2008年03月19日
春の山菜(ふきのとう)
ここ10日あまりで、ぐんぐん温かくなってきましたね!
待ちに待った春到来!というところでしょうか
さてこの春先、野の芽吹きの盛んな様子とは裏腹に
実は店先に旬の野菜が少ない時期でもあるんですよね。
冬の白菜、大根、ほうれん草も終わり…
やっと春のキャベツなどが出てきたかな?
もちろん、ハウスものは一年中出回ってますが
お財布的にも健康的にも、出来れば旬な地元野菜を採りたいところですよね。
そこで*食費の節約術*
『野山で春の山菜を採ってこよう!』
あ、ちょっと待ってそこのアナタ!
ビニール袋だけ持って出かけてはイケマセン!
先ずは山菜採りに行くために準備しましょう
■服装■
・急な冷え込みにも対応できるハイキング仕様
・軍手
・長靴またはハイキングシューズ
■持ち物■
・ハサミ(剪定バサミなど)
・持ち手付ビニール袋or魚篭のような腰につけるカゴ
・熊手または竹箒(落ち葉を掻きます)
・携帯電話
近くの山だからといってあまりにも軽装は避けてくださいね!
もちろん、スカート・ヒールなどもっての外ですよォ〜
まず山菜一番手は
なんと云ってもふきのとう→
枯れ葉の下から現れる
眩しいばかりの若草色は
初心者でも見つけやすい山菜では?
■探索ポイント■
・日当たりのよい落ち葉で覆われているところ
・夏場に「ふきの葉」を見かけたところ
持ってきた熊手や竹箒で、目ぼしいところをザッザッと掻いてみましょう。
明るい若草色がちら、と見えたら大当たり!
ひとつ見つけたらぜひ、周囲の落ち葉も掻いてみてください。
ふきは地下茎で繋がっているので、運がよければ半径1mくらいの範囲にぽこぽこ見つかりますよ!
ふきのとうの採り時は「花開く一歩手前」
まだまだ硬いツボミのものは残して一週間後に採りに来ましょう。
完全に花開いてしまっているものは、そのまま残して夏の楽しみに。
(初夏に茎を採って「きゃらぶき煮」ですよ♪)
さて、収穫して帰ってきたら
汚れをキレイに落として一晩、水に漬けてアクをとりましょう。
食べ方も「春の香」が楽しめるよう、いたってシンプルがイイと思います
王道の「天ぷら」
呑んべえさんには「ふき味噌」
私のおススメは「香味野菜」として
お味噌汁やクリームシチューへ浮かべること
ふうわり、春の香りが食欲をそそること間違いなし!
――そして
実はこの春のイチオシは
ふきのとう入り春ギョーザ!
ニラのニオイさえ凌駕する「春の香」
(でも↑ニラ入れすぎは×よん〜)
ぜひぜひ、お試しください!
ね?これでメイン・サイドメニューが一品できますよね?
野菜不足解消の上、実は「山菜」の苦味って
季節の移り変わりの体調を整えてくれる役目があるんです。
春先って、なんとなくぼーっとしたり
身体がダルイってことないですか?
そんな時は旬の苦味のある山菜を食して
身体をピリッと起こしてあげましょうね
自然の摂理、ナルホド〜な「山菜」ですよ♪
冬の運動不足解消と体調調整を兼ねて
今週末は近くの山へ山菜採りに出かけては?
――まぁ、なんと云っても魅力は
無料(タダ)ってことですよねぃ!!!(笑)