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2016年06月03日

驚きの「タッチケア」の威力

 先日の「ためしてガッテン」という番組を見て、本当に驚きました。体をなでたり、さすったりするだけで、慢性的な痛みの緩和や、認知症による徘徊(はいかい)・暴言・暴力などが治まるというのです。それ以外にも、高血圧の人の血圧が下がるなど、様々な良いことがあるようです。

「ハグ」をしたり、「背中をなでる」あるいは「抱き枕を抱えながら電話」をするなどすると、慢性的な痛みが軽減されたり、認知症の症状が出なくなったりすることを紹介していました。

これは、体をさする等の行為によって視床下部周辺で作られた「オキシトシン」というホルモンが脳下垂体から分泌(ぶんぴ)されるためです。

この「オキシトシン」「幸せホルモン」とも呼ばれていて「痛みの緩和」や「ストレスの緩和」効果があるため、様々な心と体の不調を改善する方向に働きます。

「オキトキシン」が分泌されて体内に広がると、不安やストレスが和らげられるために、痛みで興奮している痛覚(つうかく)を落ち着かせる働きが作用するのではないかと言われています。

スウェーデンは「タッチケア」の発祥の国です。ここでは、「オキシトシン」の効果や知識が一般の人達にも浸透(しんとう)していて、色々な場面で活用されています。

日本でも地震の避難所などで背中をなでる等の「タッチケア」は行われていて、ストレスの緩和などに役立っていました。(さすがに専門家は既に活用していました)

「ためしてガッテン」で紹介していた「背中をなでるタッチケア」の方法は、次のようなものでした。これを、10分程度行うと良いそうです。

(1)なでてもらう人は、椅子に座ってテーブルにもたれる等の楽な姿勢をとります。
(2)なでる人は、後ろに回って、両手のひらを背中にぴったりつけて、全体をなでます。
(3)なで方は、背中をゆっくり(1秒間に5p程度の速度)と、まんべんなく行います。手のひらでアイロンがけをしているようなイメージで行います。

このような「タッチケア」では、なでる人にも「オキシトシン」が分泌されるそうです。

米国の研究では、ペットをなでる時や、何かに感動したときなどにも「オキシトシン」は分泌されるという報告もあるようです。

人間の持っている治癒力(ちゆりょく)は、あなどれません。もっともっと、この分野の研究も進んで欲しいと思います。そして先端科学による医学の研究と抱き合わせで、予防医学や緩和ケアに役立てて欲しいと思います。
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