2016年04月27日
楽しく始めるランニングのコツ(第1回)
ランニングは、手軽にできて、健康的なスポーツのため、日本中で大人気です。自治体主催のマラソン大会は、それに参加するための抽選会があるほどです。
但し、冷静になって考えてみればマラソン大会で自分の体に鞭打(むちう)って限界まで頑張るのは何故でしょうか。陸上部等に所属している若い人なら、それも当然といえるかもしれませんが、中高年になってからも他人との競争や目標タイムを短縮することに生きがいを見つけて何とか頑張り通してしまうのは、何故なのでしょうか。
それは、人間の持っている遺伝子がそうさせているのかもしれません。人は、常に切磋琢磨(せっさたくま)して自分を向上させることで満足して生きていられのかもしれません。
ところがある程度年齢を重ねると、頭で考えている程は、体がいうことを聞いてくれなくなります。それは、硬く劣化した体のパーツが限界値を超えないようにブレーキをかけているのかもしれません。
自分で思ったように体が動かなくなると、ランニングを楽しくすることができなくなってしまいます。
でも、ランニングを始めた頃のことを思い出して下さい。多くの中高年の方は、健康体を作るためとか、健康を維持するためにという理由で、楽しく走れるようになりたいと思って始めています。マラソン大会に出て、優勝することを目標にしている人は少ないと思います。
ランニングを始めたころに比べて、できることが多くなってくると、次の目標を高くしてしまいます。これは、人間の遺伝子のせいと考えて下さい。
そして、逆に、その遺伝子の特徴を利用すれば、ランニングを始めた頃に考えていたように楽しく走ることができると思います。
それは、自分を客観的にみた上で、目標を具体的なものにします。このように究極の目標を作って進むことで、自分の中の遺伝子は満足して向上心だけに振り回されることはなくなります。
そのため精神と肉体の安定が得られるようになり、楽しいランニングを続けることができると信じています。
この目標は、ランニングのスピードや時間ではなく、楽しくランニングを続けることで何を得ることができるようになるかを考えてから決めます。できれば、忘れないように書き物にしておくのが良いでしょう。
例えば、ランニングをすることで、次の健康診断までに、数値の悪い所を改善するとか、体重を平均レベルまで減らそうとか、だるまのようなお腹をへこませたい、或いは、走ると苦しいランニングを楽しく走れるようにしたい等の目標にすると良いでしょう。
尚、誤解されると困るため、少し補足します。スピードや時間を目標にすることが悪いと言っているわけではありません。目標を達成するための手段として、途中の目標にするのは良いかもしれません。
話は少しそれますが、日本縦断や、世界のあちこちに行って長距離マラソンをしている芸能界の間寛平(はざまかんぺい)さんは、何かのTV番組で次のようなことを言っていました。
「舗装道路を長く走ると、膝(ひざ)への負担が限界を超えてしまいます。そこで、自然に身についた走り方は、道路を滑るようにして走ることです。」
滑るように走ることで、道路にある小さな砂粒を足裏で転がすようにしたそうです。
間さんにとっては、走るフォームやスピードではなく、長い距離を走り続けることで得られる特別なものがあったのだと思います。
このブログの中で、中高年の方が安心してランニングを始めることができるように、そして初心を忘れないで楽しく走り続けることができるように、つたない経験等を掲載していく予定です。不定期な掲載ですが是非お楽しみ下さい。
但し、冷静になって考えてみればマラソン大会で自分の体に鞭打(むちう)って限界まで頑張るのは何故でしょうか。陸上部等に所属している若い人なら、それも当然といえるかもしれませんが、中高年になってからも他人との競争や目標タイムを短縮することに生きがいを見つけて何とか頑張り通してしまうのは、何故なのでしょうか。
それは、人間の持っている遺伝子がそうさせているのかもしれません。人は、常に切磋琢磨(せっさたくま)して自分を向上させることで満足して生きていられのかもしれません。
ところがある程度年齢を重ねると、頭で考えている程は、体がいうことを聞いてくれなくなります。それは、硬く劣化した体のパーツが限界値を超えないようにブレーキをかけているのかもしれません。
自分で思ったように体が動かなくなると、ランニングを楽しくすることができなくなってしまいます。
でも、ランニングを始めた頃のことを思い出して下さい。多くの中高年の方は、健康体を作るためとか、健康を維持するためにという理由で、楽しく走れるようになりたいと思って始めています。マラソン大会に出て、優勝することを目標にしている人は少ないと思います。
ランニングを始めたころに比べて、できることが多くなってくると、次の目標を高くしてしまいます。これは、人間の遺伝子のせいと考えて下さい。
そして、逆に、その遺伝子の特徴を利用すれば、ランニングを始めた頃に考えていたように楽しく走ることができると思います。
それは、自分を客観的にみた上で、目標を具体的なものにします。このように究極の目標を作って進むことで、自分の中の遺伝子は満足して向上心だけに振り回されることはなくなります。
そのため精神と肉体の安定が得られるようになり、楽しいランニングを続けることができると信じています。
この目標は、ランニングのスピードや時間ではなく、楽しくランニングを続けることで何を得ることができるようになるかを考えてから決めます。できれば、忘れないように書き物にしておくのが良いでしょう。
例えば、ランニングをすることで、次の健康診断までに、数値の悪い所を改善するとか、体重を平均レベルまで減らそうとか、だるまのようなお腹をへこませたい、或いは、走ると苦しいランニングを楽しく走れるようにしたい等の目標にすると良いでしょう。
尚、誤解されると困るため、少し補足します。スピードや時間を目標にすることが悪いと言っているわけではありません。目標を達成するための手段として、途中の目標にするのは良いかもしれません。
話は少しそれますが、日本縦断や、世界のあちこちに行って長距離マラソンをしている芸能界の間寛平(はざまかんぺい)さんは、何かのTV番組で次のようなことを言っていました。
「舗装道路を長く走ると、膝(ひざ)への負担が限界を超えてしまいます。そこで、自然に身についた走り方は、道路を滑るようにして走ることです。」
滑るように走ることで、道路にある小さな砂粒を足裏で転がすようにしたそうです。
間さんにとっては、走るフォームやスピードではなく、長い距離を走り続けることで得られる特別なものがあったのだと思います。
このブログの中で、中高年の方が安心してランニングを始めることができるように、そして初心を忘れないで楽しく走り続けることができるように、つたない経験等を掲載していく予定です。不定期な掲載ですが是非お楽しみ下さい。
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