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2016年04月29日

カラスの都市伝説から思うこと

 カラスと言えば、もうずいぶん昔のことですが、面白い話がありました。それは帰宅途中の電車内の出来事で、車内は適度に混雑していましたが、学生風の若いカップルの話し声が聞こえてきました。

二人はカラスの話をしていたのですが、男子学生は次のような話を女子学生にしていました。

『あんなにカラスがいっぱいいるのに、カラスの死骸(しがい)は見たことないでしょう。実はカラスには不思議な能力があって死んだ姿を見せないというような話だったと思います。女子学生はその話にあいづちをうちながら神妙(しんみょう)に聞き入っていました。』


 この時は、仕事の帰りで気持ちが高ぶっていて、思わず反論したくなったことを覚えています。後で知ったのですが、これは有名な都市伝説で、男子学生は女子学生をからかっていたのだと思います。

都市伝説にまじめに反論しても「おばかさん」と言われるだけですが、人間が家や病院で生まれて、亡くなる時も家(または病院)で最後を迎えるように、カラスは森の中の巣で生まれて育ち、死に直面した時には、その多くは森で死にます。

カラスは、全身つやのある黒色をして、するどくて大きなくちばしをもち、人間を怖(おそ)れない、ふてぶてしい態度などから、人から嫌がられ、不思議な能力を持っている(不気味な生き物)として認知されていますので、このような都市伝説が定着したのでしょう。

日本は森林大国です。多くの野生動物は森の中で生まれて、人目にふれない森の中で死んでいくのです。

現在でも日本の国土に占める森林の面積はおよそ66%と言われています。これは世界でみた場合、20位以内の順位で、かなり自然豊かな森林大国になります。おそらく日本は山岳地形が多いためだと思われます。

尚、確かな記憶ではありませんが、私が小学校の時には、それは98%でした。当時の人々は2%の面積に密集して住んでいたことになります。

そのためかどうかは判りませんが、当時は、日本は島国で小国であると教育されてきました。そのことが大人になっても抜け切れていません。

ところがTV等に出演する海外の方々は、日本が小国と言うのは間違っていると言います。それは経済だけでなく、人口や国土面積を比べた場合もそうだというのです。

日本は小国という観念で、本当にいいのか、ヨーロッパの大国(フランス・ドイツ・イギリス)と日本を比べてみました。

  フランス:人口(6,600万人)、国土面積(643,800㎢)
  ドイツ:人口(8,000万人)、国土面積(357.021㎢)
  イギリス:人口(6,400万人)、国土面積(234.610㎢)
  日本:人口(12,600万人)、国土面積(377.835㎢)

この中で、単純に数値だけを比べると、国土面積はフランスに次いで2位、人口は1位でした。これだけみると日本は「小さな島国で小国」とは思えません。

カラスのお話から、日本の真実を知りました。これからは、認識を変えることにします。

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