2016年02月09日
「5αリダクターゼ」を抑制する方法
抜け毛の原因「ジヒドロテストステロン」を作りだす「5αリダクターゼ」
抜け毛の原因としてホルモンの乱れが第一に考えられます。抜け毛を進行させる働きをするホルモンが増えると毛周期・ヘアサイクルが乱れます。
原因となるのは「ジヒドロテストステロン」と呼び、「5αリダクターゼ」が「テストステロン」と結びついて男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」が生み出されます。
この5αリダクターゼには“5αリダクターゼT型”と“5αリダクターゼU型”の2つタイプがあります。
【5αリダクターゼT型】
上の図を見てわかるように“5αリダクターゼT型”は、皮脂線に多く存在しています。皮脂の分泌が多い人は“5αリダクターゼT型”の分泌量も多いと言えます。“5αリダクターゼT型”は側頭部と後頭部に存在します。
【5αリダクターゼU型】
“5αリダクターゼU型”は、上の図のように毛乳頭に多く存在しており、髪の毛を作りです“毛乳頭”に存在するため、抜け毛など髪の毛のトラブルに多大な影響を与えているといえます。“5αリダクターゼU型”は前頭や頭頂部に存在するため、前髪の生え際や頭頂部からの薄毛の進行が始まると考えられています。
「5αリダクターゼU型」を抑制すれば「ジヒドロテストステロン」が生成されない
「5αリダクターゼ」の働きを抑えることができれば、抜け毛の進行させる「ジヒドロテストステロン」が作りだせないのですから、正常な毛周期・ヘアサイクルを取り戻すことができるでしょう。
そこで「5αリダクターゼ」の働きを抑えることができる一番有名なのが「フィナステリド」があります。もともとフィナステリドは、前立腺肥大症の薬としていたのですが、“5αリダクターゼU型”の働きを抑制する効果のあることが判明しました。
日本では「プロペシア」という医薬品で医師の処方箋が必要です。先ほども述べたようにもともと前立腺肥大症の薬でしたので、副作用の心配があります。そのため医師の処方箋が必要となります。私はこの「プロペシア」は試しておらず、自分自身の生活習慣の改善などで、“5αリダクターゼU型”の働きを抑制したいと考えています。なぜなら「プロペシア 副作用」で検索すればわかるのですが、効果があった方、無かった方、副作用で悩まれてる方など、さまざまな口コミを私なりに検証して「プロペシア」を試すのを止めることにしました。
何より「魔法のように髪の毛が生えてくるはずが無い」と私は考えています。だから、もっと経済的で安心で何より手軽な方が私には向いていて、長続きするだろうと思います。
5αリダクターゼを抑える成分の「ノコギリヤシ」「亜鉛」
5αリダクターゼを抑える成分の「ノコギリヤシ」「亜鉛」について説明します。
【ノコギリヤシ】
ノコギリヤシは、北米大陸南部からメキシコにかけて自生する植物で“5αリダクターゼT型”“5αリダクターゼU型”の両方に効果があると言われています。“フィナステリド”といった薬品のような副作用がないことで安心できます。
私が現在飲んでいるサプリメントは、小林製薬のノコギリヤシEX
経済的にも成分の含有量も申し分ないので、毎日飲み続けています。
【亜鉛】
ミネラルの中でも亜鉛は、細胞分裂に必要な加水分解酵素を活性させる作用があり『たんぱく質』を分解して、髪の毛や筋肉、骨、臓器といった組織に変える働きをしています。髪の毛の成分は、ケラチンという『たんぱく質』ですので、亜鉛が不足するとケラチンを十分に作れなくなり、髪が細く弱くなり、抜け毛になりやすくなるのです。亜鉛は髪を作るためには、絶対に必要なミネラルなのです。
トータル的に育毛サポートしないと意味がない
先に述べたように「魔法のように髪の毛が生えてくるはずが無い」と私は思います。この“ノコギリヤシ”“亜鉛”を毎日飲み続けたからといって数日で髪の毛が生えてくるわけではありません。抜け毛の原因の「5αリダクターゼ」を抑えることはとても重要ですが、その1つのケアをしたからといって効果を期待するものではなく、育毛ケアとはトータル的にケアをして“毛周期・ヘアサイクル”を正常にすることが、第一に私が考えます。
だから、あきらめずに辛抱強く長く育毛ケアに取り組まなければ、結果はついてこないと思います。
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