタ煮えくり返ってるって時の食べ物ギュッってのとか、
映画的だなって好感が持てます。
あと、ちゃんと監督のメッセージとして、
「イジメなんて受け止め側次第じゃん」って台詞とか入れて、
罰ゲームを受ける側に観客が同情というか、
ちょっと不条理って思わせるのとか、
そういう部分は映画としてしっかりしてるなって。
そんな一瞬で×は書けんやろ!とか、
2人ぐらいだったら4人いればいけるんじゃねとか、
色々ツッコンでいったらどれだけでもツッコめてしまうタイプの映画でもある。
そして、この映画でも首をつるってシーンあるのだけど、
もしかした映画「黒看」はやっぱりセルフオマージュなのかとか思ったり。
誰かが首吊ってる状況に出くわしたら、
一刻も早く降ろすようにならないとなあ。
…動ける気はしないけど。
最後に、「チミモウリョウ」って書けるようになっとかないとなあ。
もちろん前回観た映画「ひとりかくれんぼ 劇場版」に続き、
山田雅史監督作品を選んで借りてきました。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞です。
映画「×ゲーム2」は2012年公開の山田雅史監督作品。
ちょっとこの映画は幽霊とか不思議な力がでてくる映画では無いので、
今まで感想を書いた映画「コープスパーティー」シリーズや映画「黒看」とは、
少し違った印象がありました。
詳しくは後ほど書きますが、
何を大事にしてるかってのちゃんと考えて作っているのは伝わります。
映画「×ゲーム2」というタイトルからも分かる様に、
このブログでも感想を書いた映画「×ゲーム」の続編。
続編と言っても直接話はつながっていません。
山田悠介の同名の小説を原作にした別の映画になります。
簡単なあらすじですが、
全く見覚えのない場所で目を覚ます4人。
突然テレビから×ゲームを始めると知らせがあり、
残酷な罰ゲームを強いられるのだった。
一方、週刊誌編集者の尾藤は移動してきた編集長から、
イジメの復讐を代行する組織について調べるよう頼まれたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
罰ゲームを受ける中の1人佐伯美鈴を演じるのは多田愛佳。
良い感じで演技が出来ていた部分と、
ちょっとネタバレになるので詳しく書かないけど、
存在感がありすぎて、ちょっと…って部分もあった。
組織を追う尾藤正彦を演じるのはユキリョウイチ。
画になる男というか、見たことなかった俳優ですが、
凄く良かったと思う。
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、良かったです。
その他、平嶋夏海、朝加真由美、菊池均也、
瀬戸カトリーヌ、市川悟、重山邦輝などが出演しています。
さて、映画「×ゲーム2」の感想ですが、
条件付きですが楽しく観れる映画です。
まず前作の映画「×ゲーム」の時も書いたのですが、
もともとの設定に無理がある。
これをそんな訳ないじゃんってシャットアウトしちゃうと、
この映画は楽しめなくなってしまう。
さらに、前作はまだイジメの復讐代行組織ってのがオチであったが、
今回は続編なのでその組織がある事が前提になっている。
なので、展開として、どうしても読みやすくなってしまう。
ネタバレはしないように書きますが、
結構黒幕的な存在は最初から怪しいし、
かつ、映画が丁寧に作られているからこそ、
「あれ?」って思ってしまい、
結局「ああ…やっぱり…」という展開になってしまう。
なので、この映画に「物語」を求めてしまうと、
消化不良というか満足できない可能性がある。
今までのも「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」と書いておいて、
スジが微妙だったらダメだろって言われそうだけど、
そもそも、この「×ゲーム」で続編は厳しいよね。
もちろん、どんでん返しというか、
いわゆる驚愕のラスト的なものは用意されてるけど、
先ほども書いたけど、ほぼ途中で見えてくる。
まあ、これはサービスみたいなものと捉え、
この圧倒的に不利な企画をどうするか、という事で、
「ヌキ」を頑張ったって感じだと思いました。
まず、映画「ひとりかくれんぼ 劇場版」を観た後ってのもあるのですが、
撮影機材・撮影環境が変わって、
比べてしまうと画のクオリティが全然違う。
個人的に被写界深度の浅い画は好きじゃないんだけど、
映画の冒頭から撮影機材変わったんだって嬉しく思った。
で、この「×ゲーム」に求められるものって何か。
そんな事を山田雅史監督は考えたのではないだろうか。
そしてこの映画に求められているのは、
「×ゲームで苦しむ映像」という感じに行き着いた気がする。
あくまで推測。
今度の映画ではどんな×ゲームが繰り広げられ、
登場人物を苦しめていくのだろうか。
そして登場した「げんこつ」ね!
詳しく書きたいのだけど、
ちょっとこれは興味がある人は観て欲しい。
こんなバカバカしい罰ゲームを映像化できるんだって。
あれを真面目に観てたら、
押さえてる奴らの力おかしいだろとか、
そんなにダメージあったのみたいな感じになるので、
「そういう映画」なんだって切り替えないとダメですよ。
そもそも、その前にあった鉛筆削りの時点で、
そんなに削る必要ないじゃんってみんな思うじゃんね。
それは山田雅史監督だって分かってたはず。
それでもやったって事は「そういう事」なんですよ。
ランニングマシーンはゲーム「Night Cry」をふと思い出した。
欲を言えば、もっと奇抜な罰ゲームが見たかった。
あんまりやりすぎるとコメディになっちゃうけどね。
罰ゲームの1つではないけど、
これはきっと蜘蛛の糸的な事なんだろうなってシーンとかあって、
そういう部分をニヤニヤしながら楽しく観るのが、
たぶん正しい見方なんじゃないかな。
ただ、それでも今回もちゃんと丁寧に作っていて、
暗い部屋という環境を、ちゃんと電気がつかないって描写を入れたり、
心の中ではハラワタ煮えくり返ってるって時の食べ物ギュッってのとか、
映画的だなって好感が持てます。
あと、ちゃんと監督のメッセージとして、
「イジメなんて受け止め側次第じゃん」って台詞とか入れて、
罰ゲームを受ける側に観客が同情というか、
ちょっと不条理って思わせるのとか、
そういう部分は映画としてしっかりしてるなって。
そんな一瞬で×は書けんやろ!とか、
2人ぐらいだったら4人いればいけるんじゃねとか、
色々ツッコンでいったらどれだけでもツッコめてしまうタイプの映画でもある。
そして、この映画でも首をつるってシーンあるのだけど、
もしかした映画「黒看」はやっぱりセルフオマージュなのかとか思ったり。
誰かが首吊ってる状況に出くわしたら、
一刻も早く降ろすようにならないとなあ。
…動ける気はしないけど。
最後に、「チミモウリョウ」って書けるようになっとかないとなあ。