2016年09月24日
ユーモアたっぷりで面白過ぎるイグ・ノーベル賞
今年のイグ・ノーベル賞を受賞した日本人は「股のぞき」で立命館大学教授の東山篤規(あつき)氏と大阪大学教授の足立浩平氏が受賞されました。
イグ・ノーベル賞は、1991年に造られたもので、サイエンス・ユーモア雑誌「風変わりな研究の年報」と、そこの編集者のマーク・エブラハムズ氏が企画運営していて、共同スポンサーにはハーバード・コンピュータ協会、ハーバード・ラドクリフSF協会等です。
ノーベル賞のパロディーと言われていて「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に与えられる賞ですが、笑いと賞賛をまき起こした社会的事件や、或いは皮肉を込めて授与する場合もあります。
イグ・ノーベル賞の「イグ」は、英語のIgnoble(恥ずべき、不名誉な)を連想させる造語と言われています。
授賞式は毎年の今頃にハーバード大学で行われます。そして、すごいと思ったのは、受賞者は旅費や滞在費は自分持ちで、式の初めには、スウェーデンの郷土料理であるスウェーデン風のミートボールに敬意を払い、そして授賞式の講演では、聴衆から笑われることを要求していることです。
ちなみに、本当のノーベル賞の式の初めには、スウェーデン王室に対して敬意が払われています。
そして、少し痛々しい話題があります。それは、1995年にイギリス政府の主任科学アドバイザーだった人が、こんな賞は、大衆がまじめな科学研究を笑いものにする恐れがあるとして、イギリス人研究者には賞を贈らないように要請してしまったことです。
当然ですが、イギリス人の研究者達からは反発や反論が起こって、撃沈されています。
恐らく、研究者達からは、融通の利かない頭の固い人だと、こてんぱんに言われてしまったのだと思います。本人は、言わなければよかったと、かなり後悔したと思います(?)。 …想像しただけで可哀想。
ちなみに、日本人は受賞の常連国で、2007年からは毎年受賞しています。賞の創設以来、総計20件も受賞しているそうです。生真面目な日本人の印象と、発明や研究テーマなどとのギャップが、面白さを倍増させているのかもしれませんね。
本年度の「股のぞき」は、股のぞきによる「錯視の効果を実験で確かめた」研究ということです。
世界を舞台にしてこんな面白い賞の対応を続けている、イグ・ノーベル賞の関係者には敬意を表します。
イグ・ノーベル賞は、1991年に造られたもので、サイエンス・ユーモア雑誌「風変わりな研究の年報」と、そこの編集者のマーク・エブラハムズ氏が企画運営していて、共同スポンサーにはハーバード・コンピュータ協会、ハーバード・ラドクリフSF協会等です。
ノーベル賞のパロディーと言われていて「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に与えられる賞ですが、笑いと賞賛をまき起こした社会的事件や、或いは皮肉を込めて授与する場合もあります。
イグ・ノーベル賞の「イグ」は、英語のIgnoble(恥ずべき、不名誉な)を連想させる造語と言われています。
授賞式は毎年の今頃にハーバード大学で行われます。そして、すごいと思ったのは、受賞者は旅費や滞在費は自分持ちで、式の初めには、スウェーデンの郷土料理であるスウェーデン風のミートボールに敬意を払い、そして授賞式の講演では、聴衆から笑われることを要求していることです。
ちなみに、本当のノーベル賞の式の初めには、スウェーデン王室に対して敬意が払われています。
そして、少し痛々しい話題があります。それは、1995年にイギリス政府の主任科学アドバイザーだった人が、こんな賞は、大衆がまじめな科学研究を笑いものにする恐れがあるとして、イギリス人研究者には賞を贈らないように要請してしまったことです。
当然ですが、イギリス人の研究者達からは反発や反論が起こって、撃沈されています。
恐らく、研究者達からは、融通の利かない頭の固い人だと、こてんぱんに言われてしまったのだと思います。本人は、言わなければよかったと、かなり後悔したと思います(?)。 …想像しただけで可哀想。
ちなみに、日本人は受賞の常連国で、2007年からは毎年受賞しています。賞の創設以来、総計20件も受賞しているそうです。生真面目な日本人の印象と、発明や研究テーマなどとのギャップが、面白さを倍増させているのかもしれませんね。
本年度の「股のぞき」は、股のぞきによる「錯視の効果を実験で確かめた」研究ということです。
世界を舞台にしてこんな面白い賞の対応を続けている、イグ・ノーベル賞の関係者には敬意を表します。
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