現在、Ｑ＆Ａサイト「マンションってどうよ？関東版」でも質問が色々とありますが、根本的に皆さんあまり勉強・研究なさらずに行動していることが多いような気が致します。
そこで、簡単ですが幾つかマンション購入の際の注意事項を記しますので、ご参考にしていただければと思います。
（但し、新築と中古では微妙には状況は異なります。）

１．トラブル回避という視点
�@住民同志の関係、コミュニティ形成
�A近隣住民（以前から居住している方々）との関係 ⇒ デベロッパーがきちんとマンション建設に同意や理解を得ているかなど。（軋轢があるのとないのとでは違います。）

２．等価交換物件（特に地権者が居住しているケースなど）や、事務所・店舗のある物件かどうか
⇒ 管理組合の活動において、合意形成に支障があることが多いので。

３．専有面積がバラバラで、投資用のワンルームから１００�u以上の大きい面積のものまで混在している物件
⇒ ライフスタイルや所得の差、また年齢層も大きく違うと、合意形成に支障があることが多い。

４．完成時に多くの売れ残りがある物件
⇒ 当初、定価で購入した方、売れ残りを安くディスカウントで購入した方、時には、元の売主が買取業者へ一括で売却した場合などには、アウトレットマンション業者が買取後に販売した住戸を購入した方など、色々な方が混在すると、後々面倒なことが起きる可能性もあります。


５．管理規約や使用細則などの整備がきちんとされていない物件
⇒ 管理組合の問題でもありますし、各区分所有者の意識の問題でもありますが、管理会社がいい加減な会社であったりすると、適当にうまくやりこまれてしまう場合もあります。
（上下間や隣同志の騒音の問題やペット問題などが、よくあるトラブルです。）


立地がいいとか、価格が安いとかいう条件だけにとらわれずに、上記の内容にも関心を持っていただき、マンションを検討することをお薦め致します。


以上


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