いびき解決と治療法

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一般的にいびきをかくのは、男性が圧倒的に多いのと考えられていますが、いびきは決して男性特有の症状ではありません。むしろ男性よりも女性の方がいびきを恥ずかしいと感じる気持ちは強く、深刻な悩みとなってしまいがちです。


男性のいびきの原因が、喫煙や飲酒の割合が多い為と考えられがちですが、実はいびきをかくことの男女差には、女性ホルモンが深く関与していると考えられています。





いびきの原因となる睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、男性に多いことは知られていますが、女性は、女性ホルモンによって、呼吸量や呼吸回数を増やす呼吸刺激作用があり、その為、女性の方が睡眠時の呼吸状態が安定しやすいという特徴があります。


女性で若い頃はいびきなんて全くかかなかったのに、50代になってから突然いびきをかくようになったという例が少なくありません。



それは、女性ホルモンの分泌は閉経によって著しく量が減ってしまうので、年齢を重ねる事によって、女性の睡眠時無呼吸症候群の患者数も徐々に増えている為です。


近年いびきをかく人の数は増加して、若い女性にも多くなってるという報告があります。若い女性がいびきをかいてしまうのは、先天的には気道が狭いことや、のどの周辺の筋肉の硬さが影響していると考えられています。


また、女性がいびきをかく後天的な原因は、肥満、喫煙、飲酒などが挙げられます。女性でいびきを改善したいという方は、寝酒や、寝る前の喫煙を控える、食生活の改善など生活習慣の見直しを行うと良いでしょう。


女性はもともと骨格的に気道が狭くなり易いことや、加齢による代謝の低下で脂肪がつきやすい年齢でもあります。特に首周りの脂肪は、喉の気道を圧迫していびきの原因になってしまいます。




いびきは人と一緒に寝る時に恥ずかしいという身持ちが、男性より女性の方が深刻な悩みとなっていますが、いびき自体が睡眠の質の低下により、肉体的・精神的にも悪い影響を及ぼします。ご自身のいびきに気づかれた方は、適切な処置を行うことをオススメ致します。