2015年06月12日
富士のある絶景(8) 紅富士・・・伊豆スカイラインなど
<紅富士>・・・伊豆スカイラインなど数カ所から
富士山カメラマンの方々の場合、夕焼けや朝焼けなどの富士山を撮影される頻度の方が圧倒的に多いようにお見受けいたします。
ところが私は、一応は職業カメラマンでありまして富士山写真家ではないですし、また自分の好みから申して、昼間の青空のクリアな富士山の方がずっと好きの様です。
当ブログで掲載してきた今までの富士山写真ですが、見直してみましたら、なんと全部が昼間の富士山写真ばかりでした。何にも意識せずに選んできたのですが、好みとはなんとも恐ろしいものです。
それで、急にバランスが気になってきました、、、。この人のは昼間ばかりだね!単調だね、などと思われやしないか、ということをちょっと考えてしまった次第です。
そこで、今回は少しだけ紅富士を載せようと思います。
どうぞお付き合いください。
下2点は伊豆スカイライン入り口付近の十国峠近くからの朝焼け富士です。
何と言っても標高の高い尾根なので視界が広く気持ち良いです。ここからの視界は、富士山を主として極めてダイナミックで感動的。手前にあるはずの愛鷹山が左側に外れているので、富士山の姿がすっきりよく見えるというのも伊豆では数少ないアングルです。
次の写真2枚ですが、これは沼津市御瀬崎の朝富士です。
残念なことに、夜明け前は少なかった雲が増えてしまいました。
しかも、今ひとつ赤く染まってくれませんでした。
三番目は 伊豆の国市の狩野川に架かる松原橋からの朝富士。
これもたいへん残念なことに、富士の頭に少しだけ雲が発生してしまいました。ただ、色はよく染まりました。手前の川は、「狩野川」といって、伊豆半島の真ん中を流れています。源流を天城山で、沼津まで流れゆき、駿河湾に注ぐ一級河川です。
最後は、函南町丹那(伊豆半島の最北部の)の熱函道路(函南町〜熱海市)沿いからの夕富士になります。
シルエッットとなった富士山と夕焼け空のトーンとが見飽きない美しさの一瞬でした。
こうした情景は、年に何度もあるものではありません。
朝夕の富士山の美しい表情は、本当に一瞬のものです。それは実際に観察すると痛感します。
美しいこの自然のドラマに遭遇できるかどうかが、まずは撮影の成否を分けることになります。
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