2016年06月05日
地球の不思議な生き物たち
最近、ラジオ番組で、人間の歯とそっくりな不気味な魚のことを知りました。それは、80pにもなる大きな魚ですが、タイの一種で姿形は、普通の魚です。
ところが、その歯は人間の歯と同じ大きさで、同じ形をしています。写真をみると本当に不気味です。日本付近にはいませんが、アメリカのフロリダからメキシコ湾付近に多くいるそうです。
魚の名前は「シープスヘッド」と呼ばれています(日本名はコブダイです)。この魚は、雑食で強力な歯で貝類などもかみ砕(くだ)いて食べます。
今まで、魚は食べ物を飲み込んでいるようなイメージでいましたが、ほとんどの魚には歯があるようです。そして、意外にも強力な歯を持っている魚は他にも多数いました。
考えてみれば、虫の世界でも一風変わった虫たちはいっぱいいます。特に「ツノゼミ」と言われる昆虫は数mmと小さい虫ですが、その種類によって様々な形をしていて、中には想像もできないような不思議な形体をしているものもいます。
「ツノゼミ」は、セミという名前がついて羽もありますが、セミ属とは別の昆虫です。食べ物は植物の汁で、蜂(はち)が持っているような毒針や、蟻(あり)のような強靭(きょうじん)なあごもありません。
特別な武器もない「ツノゼミ」は、その角(つの)に特徴があります。角の形は、植物のとげや、蜂の形に似せて天敵から身を守っています。
「ツノゼミ」の面白いところは、この角の形が、想像を超えたものがあることです。それは研究している学者が見ても何を真似ているのか判らないほどです。
ぎりぎり判るものの中には、昆虫が脱皮(だっぴ)した抜け殻の形をしているものや、いもむし等の糞(ふん)に似せたものなどもあります。本当におもしろい虫ですね。
また、何をやっても死なないという不死身の「クマムシ」という虫もいます。 「クマムシ」は都市伝説にもなった有名な虫です。
これらは、不思議な生き物の中の、ほんの一例です。
地球にいる不思議な生き物たちについても、把握(はあく)しきれていないのに、他の惑星にはどんな変わった生き物がいるのでしょうか。想像するだけでわくわくします。
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