2016年03月28日
撮影記40;箱根仙石原プリンスホテル(2)
仙石原プリンスホテルにて料理撮影しました。
少し前になってしまいましたが、箱根の仙石原プリンスホテルさまで料理撮影させていただきました。
こちらの場合、イメージとしては洋食フレンチという先入観がありますけど、
上のような和洋折衷のコースもちゃんとあるようです。
女性なら洋食オンリーでも大歓迎でしょうけれども、男性の中にはやはり、ちょっと落ち着かないという向きも少なからず、存在するのではないでしょうか。
私もその口であり、こうしたプラン設定はありがたいです。
何よりも炊き込みご飯と椀物があるというのがgoodです。
このコースなら、お箸で頂けそうな雰囲気ですし。
そのほかに、撮影したお料理プランです。
こちらの料理の背景には、白をご指定になられました。
しかし撮影者からすると、実は白バックに白系の被写体という設定は、まあ難しいのです。
清潔感という点では勝りますが、写真のコントラスト・彩度と言った点で、広告的写真として非常に困難を感じます。
しかも、とりわけシンプルな正直な構成を追及されており、シルバー類やグラス、花なども無用にということです。でも、例えばお皿同士の隙間がどうしても空いてしまうことはよくある事ですが、そこを何かで埋めるような手立てが不可能という事になります。
私としてみれば、普段の観念からすれば、本当にこれで、この最終結果で果たして良かったのだろうか、と不安を覚えずにはいられません。
皆さんはどうお感じなのでしょうか。
でも各々のお料理は、それは素晴らしいものなのです、、、。
下は別のプランですが、
同様に白バックで、飾りなしです。
無駄なスペースがこちらはかなり目立ちます。
中央と右サイドに何もない空間がポッカリできてしまいました。私も頭を絞って色々配置を工夫してみたのですが、どうしてもこうした隙間が必ず生じてしまいました。残念ですが、私としては敗北感を禁じえません。
メイン料理などは、むしろ一品ずつ見せたほうがよさそうです。
せめて、グラスとかトーションなどが使えたらなあ、、、。悔やまれて仕方ありませんでした。
でも、繰り返しですが、お料理それぞれは、非常に丁寧な素晴らしいものです。
このケースは、実際にテーブルに座ってみてのほうが、お料理に感動するというパターンかもしれません。
さて、仙石原プリンスホテルさまの料理撮影の後、
隣の大箱根カントリーゴルフ場のクラブハウスに移動し、レストランのお料理を少し撮影させていただきましたが、その中で、たまたま私が食べさせていただいた中華麺が、非常に美味しかったので、これはオススメとばかりに、絶対ご紹介しておきたいと思った次第です。
中華料理専門のシェフの手によるものということですが、味わいが深く、ややピリ辛系であって、思い出すともう一度どうしても食べたくなるのです。
熱々のとろみがあるスープ、丼もやや大きめでボリュームがあるため食べ応えがありますし、とにかく他ではなかなか出会えない旨さなのでした。
箱根は、これから新緑がオススメの時期になって参りますので、ドライブで訪れてみてはいかがでしょう。
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