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2020年09月27日
ビフカツの美味しい「ビストロ ジロー」 ★真空管アンプが奏でる美味しい空間で
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初老の夫婦が切り盛りしているお店でした。
神戸センター街から一本奥に入った、ブティックやカフェが軒を連ねる道にあるお店。
昔ながらの洋食屋さん、といった佇まいです。
お店の中はあまりにも静かで、三ノ宮の雑踏が嘘のよう。
真空管アンプから流れるゆったりとした音楽は、お店の奥さま曰く「癒しのピアノ音楽」何だとか。
お店の名前は「ビストロ ジロー」。
友人の紹介でやってきたこのお店は、驚くべき「ビーフカツレツ」を味あわせてくれたのでした。
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「もう37年になるんですよ。」
三ノ宮でそれほどの長きにわたりお店を続けるのは、並大抵のことではないと思います。
近所にあったステーキの名店もつい先頃お店を閉めてしまったのだとか。
ジャックが店内にいる間、他のお客様は来られなかったほどのんびりとした経営ですが、このお店は一度来た者を虜にする何かがあります。
ジャックが頼んだのが「ビーフカツレツ、トマトソースがけ」でした。
それにサラダ、ポタージュスープ、ご飯、お漬物(これがまた美味しい事!)が付いて、お値段が3000円。(単品だと2500円)
ファミレスに慣れてしまった現代人にとってみると、少しお高いと感じられるかもしれません。
しかし最後まで味わった後は、
「高いなんてとんでもない!むしろこの味わいで3000円!?」
と驚いてしまうほどです。
サラダのドレッシングも絶妙な調合ですし、驚くべきはポタージュスープ、コーンを煮立てて丁寧に作り上げたのがよくわかります。
そしてメインディッシュの「ビーフカツレツ」はカリッと揚がっているにもかかわらず、とても柔らかくふわっとした食感に仕上がっています。
そして断面を見ると中心部は見事なレアに仕上がっています。
カツレツを包むパン粉も自家製でじっくり作っているのでしょうね。
特筆すべきはとろみたっぷりのこのトマトソース!
どれだけ時間をかければ、この様にトマトの酸味を残しつつ、コクたっぷりの美味しさが出せるのでしょうか?
付け合わせの人参やブロッコリーなどは、それぞれ最適な味付けで仕上げられており、言う事はありません。
全てにおいて心尽くしが完璧で、これこそが料理によるおもてなしと言えるでしょう。
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もう一つ紹介しておきたいメニューは、「舌平目のムニエル」。
付け合わせは、大ぶりのパセリのみとは何とも潔い一品。
この舌平目、オーブンでしっかりと焼き上げているとか!
ビフカツ同様、表面はカリッと中はふっくらと、まさに調度いい按配に焼き上がっているのです。
お値段的には「ビーフカツレツ」と同じく3000円。
こちらも後悔させない美味しさとなっておりますよ。
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三ノ宮の雑踏から道一本裏側に入った場所に、ひっそりと営業されている「ビストロ ジロー」。
真空管アンプから流れる、落ち着いたピアノの音の中頂く洋食はとても美味しいものでした。
皆様も是非、神戸に行った際には立ち寄ってみて下さい。
37年前から時が止まった様な、素晴らしい時間が味わえますよ。
■ ビストロ ジロー
住所 :〒兵庫県神戸市中央区三宮町2-9-2
TEL :078-331-3607
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜20:30
定休日 :火曜日
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298562-d3938077-Reviews-Bistro_Jiro-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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2020年09月15日
オマール海老の仲間たち!トナリャオの楽しみはまだまだ★
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先般ご紹介した「トナリャオ」のオマール海老が大好評!
書かせて頂いたジャックとしても有難い限りであります。
そこで今回は引き続きとなりますが、主役を引き立ててくれた「オマール海老の仲間たち」を紹介させて頂こうと思います。
トナリャオでは色々と、我々を引きつける魅力的なメニューを用意してくれています。
その中で特に取り上げたい魅力的な4品とは、どの様なものなのでしょうか!?
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ところで、今年の夏は暑かったですよね。
気温が高いのみならず、様々な場所でマスクをつけて過ごさなければならなかったので、体感温度はマックス越えでした!
炎天下の中トナリャオにたどり着くと、お店の中はなんとも言えない適温状態に保たれ、我々を出迎えてくれます。
おかげ様で席についた頃にはもう全身リラックスムード。
そこで出てくるのがこの冷製スープです。
(一品目ではありません。オードブルの後ですね。)
夏の冷製スープはただでさえ堪らないと言うのに、このスープときたらトマトとクリームが適度に相まって、身体への浸透力抜群です。
中でも特筆すべくはトマトの奏でる「酸味」。
夏の身体に、最も必要な味覚は「酸味」ではないかと思い知らさらてしまいます。
これから始まるオマールの饗宴を盛り上げるための大切な大切な一品ですねー。(^-^)
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オマールの饗宴がある程度進んだ頃、登場するこのパンについても触れなければなりません。
当然のトナリャオ自家製パンですね。
通常よりも少ししっかり目に生地が仕上がっています。
このしっかりとした口当たりが、オマール海老のソースやパスタの濃厚さになんと合うことか!
しかも一緒に出されるバターと合わせてもこれまたイケるのですよ。
バターに合わせてよし、濃厚ソースに合わせてよしのこのパンこそが、トナリャオコースを裏で支える立役者といっても過言では無いのです。
他では味わえないこのパンは、皆様に是非味わってみて頂きたい一品なのです。
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びっくりするメニューはまだまだ続きます。
これはおつまみとしても逸品な、トナリャオの特製サラミです!
しかも一緒に出してくれるこのピクルスの酸味と合わせたら、もうこれ以上泣かせる事せんといて欲しいわぁ、って感じですねー。
さぁこれに赤ワインを合わせましょう!
赤ワインとサラミとピクルスの、それぞれ我が強い兄弟が敵に対し共闘する様な、ジャンプ的ワクワクさをも感じさせてくれます。
イメージ、ラオウとトキとケンシロウのスーパータッグですかね?
兄弟があと1人いた様な気もしますが、きっと気のせいでしょう。
特にこのサラミはちびちびといつまでも噛んでいたくなる様な、たまらない味わいですよ!
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さて最後にご紹介するのは、トナリャオのアラカルトの中でも外せない一品。
スパゲティ・ジェノベーゼです。
バジルの香りが嬉しい、美味しさひとしおのパスタです。
トナリャオは有機野菜を取り扱う名人ですが、このジェノベーゼの香りにもそれは現れていますね。
決してくど過ぎず、それでいてしっかりとした豊潤な香りを味あわせてくれます。
特筆すべきはこのベーコン、柔らかな歯触りといい、濃厚な味わいといいまさにこのジェノベーゼにぴったり。
ジェノベーゼソース、ベーコン、チーズのおりなす三種類の豊潤さが、赤ワインに疲れ気味の自身の胃袋を優しく満たしてくれるわけですね。
さあ最後、ジェノベーゼソースをパンにつけて頂くのを忘れずに。
(^-^)
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如何でしたでしょうか。
トナリャオで、オマール海老を盛り立ててくれた仲間たちは、こんなにもバラエティにとんでいるのでした。
これを聞いては何とか一度、足を運んでみるしか無いですよね。笑
本当、サラミを摘むだけでも行く価値アリですよー。
まだまだトナリャオ愛から脱出できそうも無いジャックなのでした。
■ ビストロ トナリャオ
住所 :〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町4丁目4−9
TEL :078-801-2366
営業時間:12:00〜15:00 (LO13:30)、18:00〜22:00頃
定休日 :日曜日(不定休)
https://m.facebook.com/bistrotonaryao/
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2020年09月09日
トナリャオのオマール海老!有機野菜と見事なマリアージュ★
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アニバーサリー肉弁当の感動以来、神戸は灘にあるビストロ「トナリャオ」愛が止まらないジャックです。
フレンチとして最高級の味わいを提供してくれるだけでなく、そのこじんまりとしたお店の佇まいは、どこかの家庭にお呼ばれしたときの様な暖かさを味あわせてくれます。
ローストビーフ、ハンバーグ、鴨ロース…。
どれを頂いてもほっこりと温かい気分になれますが、やはりこのお店で何よりも嬉しくさせてくれるのは、シーフードの代表格「オマール海老」なのでした。
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オマール海老は有名な食材なので皆さんも良くご存知かと思います。
別名の呼称「ロブスター」の方が知られているかもしれませんね。
「ロブスター」は英語呼称、「オマール海老」はフランス語呼称です。
正式には、エビ目・ザリガニ下目・アカザエビ科・ロブスター属に分類されるそうですね。
「え、ザリガニ!?」なんて言わんといて下さい。
ロブスターのあのザリガニチックなハサミは口当たり抜群、最高の美味しさなんですから。
フランス語表記の「オマール」も、そもそもはあの大きなハサミが「ハンマー」に見えることから、フランスでの「hammer」を意味する「homard」が語源とか。
さて、日本で大きな海老と言えばやはり「伊勢海老」。
高級店でお造りなんかで出された日にゃー、こりゃたまらんですよね。
どちらも高級食材として甲乙つけがたいですが、どの様な違いがあるのでしょう?
まずは何と言っても、オマール海老の「大きなハサミ」に対し、伊勢海老は「立派なヒゲ(触覚)」を持っていると言うところでしょう。
下の写真がオマール。↓
こちらが伊勢海老さんです。↓
大きさ的には「オマール海老」が50cmを超えるものもあるのに対し、「伊勢海老」は40cmを超えるのは稀です。
生息地も「オマール海老」か世界中に分布しているのに対し、「伊勢海老」は日本やオセアニアなど太平洋岸の比較的温かい地方となっています。
気になるお値段は…。
そこは流石の「伊勢海老」。
近年の高騰も手伝って、同じグラム数だと「オマール海老」の倍ちかい値段がつくこともあるそうですよ。
え、なんだか不利じゃん、うちらの「オマール海老」。
しかし、その不利を吹き飛ばしてくれるかの様な素晴らしい味わいを体験させてくれたのが、名店「トナリャオ」なのでした。
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トナリャオの取り扱う「有機野菜」については、過去記事でもご紹介させて頂きました。
ちなみにトナリャオの過去記事はこちらー。
↓
https://fanblogs.jp/jackshutro/archive/103/0
https://fanblogs.jp/jackshutro/archive/102/0
野菜の最大の魅力である「シャッキリ感」に、ご近所では手に入らない「野菜本来の甘み」が相まって、これ以上ないくらいの野菜の美味しさを味合わせてくれる、トナリャオの有機野菜!
これは一重に兵庫県近郊の野菜の名産地を知り尽くしたマスターの、こだわりにこだわり抜いた仕入れ先とのコラボレーションのなせる技と言えるでしょう。
今回のオマール海老は、トナリャオの有機野菜と見事にマリアージュ。
それぞれ、お互いの美味しさを引き立てます。
魚介と野菜と言ったらイタリアンのカルパッチョが思い浮かびます。
しかしトナリャオのこの一品の場合、サラダとして格別な美味しさを見せる「ジャングルサラダ」と、「オマール海老のボイル」の口当たりがなんとも絶妙な掛け合いを見せ、双方引き立て合う応えられない程の美味しさとなっています。
シャッキリ感良し。
甘みの伴う野菜のジューシーさ良し。
オマール海老のプリプリ感良し。
そしてさらにその身は、ほっくりとした豊潤さまで楽しませてくれるのでした。
ここまできたら、流石の伊勢海老でも一筋縄ではいかないでしょう。
充分太刀打ち出来るフレンチの美味しさを、十二分に楽しめますね。
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しかしトナリャオのオマール海老はこれで終わりではありません。
有機野菜と饗宴したのはあくまで半身のみです。
さて残りの半身は!
それはそれは美味しい「アメリケーヌ」仕立てで出て参ります。
エビの殻をとことん炒めて、甲殻類独特のコクと甘味を余すところなく取り出したオレンジ色のソース「アメリケーヌ」。
やっぱりオマールはこれでなくっちゃ。
最後の一片まで美味しくいただきました。
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アメリケーヌとは、フランス語で「アメリカ風」という意味だとか。
その昔、「ピーターズ」と言うフランス・パリの人気レストランがありました。
そこのオーナーシェフであったピエールフレスさんは、アメリカのレストランで勤務していた経験があったそうです。
1860年のある日、アメリカからのお客様がご来店。
その時とっさに、店にあったオマール海老を使って料理を作ったところ、これがまた大好評!
「なんて言うんですか?この美味しい料理」
などと聞かれたピエール・フレスさんが
「オマール海老のアメリカ風です。」
と答えた事が始まりだそうです。
その場で咄嗟に作った料理が定番化したとは思えないくらい美味しいソースですよね!
今では蟹やその他の魚介類が含まれているレシピも多い様ですが、本来は「オマール海老」が基本となるソースだったそうですよー。
オマール海老の甘みだけでも充分なはずなのですが、それに加えてトマトソースや生クリーム、バターなども使われているため、酸味やコクが一層と高まり、たまらない美味しさを提供してくれますよね!
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如何でしたでしょうか?
たった一尾であらゆる味わいを見せてくれる「オマール海老」ワールド。
時間などすぐに経っちゃいますよね。
ジャックも美味しいオマールに触発され、ワイン2本も空けちゃいました。
皆さんも是非どうでしょう?
「トナリャオ」で最高の味を楽しみたいとなりゃ、オマール海老しかありませんよ!
最後、微妙に洒落てみました。(^-^)
■ ビストロ トナリャオ
住所 :〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町4丁目4−9
TEL :078-801-2366
営業時間:12:00〜15:00 (LO13:30)、18:00〜22:00頃
定休日 :日曜日(不定休)
https://m.facebook.com/bistrotonaryao/
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