2010年02月22日
不動産ファンドのダヴィンチが債務超過に!
大証ヘラクレスに上場しているダヴィンチ・ホールディングスが、平成21年12月期の決算を2月19日に公表したところ、実質債務超過に陥っていることが判明した。また、継続企業の前提に関する重要な事象等が存在しているとのことです。(いわゆるゴーイングコンサーン)また、財務制限条項に抵触している状況にあり、金融機関から期限の利益の喪失に伴い、一括弁済を請求される可能性があるようです。
連結決算は以下のような数値です。(カッコは前期の数値)
売上高 ⇒ 49,792百万(52,769百万)
営業利益 ⇒▲112,996百万(▲11,948百万)
当期純利益 ⇒▲26,391百万(▲17,929百万)
営業活動によるキャッシュフロー
⇒ 29,375百万(▲334,080百万)
現金及び現金同等物期末残高
⇒ 20,677百万(32,348百万)
1株純資産 ⇒ ▲7,129円(9,789円)
大証ヘラクレス市場では、債務超過の企業は原則として1年以内に債務超過を解消できない場合や、月間の平均株価が1万円未満の場合に上場廃止となると定められているようです。
本日(2月22日)はストップ安気配で終了しました。
今後予想されることは、不動産ファンドが厳しい状況はこのデフレの経済状況下からも理解できましたので、更にREITやファンド系企業が資金繰りに苦しみ、リファイナンスが出来ず、保有物件の売却が進むのではないかと予測します。
つまり、まだまだ不動産市況の回復には時間がかかるのではないのでしょうか?
事業用(オフィス)のみならず、住居系(賃貸住宅)にも影響してくることも予想できますので、今後注意が必要ですね。
資産運用でREITなどを保有されている方は、よく検討してみて下さい。
※マンション購入を検討中の皆様、年度末が近づいてきましたが、中堅の不動産会社で経営破綻する企業がそろそろでてくるかもしれませんので、経営状態(決算発表・4半期決算も)のチェックは重要です!(マンションデベロッパーのみならず、施工会社についても。)
以上
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営業利益 ⇒▲112,996百万(▲11,948百万)
当期純利益 ⇒▲26,391百万(▲17,929百万)
営業活動によるキャッシュフロー
⇒ 29,375百万(▲334,080百万)
現金及び現金同等物期末残高
⇒ 20,677百万(32,348百万)
1株純資産 ⇒ ▲7,129円(9,789円)
大証ヘラクレス市場では、債務超過の企業は原則として1年以内に債務超過を解消できない場合や、月間の平均株価が1万円未満の場合に上場廃止となると定められているようです。
本日(2月22日)はストップ安気配で終了しました。
今後予想されることは、不動産ファンドが厳しい状況はこのデフレの経済状況下からも理解できましたので、更にREITやファンド系企業が資金繰りに苦しみ、リファイナンスが出来ず、保有物件の売却が進むのではないかと予測します。
つまり、まだまだ不動産市況の回復には時間がかかるのではないのでしょうか?
事業用(オフィス)のみならず、住居系(賃貸住宅)にも影響してくることも予想できますので、今後注意が必要ですね。
資産運用でREITなどを保有されている方は、よく検討してみて下さい。
※マンション購入を検討中の皆様、年度末が近づいてきましたが、中堅の不動産会社で経営破綻する企業がそろそろでてくるかもしれませんので、経営状態(決算発表・4半期決算も)のチェックは重要です!(マンションデベロッパーのみならず、施工会社についても。)
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