Favorites of Idiot

私、何だか疲れた時にはコレを見ます。

どうですか？
私は、コレでちょっと癒されます。

で、コレとコレで疲れを(特に精神的な疲れをね)とっぱらいます。
ヘッドフォンで目を閉じてじ〜っと聞いてると、気持ちが和らいでいくのがわかります(^o^)



この方は「土門秀明」さんという方です。
「Too Much Love Will Kill You」は、QUEENのギタリストBrianMayの曲。
「Walk To The Moon」は、土門さんがプロデュースしているスペインの歌手Siraさんに提供した曲です。

土門さんは、ロンドンで日本人初の公式「バスカー」として演奏活動をしておられます。
「バスカー」というのは、いわゆる路上で歌や演奏、大道芸を見せる人達のことなんですが、政府から許可を貰わないとやってはいけない事になっています。
この許可ってのが、結構大変らしく、技術が拙い者、品性が無いものには簡単に許可が降りないそうです。

見た目は、何だかむさ苦しいんですが(ゴメンなさいm(_ _)m)、実はこの方バブルガムブラザースのギタリストとして活躍されていた、プロのギタリストなんです。
その土門さんが、ロンドンでバスカーとして活動されてるんですが...

まぁ、波乱万丈というか、芸術家の思考は不思議だなぁというか...
なんとも、不思議な方です。

その辺りはこの本に詳しいので、興味がある方は一度お読みになってみて下さい。

ギター一本でロンドンに乗り込んだその行動力に圧倒されたり...
バスカー仲間達の奇妙(?)な話に笑ったり...
2005年の地下鉄同時爆破テロに遭遇した話で涙が出そうになったり...
音楽に賭ける氏の情熱と、愛情と、音楽が持つ素晴らしくも不思議な話に感動したり...

一読の価値はある...と思います。
因みに、「産經新聞が選ぶ2006年の最も面白かった本トップ3」に選ばれています