2009年12月01日
新設住宅着工戸数27%減少(10月度・前年同月比)
昨日、国土交通省は発表したデータです。詳細は以下の通り。
1.新設住宅着工戸数は 67,120戸。前年同月比 27.1%減、11か月連続の減少。
2.分譲住宅は 13,048戸(前年同月比 40.6%減, 11か月連続の減少)
マンションについては 4,712戸(同 63.4%減, 10か月連続の減少)
3.地域別の戸数の首都圏エリアは 総戸数(前年同月比 25.1%減)うちマンション(同 73.5%減)
国土交通省が統計を取り始めたのが1965年からとのことで、10月の数値としては過去最低の数値(新設住宅の着工戸数)であったようであります。また、特筆すべきは、マンションの落ち込みが激しく、前年同月比63.4%も減少しているというの大変脅威的な数字です。
今後の市場・環境を予想してみたいと思います。
→ このような状況から推測しますと、今後ますます新規の発売物件は限られてくる。
→ これから供給戸数が減ってきます。(デベロッパーが暫くの間、売れ行きが直ぐには回復しないと予測し、供給を抑制している可能性もあります。)
→ 大手は在庫(完成済のマンション)処分を優先し、新規供給を先送りしているとも考えられます。
※但し、体力のある大手不動産会社は持ち応えられますが、中堅以下の不動産会社は自転車操業であるので、新規のプロジェクトに金融機関からの融資が受けにくい状況である為、ますます淘汰が進む可能性があります。 → 今後、マンション分譲を行う企業は、大手・財閥系への寡占化が進むと予想されます。
以上
1.新設住宅着工戸数は 67,120戸。前年同月比 27.1%減、11か月連続の減少。
2.分譲住宅は 13,048戸(前年同月比 40.6%減, 11か月連続の減少)
マンションについては 4,712戸(同 63.4%減, 10か月連続の減少)
3.地域別の戸数の首都圏エリアは 総戸数(前年同月比 25.1%減)うちマンション(同 73.5%減)
国土交通省が統計を取り始めたのが1965年からとのことで、10月の数値としては過去最低の数値(新設住宅の着工戸数)であったようであります。また、特筆すべきは、マンションの落ち込みが激しく、前年同月比63.4%も減少しているというの大変脅威的な数字です。
今後の市場・環境を予想してみたいと思います。
→ このような状況から推測しますと、今後ますます新規の発売物件は限られてくる。
→ これから供給戸数が減ってきます。(デベロッパーが暫くの間、売れ行きが直ぐには回復しないと予測し、供給を抑制している可能性もあります。)
→ 大手は在庫(完成済のマンション)処分を優先し、新規供給を先送りしているとも考えられます。
※但し、体力のある大手不動産会社は持ち応えられますが、中堅以下の不動産会社は自転車操業であるので、新規のプロジェクトに金融機関からの融資が受けにくい状況である為、ますます淘汰が進む可能性があります。 → 今後、マンション分譲を行う企業は、大手・財閥系への寡占化が進むと予想されます。
以上